<既発表論文等目録>

 (2024年3月現在)

【論文・単著】

「『仮屋』小考―松の葉を屋根に葺くこと―」  〔要旨〕 〔補注〕
  (藤原良章・五味文彦編『絵巻に中世を読む』吉川弘文館、1995年12月、pp.101-145) 〔書評・紹介〕

「最勝光院御所障子絵ノート―『玉葉』記事の解釈をめぐって―」
  (『遙かなる中世』15、東京大学文学部日本史学研究室中世史研究会会報、1996年3月、pp.28-41)

「絵巻のなかの《伊予簾》」 (『月刊百科』407、平凡社、1996年9月、pp.19-27)  〔補注〕

「陳外郎関係史料集(稿)・解題―京都・陳外郎を中心に―」 〔PDF〕 〔補遺・訂正〕
  (『東京大学日本史学研究室紀要』2、東京大学人文社会系研究科・文学部日本史学研究室、1998年3月、pp.29-82)

「平安初期天皇の肖像誌」 (黒田日出男編『肖像画を読む』角川書店、1998年7月、pp.141-172) 〔書評・紹介〕 〔補注〕

「最勝光院御所障子絵ノート(続)―空間の復元、「第一の冥加」―」
  (『遙かなる中世』17、東京大学文学部日本史学研究室中世史研究会会報、1998年10月、pp.23-33)

「名所絵・行事絵としての最勝光院御所障子絵―法金剛院とのかかわり―」  〔訂正〕 〔要旨〕 〔resume〕
  (『美術史』146、美術史学会、1999年3月、pp.231-242)

「行列図について―鹵簿図・行列指図・絵巻―」(『古文書研究』53、日本古文書学会、2001年5月、pp.45-61) 〔訂正〕

「記録に貼り継がれた絵図―東京大学史料編纂所所蔵『徳大寺公清公記』所載「車絵図」を中心に―」 〔補注〕
  (『MUSEUM』575、東京国立博物館、2001年12月、pp.5-27) 

「伯耆『大山寺縁起絵巻』の発願者―長谷部信連の「末裔」―」(『東京大学史料編纂所研究紀要』14、2004年3月、pp.1-14)

「裏松本『神明鏡』の書写にみる戦国期東国文化」(『古文書研究』59、日本古文書学会、2004年9月、pp.35-51) 〔補注〕

「中世絵画と歴史学」(石上英一編『日本の時代史 30 歴史と素材』吉川弘文館、2004年11月、pp.254-299,文献目録〔PDF〕) 〔訂正〕

「「本槐門・新槐門図序文」について―九条殿・宇賀塚・深草祭をめぐる説話と歴史―」(『朱』49、伏見稲荷大社、2006年3月、pp.76-108) 〔訂正〕

「有馬温泉寺の縁起絵をめぐって―掛幅本と絵巻―」(日本温泉文化研究会『温泉の文化誌 論集 温泉学@』岩田書院、2007年6月、pp.11-76) 〔訂正〕  〔書評・紹介〕

「都市の信仰―像内納入品にみる奈良の年中行事―」(高橋慎一朗・千葉敏之編『中世の都市 史料の魅力、日本とヨーロッパ』東京大学出版会、2009年5月、pp.153-182) 〔補注〕  〔書評・紹介〕

「『玉葉』の「図絵春日御社」参詣をめぐって―夢告に注目して―」(『巡礼記研究』6、巡礼記研究会、2009年9月、pp.1-22) 〔補注〕

「院政期の行事絵と〈仮名別記〉・試論」(『文学』〔隔月刊〕10-5・特集「語りかける絵画」、岩波書店、2009年9月、pp.150-160) 〔訂正〕

「掛幅本「鞍馬寺縁起絵」の絵画史的位置」(佐野みどり・新川哲雄・藤原編『中世絵画のマトリックス』青簡舎、2010年9月、pp.104-142) 〔訂正〕 〔書評・紹介〕

「中世白描源氏絵への視座―縫物と鋏とを手がかりに―」(佐野みどり監修『源氏絵集成』藝華書院、2011年1月、研究篇pp.78-95) 〔訂正〕

「絵画史料に描かれた蔵」(小野正敏・五味文彦・萩原三雄編『中世人のたからもの』考古学と中世史研究8、高志書院、2011年7月、pp.81-110) 〔補注〕

「垂迹曼荼羅の環境・景観描写ノート」(津田徹英編『仏教美術論集2 図像学T』竹林舎、2012年5月、pp.369-388) 〔訂正〕

「最勝光院御所障子絵をめぐって―基本史料の解釈―」(加須屋誠編『仏教美術論集4 図像解釈学』竹林舎、2013年4月、pp.114-134) 1996・1998を再編し集約的に記述

「「観興寺縁起絵」における在地的描写―掛幅縁起絵の景観表現―」(佐野みどり・加須屋誠・藤原編『中世絵画のマトリックス』U、青簡舎、2014年2月、pp.156-189)

「「日吉山王利生記絵巻」復元の前提―僚巻模本の再発見―」(国文学研究資料館編『絵が物語る日本』三弥井書店、2014年3月、pp.65-80) 〔訂正〕

『史料としての猫絵』(日本史リブレット79、山川出版社、2014年5月、全108頁) 〔図版リンク集〕 〔補遺・訂正〕 〔書評・紹介〕 〔展示情報〕

「洛中洛外図屏風の祖型を探る―京中図を描く視点―」(京都文化博物館編『京を描く―洛中洛外図の時代―』、2015年3月、pp.226-235) 〔訂正〕

「東寺本『弘法大師行状絵』の灌頂行列図」(久留島浩編『描かれた行列 武士・異国・祭礼』東京大学出版会、2015年10月、pp.299-319) 〔補注〕

「日本中世の図譜的な舞楽図―〔舞楽散楽図〕と宗達屏風との狭間―」(上野学園大学日本音楽史研究所編『陽明文庫蔵舞絵〔舞楽散楽図〕・法隆寺旧蔵揩鼓』日本音楽史料叢刊1、思文閣出版、2016年3月、pp.71-82) 〔訂正〕

「尼浄阿一筆書写大般若経の転読料所と安置空間」(『説話文学研究』51、2016年8月、pp.126-135。国際仏教学大学院大学日本古写経研究所編『根津美術館蔵「春日若宮大般若経および厨子」調査報告書』2018年3月、pp.39-50、に補注を加えて再録)

「東寺本『弘法大師行状絵巻』の披覧記事」(佐野みどり先生古稀記念論集刊行会編『造形のポエティカ 日本美術史を巡る新たな地平』青簡舎、2021年3月、pp.531-556,1003-1005)〔目次〕 〔訂正〕

「洛中洛外図屏風の祖型を探る―行事図像の理解:歴博甲本の能舞台―」(『中世文学』68、2023年6月、pp.5-13) 〔参考〕 〔補注〕

「伏見・大光明寺の舞楽図障子について」(『国華』1537、2023年11月、pp.3-15)〔参考〕

拙稿に言及いただいた文献(未更新)


【翻刻+解題的研究】

「菊亭家本の賀茂(鴨)御幸記二種―洞院家文庫の遺品―」 〔補注〕
  (田島公編『禁裏・公家文庫研究』第一輯思文閣出版、2003年2月、pp.247-258) 〔書評・紹介〕
「中世薬師寺修二月会に関する史料群―『修二月条々事』翻刻に付して―」
  (勝俣鎮夫編『寺院・検断・徳政―戦国時代の史料を読む―』、山川出版社、2004年9月、pp.342-354) 〔書評・紹介〕
「『遍数』−翻刻と解題−」(『勧修寺論輯』2、勧修寺聖教文書調査団、2005年3月、pp.95-110)
「東京大学史料編纂所所蔵『台記』仁平三年冬記」(尾上陽介氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』16、2006年3月、pp.50-70)〔PDF〕 〔訂正〕
「高松宮家旧蔵『定能卿記』(安元御賀記)」(三島暁子氏と共著、田島公編『禁裏・公家文庫研究』第二輯、思文閣出版、2006年3月、pp.205-226) 〔訂正〕
「東京大学史料編纂所所蔵『和歌真字序集(扶桑古文集)』紙背文書」(末柄豊氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』17、2007年3月、pp.122-129)〔PDF〕
「東京大学史料編纂所所蔵島津家文書『玉ものまへ(玉藻前)』翻刻」(主に福地明美氏。2007年6月、HPより公開。2023年7月、UTokyo Repositoryに登録) 〔PDF〕
「承安三年最勝光院供養に関する史料」(田島公編『禁裏・公家文庫研究』第三輯、思文閣出版、2009年3月、pp.183-195) 〔訂正〕
「京都御所東山御文庫収蔵『政部類記』紙背文書」(尾上陽介氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』21、2011年3月、pp.76-82) 〔PDF〕 〔訂正〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『春日社社記』」(田島公編『目録学の構築と古典学の再生(2009〜2010年度報告書)』東京大学史料編纂所研究成果報告2009-4、2011年3月、pp.21-30) 〔PDF〕
「反町茂雄氏所蔵『渓嵐拾葉集』弁才天部(翻刻・解題)」(島根県古代文化センター編『島根県古代文化センター調査研究報告書 神々のすがた・かたちをめぐる多面的研究』2011年3月、pp.14-17、全98頁のうち) 〔在庫〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『定能卿記部類』八「興福寺供養」」(田島公編『禁裏・公家文庫研究』第四輯、思文閣出版、2012年3月、pp.147-162)
「春日大社所蔵『高麗曲』(楽書のうち)紙背文書」(『東京大学史料編纂所研究紀要』22、2012年3月、pp.102-108) 〔PDF〕
「佼成図書文書館所蔵勧修寺大経蔵本『覚禅鈔』修法表白−影印・解題−」(『勧修寺論輯』8、2012年7月、pp.49-82)
「中世春日社社記拾遺」(坪内綾子・巽昌子両氏と共著、『此君』4、2013年3月、pp.65-104) 〔訂正〕 ※翻刻のみ一部下記再掲
「春日大社所蔵大東家本『〔皇年代記〕』解題」(『春日大社所蔵 大東家文書目録』東京大学史料編纂所研究成果報告書2012-5、研究代表者・藤原、2013年3月、pp.103-108) 〔補注〕
「『古今最要抄』第十・清祓事」(同上、pp.109-119) 〔補注〕
「東京大学史料編纂所所蔵「弘長三年春日若宮神主中臣祐賢記」(『春日社旧記』のうち巻六)」(松村和歌子氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』23、2013年3月、pp.149-159) 〔PDF〕
「平子氏関連史料の紹介」(阿諏訪青美氏と共著、『横浜市歴史博物館紀要』17、2013年3月、pp.縦1-12) 〔訂正〕
「翻刻・解題」4点(『金光図書館の具注暦』東京大学史料編纂所研究成果報告2013-1、研究代表者・林譲、2013年6月、全116頁のうち) 〔訂正〕
「京都御所東山御文庫収蔵「神護寺文書」短報」(『画像史料解析センター通信』64、2014年1月、pp.18-21)
「春日大社所蔵『大東家旧記目録』」(『東京大学史料編纂所研究紀要』24、2014年3月、pp.115-120) 〔PDF〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『定能卿記部類』九「仏事」」(田島公編『禁裏・公家文庫研究』第五輯、思文閣出版、2015年3月、pp.237-248)
「春日大社所蔵『徳治三年神木入洛記(中臣延親記)』」(『東京大学史料編纂所研究紀要』25、2015年3月、pp.62-81) 〔PDF〕
「藤原光頼(桂大納言入道)出家後の動向―藤原惟方『大納言入道灌頂記』の紹介―」(『国際仏教学大学院大学 日本古写経研究所紀要』1、2016年3月、pp.35-46) 〔PDF〕 〔訂正〕
  →国際仏教学大学院大学日本古写経研究所編『日本古写経善本叢刊』10「法道寺蔵天平写経雑阿含経巻第三十六・岩屋寺蔵思渓版高僧伝巻第一」(2019年11月)に再録(pp.269-282:冒頭・部分の影印2点追加)
「東京大学史料編纂所所蔵〔永仁六年春日社造替条々注進〕(『春日社旧記』のうち巻九)」(三輪仁美氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』26、2016年3月、pp.70-82) 〔PDF〕
「春日大社所蔵『弘安五年御進発日記』(上)」(『東京大学史料編纂所研究紀要』27、2017年3月、pp.93-105) 〔PDF〕
「京都御所東山御文庫収蔵『伏見天皇御歌集』雑部・紙背文書(稿)」(田島公編『日本目録学の基盤確立と古典学研究支援ツールの拡充―天皇家・公家文庫を中心に―』研究成果報告書(最終報告)2017年3月、pp.縦31-43)
「泊浦・道智上人周辺の夢語り―市屋道場金光寺蔵『仏説目連救母経』紙背の起請文―」(『年報中世史研究』42、2017年5月、pp.55-74) 〔補注〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『定能卿記部類』六「御読経」・七「御願供養」」(田島公編『禁裏・公家文庫研究』第六輯、思文閣出版、2017年8月、pp.113-132)
「春日大社所蔵『弘安五年御進発日記』(下)」(『東京大学史料編纂所研究紀要』28、2018年3月、pp.101-111,口絵1) 〔PDF〕
「碧南市藤井達吉現代美術館所蔵「定家記切」について―建暦二年三月九日条と思しき『明月記』原本断簡―」(『碧南市藤井達吉現代美術館年報・研究紀要』平成28・29年度/No.5、2019年3月、pp.縦4-17) 〔PDF〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『定能卿記部類』三「行啓」・五「最勝講下」」(田島公編『禁裏・公家文庫研究』第七輯、思文閣出版、2020年3月、pp.75-92)
「京都御所東山御文庫所蔵『壬生地蔵絵詞』(翻刻)」(石井悠加氏と共著、田島公編『禁裏・公家文庫研究』第七輯、思文閣出版、2020年3月、pp.183-196)
「徳大寺家本『執政神斎類要』(『摂政関白神斎法』)」(太田克也氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』30、2020年3月、pp.126-141) 〔PDF〕
「春日大社所蔵『文正元年中臣延祐記』」(土山祐之氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』30、2020年3月、pp.179-195) 〔PDF〕
「国文学研究資料館所蔵『春日御遷坐御帰坐日記』(法隆寺記録)」(土山祐之氏と共著、『年報中世史研究』45、2020年5月、pp.179-208) 〔訂正〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『後嵯峨上皇春日御幸次第』」(『東京大学史料編纂所研究紀要』31、2021年3月、pp.93-102) 〔PDF〕 〔訂正〕
「『寛正五年中臣祐識記』(上)」(土山祐之氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』31、2021年3月、pp.112-132) 〔PDF〕 〔訂正〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『朝覲行幸次第草』・『朝覲行幸次第』―藤原忠通『玉林』佚文拾遺―」(太田克也氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』32、2022年3月、pp.93-105)  〔PDF〕
「『寛正五年中臣祐識記』(下)」(土山祐之氏と共著、『東京大学史料編纂所研究紀要』32、2022年3月、pp.153-177) 〔PDF〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『定能卿記部類』二「臨時行幸」」(田島公編『禁裏・公家文庫研究』第八輯、思文閣出版、2022年3月、pp.155-176) 〔補注〕
「天理大学附属天理図書館所蔵「春日社行幸記」(弘安九年中臣祐春記)」(『東京大学史料編纂所研究紀要』33、2023年3月、pp.125-134)
「『〔東京帝国大学附属図書館所蔵〕絵画本目録稿』翻刻」(丹藤真子氏・佐竹朋子氏と共著、UTokyo Repository、2023年6月、pp.1-30)〔PDF〕 〔補注〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『八幡并賀茂行幸記』(『中右記』抜書)」(太田克也・糸賀優理氏と共著、UTokyo Repository、2024年3月、pp.1-14)※『大日本史料』を再編 〔PDF〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『春日若宮御本地并大明神御垂跡事』」(巽昌子氏・糸賀優理氏と共著、UTokyo Repository、2024年3月、pp.1-2)※『此君』4を再編 〔PDF〕
「宮内庁書陵部所蔵九条家本『秘中秘書 春日大明神御事』」(糸賀優理氏と共著、UTokyo Repository、2024年3月、pp.1-3)※『此君』4を再編 〔PDF〕


【史料紹介・解説、小論】

「口絵解説 異本『本朝文粋』断簡」(『日本歴史』627、2000年8月) 〔補注〕
「史料編纂所島津本『玉ものまへ』について」
   (『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』(以下『画像史料解析センター通信』と略す)11、2000年10月)
「口絵解説 車絵図(『徳大寺公清公記』所収)」(『日本歴史』632、2001年1月)
「洛中洛外図屏風に描かれた七野社」(『画像史料解析センター通信』15、2001年10月) 〔訂正〕
「作品解説」8点(共同執筆を含む。東京国立博物館・東京大学史料編纂所編『時を超えて語るもの−史料と美術の名宝−』2001年12月)
「平治物語絵巻」「軍記物語絵」「賀茂祭絵詞」「嵯峨祭絵巻」「英雄画史」
   (『チェスター・ビーティー・ライブラリィ 絵巻絵本解題目録』、勉誠出版、2002年3月)
「大和田原本・楽田寺の勧進帳」(『季刊ぐんしょ』再刊58、続群書類従完成会、2002年10月、pp.11-16) 〔補注〕
「東寺蔵「嵯峨天皇像」と史料編纂所蔵正親町本「後二条院御影粉本」」(『画像史料解析センター通信』21、2003年4月、pp.1,4-6)
「『大乗院寺社雑事記』に記された「天下絵所」」(『画像史料解析センター通信』22、2003年7月、pp.1-5) 〔補注〕
「東山御文庫本『誓願寺縁起』と掛幅『誓願寺縁起絵』」(『画像史料解析センター通信』24、2004年2月、pp.24-28) 
「史料編纂所所蔵正親町本「後花園天皇像模本」について」(『画像史料解析センター通信』26、2004年7月、pp.1-3) 〔訂正〕
「用語解説」6点(勝俣鎮夫編『寺院・検断・徳政―戦国時代の史料を読む―』山川出版社、2004年9月)
「『兼仲卿記』紙背文書の墨映・覚書」(『季刊ぐんしょ』再刊71、続群書類従完成会、2006年1月、pp.9-19) 〔訂正〕
「仏画のなかに描かれた肖像・覚書(1)」(『画像史料解析センター通信』32、2006年1月、pp.20-21) 〔一覧表統合版〕  〔補注〕
「仏画のなかに描かれた肖像・覚書(2)」(『画像史料解析センター通信』34、2006年7月、pp.7-11)
「仏画のなかに描かれた肖像・覚書(3)」(『画像史料解析センター通信』35、2006年10月、pp.10-12)
「仏画のなかに描かれた肖像・覚書(4)」(『画像史料解析センター通信』36、2007年1月、pp.19-22)
「仏画のなかに描かれた肖像・覚書(5・終)」(『画像史料解析センター通信』37、2007年4月、pp.10-13)
「軒端の鞠―『絵巻物による日本常民生活絵引』のひとこま―」
   (『非文字資料研究』14、神奈川大学21世紀COEプログラム「人類文化研究のための非文字資料の体系化」ニューズレター、2006年12月、pp.22-23) 〔訂正〕
「春日権現験記絵」 「安徳天皇縁起絵」 「粉河寺縁起絵巻」 「太平記絵巻」 (『別冊歴史読本58 合戦絵巻 合戦図屏風』新人物往来社、2007年1月)
「温泉寺縁起絵」(『国華』1338、2007年4月、pp.25-28)
「紙形(肖像画稿):石清水八幡宮歴代社務影紙形」(『画像史料研究の成果と課題』東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター開設10周年記念研究集会パンフレット、2007年6月、pp.3-5) 〔PDF〕
「『勧修寺古事』」(『勧修寺論輯』3・4合併号、2007年7月、pp.1-4)
「醍醐寺本「温泉山住僧薬能記」について」(『画像史料解析センター通信』39、2007年10月、pp.9-12)
「解説 和歌真字序集」(『東京大学史料編纂所影印叢書2 平安鎌倉記録典籍集』八木書店、2007年11月、pp.3-8)
「永徳筆「洛外名所遊楽図屏風」と上杉本「洛中洛外図屏風」談義」(『画像史料解析センター通信』40、2008年1月、pp.6-14)
「近世即位儀の絵図―東京大学史料編纂所架蔵本について―」(科学研究費研究成果報告書『画像史料解析による前近代日本の儀礼構造の空間構成と時間的遷移に関する研究』2008年3月、pp.6-19)〔PDF〕 〔補注〕
「寛政復古清凉殿の障子絵に関する史料―東京大学史料編纂所所蔵裏松家旧蔵史料より―」(同上、pp.20-35)
「中世荘園絵図の原本調査をめぐる諸課題」および個別解説3点(科学研究費研究成果報告書『荘園絵図の史料学とデジタル画像解析の発展的研究』2008年3月、pp.29-40,縦22-28,縦36-38)
「源平合戦のなかの〈三種の神器〉―『玉葉』にみる「神鏡・剣璽」問題―」(『歴史読本』53-6、2008年6月、pp.136-143)
「僧玄海笛譜等注文」(『東京大学史料編纂所影印叢書5 平安鎌倉古文書集』、八木書店、2009年5月) 〔訂正〕
「国立国会図書館所蔵「鞍馬縁起」について」(『画像史料解析センター通信』48、2010年1月、pp.1-9)
「「中御門逆修」地蔵菩薩像の像内納入印仏」(町田市立国際版画美術館編『救いのほとけ―観音と地蔵の美術―』2010年10月、pp.24-32) 〔訂正〕
「作品解説」20点(島根県立古代出雲歴史博物館編『神々のすがた』2010年10月、全130頁のうち)
「荻野仲三郎氏旧蔵の「石清水八幡宮曼荼羅」―模写・古写真の紹介―」(『画像史料解析センター通信』51、2010年10月、pp.2-9)
「絵画に描かれた神々と霊地」(『しまねの古代文化』18、2011年3月、pp.14-31)*シンポジウム記録
「民族誌としての上杉本「洛中洛外図屏風」覚書」(群馬県立歴史博物館ほか『洛中洛外図屏風に描かれた世界』2011年3月、pp.94-96)*文献目録pp.132-133 〔補注〕
「妙法院所蔵『〔神像絵巻〕』(影印・解題)」(上掲『神々のすがた・かたちをめぐる多面的研究』2011年3月、pp.12-13,56-69)
「古代出雲歴史博物館所蔵の中世神仏関係絵画」(同上、pp.18-24,47-48,70-86) *『覚禅鈔』大黒天法の影印を含む。 〔訂正〕
「作品解説」4点(奈良国立博物館編『おん祭と春日信仰の美術』、2011年12月、全80頁のうち)
「京都御所東山御文庫本「大臣似絵」覚書」(田島公編『目録学の構築と古典学の再生(2011年度報告書)』2012年3月、pp.縦58-61) 〔訂正〕
「安徳天皇縁起絵 色紙釈文・復元釈文」(『赤間神宮宝物図録』2012年5月、全108頁のうち)
「作品解説」11点(サントリー美術館編『お伽草子』、2012年9月、全216頁のうち) 〔訂正〕
「延慶三年実遍書写本『覚禅鈔』管見」(『画像史料解析センター通信』59、2012年10月、pp.1-14) 〔訂正・補遺〕
「作品解説」2点(奈良国立博物館編『おん祭と春日信仰の美術』2012年12月、全80頁のうち)
「説話文学会五十周年記念大会の記録 第一セッション 説話とメディア―媒介と作用― コメント」(説話文学会編『説話から世界をどう解き明かすのか』笠間書院、2013年7月、pp.112-120)*〔掛幅本「融通念仏縁起絵」によせて〕
「職人の姿」(国立歴史民俗博物館編『時代を作った技―中世の生産革命―』2013年6月、pp.90-95)
「海の見える杜美術館所蔵「鞍馬寺縁起絵」模本について」(『画像史料解析センター通信』62、2013年7月、pp.13-18)
「「伝統」に隠れた多彩さ 貴族も楽しんだ笑い話の絵巻」(『週刊朝日百科 週刊新発見!日本の歴史』25、朝日新聞出版、2013年12月、p.19)
「作品解説」9点(サントリー美術館編『徒然草』2014年6月、全192頁のうちpp.161〜164,166-169)
「兵庫県立歴史博物館所蔵の「〔第七櫃絵目録〕」―宝蔵絵の可能性―」(『画像史料解析センター通信』66、2014年7月、pp.16-19) 〔補注〕
「応仁・文明の乱前夜の将軍家御物と同朋衆」(三井記念美術館編『東山御物の美』2014年10月、pp.154-157)
「台紙付写真に写された史料の行方―朝吹英二氏所蔵の場合―」(『画像史料解析センター通信』68、2015年1月、pp.15-17、貫井裕恵氏と共著)〔訂正〕
「隆兼筆の「絵本」を所持する隆章―一通の紙背文書から―」(『画像史料解析センター通信』70、2015年7月、pp.10-15) 〔補注〕
「作品解説」6点等(『中世の人と美術』大和文華館、2015年9月、pp.29,35,53-56)
「春日大社着到殿の規模変遷―春日宮曼荼羅の景観年代に関して―」(『画像史料解析センター通信』72、2016年1月、pp.6-11)
「林原美術館所蔵『日本古筆手鑑』所収の『明月記』断簡」(『武蔵野文学』64、武蔵野書院、2016年12月、pp.35-42,口絵4)
「蓮華王院宝蔵の「大嘗会御禊行幸絵」」「紀貫之自筆本『土左日記』の流転」「中世の絵目録いろいろ」、作品解説14件(サントリー美術館編『絵巻マニア列伝』2017年3月) 〔正誤〕
「大般若波羅蜜多経 中間報告(法華寺)」(『横浜の文化財―横浜市文化財総合調査概報―』25、2017年3月、pp.12-17)
「仁和寺所蔵「絵目録」断簡について」(『画像史料解析センター通信』77、2017年4月、pp.4-14)
「〔第七櫃絵目録〕続考―絵櫃の貸借に関する史料―」(『画像史料解析センター通信』79、2017年10月、pp.10-13)
「泉涌寺「補陀海山」扁額の模写」(神奈川県立金沢文庫編『唐物』2017年11月、pp.103-104)
「広橋家旧蔵・東洋文庫所蔵「擬似曼荼羅」(北野種子曼荼羅)について」(『画像史料解析センター通信』81、2018年4月、pp.5-9)〔正誤〕
「舞絵」(田島公企画・監修『陽明文庫設立80周年記念特別研究集会 記念図録』(科研費S「天皇家・公家文庫収蔵史料の高度利用化と日本目録学の進展」、2018年7月、pp.14-17。田島公編『陽明文庫 近衞家伝来の至宝』吉川弘文館、2019年4月、pp.16-19、再録)
「明月記断簡」(碧南市藤井達吉現代美術館編『へきなんの文化財』2018年9月、p.97,106)
「コメント」(シンポジウム「画中詞研究への視座―絵と言葉のナラトロジー―」『説話文学研究』53、2018年8月、pp.145-150)
「和歌・次第を記した扇」、「作品解説」13件(サントリー美術館編『扇の国、日本』2018年11月、pp.48-52他、全304頁内)〔訂正〕
「本調査報告 書跡・典籍 大般若波羅蜜多経 法華寺」(『横浜の文化財―横浜市文化財総合調査概報―』26、2019年3月、pp.10-29)
「口絵解説 『聆涛閣集古帖』乗輿一」(『日本歴史』854、2019年7月、pp.口絵1-2)
「表紙解説 東京大学総合図書館所蔵『拾芥抄』下冊」(『画像史料解析センター通信』86、2019年7月、p.1)
「上杉本「洛中洛外図屏風」をめぐる新説について―行列従者・輿の理解―」(『画像史料解析センター通信』87、2019年10月、p.2-9) 〔訂正〕 〔PDF〕
「法道寺蔵『雑阿含経』巻第三十六(五月十一日経)巻末別紙墨書について」(国際仏教学大学院大学日本古写経研究所編『日本古写経善本叢刊』10「法道寺蔵天平写経雑阿含経巻第三十六・岩屋寺蔵思渓版高僧伝巻第一」2019年11月、pp.91-92)
「仏師院恵関係文書」(田島公監修『陽明文庫講座 図録1(令和元年・2019年度)』、科研費S「天皇家・公家文庫収蔵史料の高度利用化と日本目録学の進展」、2020年2月、pp.20-21)
「「大殿申下文断簡」―法住寺殿不動堂の本尊返還をめぐる機微―」(名和修・尾上陽介・田島公監修『陽明文庫講座 図録2(2020年度)』、東京大学史料編纂所・陽明文庫、2021年2月、pp.8-9)
「法華寺(横浜市港北区師岡町)所蔵『大般若波羅蜜多経』について」「高部屋神社(伊勢原市下糟屋)の古経典類」「【資料】師岡熊野神社蔵「師岡熊野神社縁起書」」(神奈川県立金沢文庫編『武蔵国鶴見寺尾郷絵図の世界』2021年3月、pp.75-79,91) 〔参考:一部判断変更〕 〔補注〕
「慈鎮和尚夢想記」〔2001年『時を超えて語るもの』加筆〕「承久三、四年日次記残闕」「無常講式」「時代不同歌合絵断簡」(京都文化博物館編『承久の乱』2021年4月、pp.200-01,207-08,210-12)
「建暦元年「蔵人所孔雀経御修法用途奉送状」―醍醐寺地蔵院旧蔵の宿紙文書―」(島晶彦氏と共著、『画像史料解析センター通信』92、2021年4月、pp.14-22) 〔PDF〕 〔補注〕
「本所所蔵の画像史料 『盆菖図譜』」(『画像史料解析センター通信』93、2021年7月、pp.28-29) 〔PDF〕
「「権大納言某書状」―墨映「主殿寮年預補任状案」―」(名和修・尾上陽介・田島公監修『陽明文庫講座 図録3(2021年度)』、東京大学史料編纂所・陽明文庫、2022年2月、pp.28-30)
「中世史料の多様性」(『論点・日本史学』ミネルヴァ書房、2022年8月、pp.136-7)
「国立歴史民俗博物館所蔵『聆涛閣集古帖』所収「二条良実似絵写」―列影図の伝来に関連して―」(『画像史料解析センター通信』98、2022年10月、pp.10-14) 〔訂正〕 〔PDF〕
「五大虚空蔵法勤修事 元応三年」(神奈川県立金沢文庫編『法会への招待』2022年10月、p.90)
「仁和寺に残る伏見宮関係の目録―永禄年間の三通―」(『古文書研究』94、2022年12月、pp.80-92)
「国立歴史民俗博物館所蔵『聆涛閣集古帖』所収「小野道風像写」―木村蒹葭堂と吉田家―」(『画像史料解析センター通信』99、2023年1月、pp.16-18)  〔PDF〕
「『勘例』紙背文書―「城南寺競馬絵」に関する四条隆持書状―」(名和修・尾上陽介・田島公監修『陽明文庫講座 図録4(2022年度)』、東京大学史料編纂所・陽明文庫、2023年2月、pp.26-27)
「光格上皇が造らせた二つの輿」「『聆涛閣集古帖』と版本『聆涛閣帖』・手鑑『聆涛閣帖』」「近代における吉田家蒐集古文書の調査」「吉田家旧蔵手鑑『聆涛閣帖』内容略目録」、作品解説39件(国立歴史民俗博物館編『いにしえが、好きっ! 近世好古図録の文化誌』2023年3月、全255頁のうち) 〔訂正〕
「高野大師行状絵断簡「二人弟子」」(『国華』1529、2023年3月、pp.27,29-31)
「野口遵氏寄贈原本類についての覚書」(『画像史料解析センター通信』100、2023年4月、pp.6-16)〔訂正〕 〔PDF〕 〔出典リンク集〕
「『勘例』紙背文書―光厳・崇光両院の帰京―」(名和修・金田章裕・田島公監修『陽明文庫講座 図録5』東京大学史料編纂所・陽明文庫・京都府京都学・歴彩館、2023年11月、pp.22-23)
「『晴富宿禰記』紙背文書にみえる「洛中図」―洛中洛外図研究と史料の読み直し―」(『画像史料解析センター通信』103、2024年1月、pp.14-20) 〔出典リンク集〕 NEW


【書評・文献紹介】
「新刊紹介 村山修一著『天神御霊信仰』」 (『史学雑誌』105-7、史学会、1996年7月) →NII
「新刊紹介 小泉・玉井・黒田編『絵巻物の建築を読む』」(『年報 都市史研究』5、山川出版社、1997年10月)
「文献案内 近本謙介「春日をめぐる因縁と言説」」(『画像史料解析センター通信』7、1999年10月)
「書評と紹介 武田佐知子編『一遍聖絵を読み解く』」(『日本歴史』618、1999年11月)
「書評 保立道久著『物語の中世』」(『歴史評論』596、1999年12月)
「文献案内 大原嘉豊「平等院鳳凰堂本尊後壁表面画主題に関する試論」」(『画像史料解析センター通信』10、2000年7月)
「文献案内 大島由紀夫「『三国三社権現縁起』研究序論」」(『画像史料解析センター通信』11、2000年10月)
「文献案内 『論集平安文学』第六集「平安文学と絵画」」(『画像史料解析センター通信』16、2002年1月)
「文献案内 馬渕美帆「絵巻の風俗表現と風俗画」」(『画像史料解析センター通信』18、2002年7月)
「文献案内 石川透「草紙屋城殿の周辺」」(『画像史料解析センター通信』19、2002年10月)
「文献案内 野口剛「絵師の僧位叙任をめぐる断章」/岩田由美子「近江の画人高田敬輔再考」」(同上)
「文献案内 大山昭子「修理報告 一遍上人絵伝」」(同上)
「文献案内 伊藤大輔「似絵と尚歯会図」」(『画像史料解析センター通信』20、2003年1月)
「文献案内 成原有貴「描かれた尼姿の意味」」(『画像史料解析センター通信』21、2003年4月)
「2002年の歴史学界―回顧と展望― 日本/中世/文化」(『史学雑誌』112-5、2003年5月)
「文献案内 泉万里「壬生地蔵縁起絵巻とその周辺」」(『画像史料解析センター通信』23、2003年10月)
「文献案内 中野真麻理「『十二類歌合』覚書」」(『画像史料解析センター通信』24、2004年2月)
「文献案内 古川元也執筆『山北町文化財調査報告書 箱根権現縁起絵巻』」(『画像史料解析センター通信』26、2004年7月)
「文献案内 原水民樹「奈良絵本保元・平治物語について」」(『画像史料解析センター通信』27、2004年10月)
「文献案内 原口志津子「富山・本法寺蔵「法華経曼荼羅」の図像解釈と勧進僧浄信」」(同上)
「『洛中洛外図屏風』関係文献目録 付・上杉本『洛中洛外図屏風』の季節外れの景物−黒田日出男『謎解き 洛中洛外図』W章・補注−」(科学研究費研究成果報告書『第二定型洛中洛外図屏風の総合的研究』研究代表者・黒田日出男、2005年3月)
「文献案内 杉野愛「当麻寺本「当麻曼荼羅縁起絵」二幅の画面構成」」(『画像史料解析センター通信』33、2006年4月)
「文献案内 九州国立博物館編『きゅーはくの絵本A南蛮屏風 じろじろ ぞろぞろ』」(同上)
「米倉迪夫『源頼朝像−沈黙の肖像画−』初版刊行後の神護寺三像をめぐる研究動向・文献一覧」(米倉迪夫『源頼朝像−沈黙の肖像画−』平凡社ライブラリー、2006年6月)  〔訂正〕
「文献案内 泉万里『扇のなかの中世都市−光円寺所蔵「月次風俗図扇面流し屏風」−』」(『画像史料解析センター通信』35、2006年10月)
「文献案内 鴈野佳世子『源誓上人絵伝』についての一考察 」」(『画像史料解析センター通信』37、2007年4月)
「文献案内 笠嶋忠幸「佐竹本三十六歌仙絵と「人麿像」について」 」(『画像史料解析センター通信』39、2007年10月)
「文献案内 渡辺里志「西尾市岩瀬文庫蔵『鳳凰堂模写帖』と明治期鳳凰堂模写事業」」(同上)
「文献案内 サントリー美術館編『鼠草子絵本』」(『画像史料解析センター通信』40、2008年1月)
「文献案内 福島和夫「〔古楽図〕考 付陽明文庫本影印」」(『画像史料解析センター通信』42、2008年7月)
「文献案内 坂本明子「豊国祭礼図の成立と展開」」(同上)
「文献案内 井戸美里「「月次風俗図屏風」の成立と享受に関する一考察―旧岩国藩吉川家伝来について―」」(同上)
「文献案内 水谷類「賽の河原に描かれたラントウ」」(同上)
「書評と紹介 『兵範記人名索引』」(『古文書研究』66、2008年8月)
「文献案内 羽田聡「「法華経要文和歌懐紙」の伝来と復元」」(『画像史料解析センター通信』43、2008年10月)
「文献案内 静嘉堂文庫美術館編『国宝 俵屋宗達筆 源氏物語関屋澪標図屏風』」(同上)
「文献案内 野口康「金碧障壁画の金箔の復元研究」」(同上)
「文献案内 東京国立博物館編『法隆寺献納宝物特別調査概報]][』等」(『画像史料解析センター通信』44、2009年1月)
「文献案内 佐々木守俊「覚音寺千手観音菩薩立像と納入印仏」」(同上)
「文献案内 三上喜孝「仏堂墨書の世界―天童市若松寺観音堂の墨書調査から―」」(同上)
「文献案内 副島弘道編「東京都羅漢寺の仏像―調査研究報告―」」(『画像史料解析センター通信』45、2009年4月)
「文献案内 和歌山市立博物館編『岩瀬広隆』」(同上)
「文献案内 山本聡美・西山美香編『九相図資料集成』」(『画像史料解析センター通信』46、2009年7月)
「文献案内 泉武夫「北野天満宮蔵「舞楽図」衝立について」」(同上)
「文献案内 京都府立丹後郷土資料館編『丹後丹波の薬師信仰』、鳥取県立博物館編『はじまりの物語』」(同上)
「文献案内 横内裕人「重源における宋文化―日本仏教再生の試み―」」(『画像史料解析センター通信』47、2009年10月)
「文献案内 橋村愛子「「平家納経」の思想と装飾プログラム―宝塔品紙背にみる四季絵と法華経二十八品大意絵との関わりから―」」(同上)
「文献案内 渋谷区立松濤美術館編『江戸の幟旗―庶民の願い・絵師の技―』」(同上)
「文献案内 丸山陽子『歌人兼好とその周辺』第四章」(『画像史料解析センター通信』48、2010年1月)
「文献案内 上野友愛「「清水寺参詣曼荼羅」の空間構成―〈塔〉が果たす役割―」・「「清水寺参詣曼荼羅」試論―想定された享受者層をめぐって―」」(『画像史料解析センター通信』48、2010年1月)
「文献案内 〔根津美術館〕「特集=国宝「那智瀧図」―昭和の修理を終えて―」」(『画像史料解析センター通信』49、2010年4月)
「文献案内 龍澤彩「甲子園学院所蔵「鼠の草子絵巻」について」」(同上)
「書評 小島道裕著『描かれた戦国の京都 洛中洛外図屏風を読む』」(『歴博』160、2010年5月)
「文献案内 大津市歴史博物館編『元三大師良源』」(『画像史料解析センター通信』50、2010年7月)
「文献案内 細川武稔「東岩蔵寺と室町幕府」」(同上)
「文献案内 末松剛「『年中行事絵巻』にみえる関白賀茂詣について」」(『画像史料解析センター通信』51、2010年10月)
「文献案内 日沖敦子『毛髪で縫った曼荼羅』」(『画像史料解析センター通信』52、2011年1月)
「文献案内 下坂守「中世「四条河原」考―描かれた「四てうのあおや」をめぐって―」」(『画像史料解析センター通信』54、2011年7月)
「文献案内 津田卓子「八曲一双 洛中洛外図屏風について」」(同上)
「文献案内 小林健二「能《源氏供養》制作の背景―石山寺における紫式部信仰―」」(『画像史料解析センター通信』55、2011年10月)
「文献案内 津田徹英「了源上人の御首」」(同上)
「文献案内 川崎剛志「熊野参詣儀礼の図像化―フーリア美術館所蔵「熊野宮曼荼羅」をめぐって―」」(『画像史料解析センター通信』56、2012年1月)
「新刊紹介 小田雄三著『後戸と神仏』」(『史学雑誌』121-1、2012年1月) 〔PDF〕
「文献案内 松山充宏「画讃で読み解く太子絵伝―瑞泉寺本の制作者を探る―」」(『画像史料解析センター通信』57、2012年4月)
「文献案内 古川攝一『大和文華館の垂迹画』」(同上)
「文献案内 阿部美香「『融通念仏縁起』のメッセージ―正和本絵巻の成立の意義をめぐって―」」(『画像史料解析センター通信』58、2012年7月)
「文献案内 八反祐太郎「神宮文庫蔵「祇園祭之図」について―祇園祭礼図の成立に関する試論―」」(同上)
「文献案内 福原敏男『江戸最盛期の神田祭絵巻―文政六年御雇祭と附祭―』・同『西条祭礼絵巻―近世伊予の祭礼風流―』」(『画像史料解析センター通信』61、2013年4月)
「文献案内 落合謙暁「土佐家伝来の伝足利義政像について」」(『画像史料解析センター通信』62、2013年7月)
「文献案内 森川英純「春日権現験記絵に見える三口綱所・御前中綱・鎰取について」」(『画像史料解析センター通信』64、2014年1月)
「文献案内 最上義光歴史館編『重要文化財 光明寺本 遊行上人絵』」(同上)
「文献案内 岩間香「寛政度復古内裏における昆明池障子の復元過程―裏松固禅と土佐光貞の関与―」」(『画像史料解析センター通信』66、2014年7月)
「文献案内 千田孝明「宇都宮と『日光山縁起』―三本の絵巻を中心に―」」(同上)
「文献案内 廣海伸彦「出光美術館所蔵「祇園祭礼図屏風」の研究」」(『画像史料解析センター通信』67、2014年10月)
「文献案内 本井牧子「『釈迦の本地』とその淵源―『法華経』の仙人給仕をめぐる―」」(同上)
「文献案内 相澤正彦「竹生島祭礼図と狩野派」」(『画像史料解析センター通信』68、2015年1月)
「文献案内 泉武夫『竹を吹く人々―描かれた尺八奏者の歴史と系譜―』」(『画像史料解析センター通信』69、2015年4月)
「文献案内 川崎剛志・刈米一志・土井通弘編『備前国西大寺縁起絵巻』」(同上) 〔訂正〕
「文献案内 吉田ゆり子・八尾師誠・千葉敏之編『画像史料論 世界史の読み方』」(『画像史料解析センター通信』70、2015年7月)
「文献案内 中尾堯監修『日蓮宗本山小松原山鏡忍寺御宝蔵 日蓮聖人註画讃』」(同上)
「文献案内 阿部泰郎監修、江口啓子・鹿谷祐子・玉田沙織編『室町時代の少女革命 『新蔵人』絵巻の世界』」(『画像史料解析センター通信』71、2015年10月)
「文献案内 大藪海「洛中洛外図屏風歴博甲本人物データベース各項目の立項方法と入力語」」(『画像史料解析センター通信』72、2016年1月)
「文献案内 土谷真紀「狩野派における「酒飯論絵巻」の位相―文化庁本を中心に―」」(同上)
「文献案内 石田実洋「所謂『文安御即位調度図』の祖本をめぐって」」(同上)
「文献案内 加藤悦子「夢の表象? ―夕顔あるいは瓢―」」(『画像史料解析センター通信』74、2016年7月)
「文献案内 大高康正「富士山の参詣曼荼羅を絵解く―重要文化財指定本と新出松栄寺本―」」(『同上』)
「文献案内 西野由紀「物洗ふ女―『大和名所図会』における久米仙人伝承の図像―」」(『同上』)
「書評 原口志津子『富山・本法寺蔵法華経曼荼羅図の研究』」(『中外日報』2016年8月26日)〔法蔵館ブログ〕
「新刊紹介 奈良国立博物館・東京文化財研究所編『大徳寺伝来五百羅漢図』」(『史学雑誌』125-11、2016年11月、pp.101-103)
「文献案内 内田啓一「妙法院蔵神像図像巻の図像学的考察」」(『画像史料解析センター通信』76、2017年1月)
「文献案内 井上優・野邑知恵「滋賀県作成公文書簿冊「自昭和十七年至仝十九年 金属回収除外申請」について」」(同上)
「文献案内 野田浩子「伊井直孝拝領の洛中洛外図―歴博甲本の伝来論によせて―」」(『画像史料解析センター通信』77、2017年4月)
「書評と紹介 瀬田勝哉編『変貌する北野天満宮』」(『日本歴史』830、2017年7月、pp.101-103)
「文献案内 藤田勝也「平安・鎌倉時代の織戸、織戸中門」」(『画像史料解析センター通信』78、2017年7月)
「文献案内 門脇むつみ「狩野探幽筆、翠巌宗aほか賛「荒尾崇就像」(景福寺)について」」(同上)
「文献案内 錦織亮介「黄檗画像画師・補遺(一)―喜多元規以外と以後の画師たち―」・「黄檗画像画師・補遺(二)―初期の画像画師・補遺―」」(同上)
「文献案内 桑原康郎「展覧会新出の「竹生島祭礼図」について」」(『画像史料解析センター通信』79、2017年10月)
「文献案内 徳仁親王・木村真美子「『門室有職抄』に見える車文と「大顔」車について」」(『画像史料解析センター通信』80、2018年1月)
「文献案内 安松みゆき『ナチス・ドイツと〈帝国〉日本美術』」(同上)
「文献案内 苫名悠「《彦火々出見尊絵巻》に見られる名所絵的性格とその意義」」(『画像史料解析センター通信』82、2018年7月)
「文献案内 滝澤みか「早稲田大学図書館所蔵『平治物語絵巻 六波羅合戦巻』について」・伊藤悦子「久留米文化財収蔵館寄託「合戦絵巻」(『平治物語絵巻』「六波羅合戦巻」模本)について」(同上)
「文献案内 北区飛鳥山博物館編『徳川家光と若一王子縁起絵巻』」(同上)
「文献案内 出光美術館編『江戸名所図屏風と都市の華やぎ』」(『画像史料解析センター通信』83、2018年10月)
「文献案内 鍛治宏介「江戸時代手習所における七夕祭の広がりと書物文化」」(『画像史料解析センター通信』85、2019年4月)
「文献案内 稲本万里子『源氏絵の系譜 平安時代から現代まで』」(『画像史料解析センター通信』86、2019年7月)
「文献案内 菅原正子「将軍足利家の肖像画にみえる服飾―桐文と金襴―」」(『画像史料解析センター通信』87、2019年10月)
「新刊紹介 太田昌子編著『志度寺縁起絵』」(『史学雑誌』128-11、2019年11月、pp.86-87) 〔PDF〕
「文献案内 伊東祐子校訂・訳注『中世王朝物語全集 二二 物語絵巻集』」(『画像史料解析センター通信』88、2020年1月)
「文献案内 元興寺文化財研究所編『四天王寺亀井堂石造物調査報告書』」(『画像史料解析センター通信』89、2020年4月)
「文献案内 福原敏男「傘に吊るす御守―子どもの魔除け―」」(同上)
「文献案内 黒田智・吉岡由哲『草の根歴史学の未来をどう作るか』」(『画像史料解析センター通信』90、2020年10月)
「文献案内 満田さおり「紫宸殿御帳台の継壇に関する復元的研究―即位関連儀式の玉座にみる平安復古の理想とその実現―」」(『画像史料解析センター通信』91、2021年1月)
「新刊紹介 高岸輝著『中世やまと絵史論』」(『史学雑誌』130-1、2021年1月、pp.106-107) 〔PDF〕
「文献案内 奈良国立博物館・東京文化財研究所編『国宝信貴山縁起絵巻調査報告書』研究・資料編」(『画像史料解析センター通信』92、2021年4月)
「文献案内 村木敬子「『玩貨名物記』に見る後鳥羽院本歌仙絵について」」(同上)
「書評と紹介 山本聡美著『中世仏教絵画の図像誌』」(『日本歴史』876、2021年5月、pp.93-95)〔本文〕
「文献案内 樋笠逸人「鴨社古図(賀茂御祖神社絵図)と賀茂社御参籠」」(『画像史料解析センター通信』93、2021年7月)
「文献案内 静岡県富士山世界遺産センター編『富士山巡礼路調査報告書 大宮・村山口登山道』」(『画像史料解析センター通信』95、2022年1月)
「文献案内 神奈川県立歴史博物館「『赤星直忠考古学研究資料』デジタルアーカイブ」」(『画像史料解析センター通信』96、2022年4月)
「文献案内 「特集 記録と再生の倫理学」(『リア』47号)」(同上)
「文献案内 陳韻如(前田佳那訳)「宋帝后画像について―東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性―」」(『画像史料解析センター通信』97、2022年7月)
「文献案内 坂本亮太「至一上人考―南北朝期における臨済宗法灯派禅僧の一側面―」」(『画像史料解析センター通信』98、2022年10月)
「文献案内 竹崎宏基「松江藩家老・乙部家旧蔵絵画をめぐる諸問題―木挽町狩野家との関わりと「乙部仕立」を中心に―」・「ボストン美術館所蔵の松江藩家老・乙部家旧蔵絵画、その伝来と特質―伝銭選「山茶花図」と伝徐熙「雪柳鷺図」を中心に―」」(『画像史料解析センター通信』99、2023年1月)
「新刊紹介 下坂守『祇園祭千百五十年記念 中近世祇園社の研究』」(『史学雑誌』132-2、2023年2月、pp.88-89)〔PDF〕
「文献案内 永田智世「春日大盆と手力盆―春日大社由来の螺鈿のある祭器―」」(『画像史料解析センター通信』100、2023年4月)
「書評と紹介 静岡県富士山世界遺産センター編『富士山学』第二号」(『山岳修験』70、2023年2月〔4月〕、pp.110-112)
「文献案内 池和田有紀「むし双六の和歌」」(『画像史料解析センター通信』101、2023年7月)
「文献案内 福井県立歴史博物館編『ふくいの御乗物 駕籠を訪ねて』」(同上)
「文献案内 古賀正美「草野氏と『絹本著色観興寺縁起』」」(『画像史料解析センター通信』103、2024年1月) NEW

【辞典項目・附録】
「行列(日本の)」「船(日本の)」(黒田日出男責任編集『歴史学事典3 かたちとしるし』弘文堂、1995年7月)
「史料纂集」「紙背文書」 (樺山紘一責任編集『歴史学事典6 歴史学の方法』弘文堂、1998年12月)
「石山寺縁起絵巻」「春日権現験記絵」ほか5項目(『日本歴史大事典』1〜3、小学館、2000年7月〜2001年3月)
「薬売り」(佐藤次高責任編集『歴史学事典8 人と仕事』弘文堂、2001年2月)
「家永三郎『上代倭絵年表』『上代倭絵全史』」「奥平英雄『絵巻物再見』」「千野香織・西和夫『フィクションとしての絵画』」
  (黒田日出男他編『日本史文献事典』弘文堂、2003年12月)
「図解・描かれた服飾」(築島裕編集代表『古語大鑑』一、東京大学出版会、2011年12月、pp.808-816、作図:磯崎直都氏・高木かおり氏)
「行灯・提灯・蝋燭」「建築用語の史料」「絵画に描かれた建築」「大工の説話・伝承」(平井聖編集代表『日本の建築文化事典』丸善出版、2020年1月、編集委員に参加)

【その他】
「特別展図録の編集」(『画像史料解析センター通信』17、2002年4月)  〔訂正〕 追記「東京で展覧会カタログを探すには」
「アンケート「私の選ぶ 図録・展示」」(『日本歴史』680〈新年特集号「博物館と日本史」〉、吉川弘文館、2005年1月)
「表紙解説 鶏合せ(闘鶏)」(『学内広報』1305、東京大学、2005年1月12日)
「東京大学教養学部美術博物館特別企画展示「王朝貴族の装束展―衣服を通して見る文化の国風化―」のご案内」(『画像史料解析センター通信』29、2005年4月)
「『東京大学教養学部美術博物館 資料集 二 ―有職装束類―』の刊行(付・正誤表)」(『画像史料解析センター通信』33、2006年4月)
「順番を待つ「行列」は いつごろできたか?」(Webのみ、2007年1月)
「歴史家が解読する洛中洛外図」(『芸術新潮』58-10「特集 天下の狩野永徳!」、2007年11月号、pp.82-89)*取材記事
「洛中洛外図屏風と研究史の概説」(Webのみ、2008年10月)
「コラム 安倍晴明で卒業論文を書きたいのですが、……」(日本史史料研究会会報『ぶい&ぶい』7号、2009年5月、pp.8-13)
「絵画に描かれた神々と霊地」(『山陰中央新報』2010年10月20日)
『言経卿記』の慶長地震の記事を原本で見る。(Webのみ、2012年7月13日)
『兼見卿記』の天正大地震の記事を写本で見る。(Webのみ、2012年7月23日)
「史料校訂に関わるデジタル環境」(楊暁捷・小松和彦・荒木浩編 『デジタル人文学のすすめ』(勉誠出版、2013年8月、pp.114-132) 〔書評・紹介〕
「日本史教科書と絵画・イメージの扱い」(『ニューサポート 高校社会』22、東京書籍、2014年9月、pp.13-15)  〔PDF〕
「討論要旨B」(板倉聖哲「蘇州片と「倭寇図巻」「抗倭図巻」」『東京大学史料編纂所研究紀要』25、2015年3月、pp.129-130)
「大和文華館特別企画展「中世の人と美術」出陳『中院一品記』みどころ」(Webのみ、2015年8月・9月) 〔前期〕 〔後期〕 
「『中院一品記』の展示とシンポジウム」(『画像史料解析センター通信』71、2015年10月)
「画像資料と歴史研究・叙述・教育」(『岩波講座 日本歴史』別巻二・史料論、岩波書店、2015年12月、pp.125-152) 〔補注〕
「大和文華館「中世の人と美術」展における『中院一品記』の展示」(井上聡編『東京大学史料編纂所所蔵『中院一品記』修理事業に伴う調査と研究』東京大学史料編纂所研究成果報告2015-1、2016年3月、pp.114-126)
「史料編纂所所蔵肖像画模本・歴史絵引データベースの課題」(『人間文化研究情報資源共有化研究会報告集』7、2017年3月、pp.41-65) 〔全冊PDF〕
「東京大学史料編纂所の拠点事業による六所家史料の共同研究」(井上卓哉編『六所家総合調査だより 特別号 護持院隆光と東泉院精海』富士山かぐや姫ミュージアム、2017年3月、表2)
「東京大学史料編纂所を拠点とする六所家史料の共同研究について(2)」(井上卓哉編『六所家総合調査だより 特別号2 東泉院の神道資料』富士山かぐや姫ミュージアム、2018年3月、表2)
「東大所蔵史料からみる/鼠を捕る益獣としての猫」(『淡青』37、特集「猫と東大。」2018年9月。東京大学広報室編『猫と東大。―猫を愛し、猫に学ぶ―』ミネルヴァ書房、2020年11月、pp.102-109、増補再録) 〔補注〕
「共同研究紹介01 『聆涛閣集古帖』の総合資料学的研究」(『わくわくする研究を歴博で! 国立歴史民俗博物館の共同研究紹介』2、2019年3月、pp.4-5)
「歴博けんきゅう便72 共同研究『聆涛閣集古帖』の総合資料学的研究」(『歴博』216、2019年9月、pp.20-21)
「史料にみる猫頼み―猫の絵を見て鼠を想う―」(東京農工大学科学博物館編『猫神様と養蚕展 やっぱり最後は猫頼み』2020年3月、pp.29)
「新指定重要文化財 「春日大社神事日記」について」(『春日』104、2020年8月、pp.10-11)
「美の十選 日本史のネコ(1〜10)」(『日本経済新聞』朝刊2021年4月15〜28日)
「東京大学駒場図書館所蔵・一高本『本朝世紀』冊次一覧」(UTokyo Repository、2022年2月)
「デジタル万華鏡(30) 一高本『本朝世紀』」(『学内広報』1561、2022年8月、p.7) 〔PDF〕
「『史料編纂掛備用写真画像図画類目録』画像の部:新旧架番号対照表」(UTokyo Repository、2022年9月)
「『史料編纂掛備用写真画像図画類目録』画像の部のデータ公開」(『画像史料解析センター通信』98、2022年10月、p.15) 〔PDF〕
「『〔東京帝国大学附属図書館所蔵〕絵画本目録稿』の翻刻」(『画像史料解析センター通信』101、2023年7月、p.21)
「大西さんとの「場」」(『大西廣遺稿等・追悼文集』2023年7月、pp.174-5)
「『史料編纂掛備用写真画像図画類目録』図画・雑の部:新旧架番号対照表」(UTokyo Repository、2023年8月)
「図版解説」9点(加須屋誠責任編集『日本美術全集』8中世絵巻と肖像画(鎌倉・南北朝時代U)、小学館、2015年6月、pp.237-241,260)
  ※責任編集者よりご依頼あったものですが、執筆要項や営業文句にうかがえる、美術をナショナリズムの立ち上げに再び用いるスタンスに憂慮し、原稿料もご辞退しました。(2015年7月記)


【理系様式連名論文】
伊藤瑞恵・藤井恵介・藤原「『門葉記』所収指図研究―尊円入道親王自筆本の調査を通じて―」(『住宅総合研究財団研究論文集』31、2004年版、pp.207-216) 〔PDF〕
宮下真理子・藤原・織田顕行「図様確認が困難な中世絵画のトレース図の作成法―飯田市美術博物館蔵「聖徳太子絵伝」の場合―」(文化財保存修復学会、第30記念回大会・ポスター発表、2008年5月17日、九州国立博物館。『研究発表要旨集』クバプロ)
宮下真理子・藤原・織田顕行「飯田市美術博物館蔵「聖徳太子絵伝」トレース図作成について」(飯田市美術博物館編『伊那谷の仏教絵画』同館、2008年9月)
宮下真理子・藤原・織田顕行「図様確認が困難な中世絵画のトレース図の活用と発展―飯田市美術博物館蔵「聖徳太子絵伝」の場合―」(文化財保存修復学会、第31回大会・ポスター発表、2009年6月13日、倉敷市芸文館。『研究発表要旨集』クバプロ)
鴈野佳世子・京都絵美・吉田直人・高岸輝・藤原「日本絵画の<復元>に関わるネットワーク作りに向けた取り組み」(文化財保存修復学会第38回大会ポスター発表、2016年6月26日、東海大学湘南キャンパス)
金沢文庫本の会(代表・貫井裕恵氏)「名古屋市蓬左文庫蔵『斉民要術』紙背文書について(上)」(『鎌倉遺文研究』45、2020年4月、pp.91-104)
金沢文庫本の会(代表・貫井裕恵氏)「名古屋市蓬左文庫蔵『斉民要術』紙背文書について(下)」(『鎌倉遺文研究』46、2020年10月、pp.60-82)


【図録・報告書編集(共編)】
『時を超えて語るもの―史料と美術の名宝―』(東京国立博物館・東京大学史料編纂所、2001年12月)
『東京大学教養学部美術博物館資料集2―有職装束類―』(東京大学教養学部美術博物館・東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター、2005年5月、全64頁)
『飯田市美術博物館所蔵 聖徳太子絵伝 研究資料』(中世掛幅縁起絵研究会、2009年12月、全14頁)
『杭全神社所蔵 聖徳太子絵伝 研究資料』(阿部泰郎、2010年12月、全22頁)
『春日大社所蔵 大東家文書目録』(東京大学史料編纂所研究成果報告書2012-5、研究代表者・藤原、2013年3月、全120頁)
『金光図書館の具注暦』(東京大学史料編纂所研究成果報告2013-1、研究代表者・林譲、2013年6月、全116頁)
『中世の人と美術』(大和文華館、2015年9月、全60頁)
『史料編纂所カレンダー2018』(2017年10月、図版8点・解説2頁)


【非日本語】
Fujiwara Shigeo,"Les Documents Illustres de la Collection Humbert: Classification du corpus selon les sources et catalogue des livres imprems," in Musee d'ethnographie de Neuchatel(ed.), Imagine Japan (日本を想う),Switzerland, 2015.3, pp.156-172. (ISBN 978-2-88078-040-1) 〔内容見本〕 博物館サイト内
(仏語:「アンベール・コレクションの画像資料―出典による全体の分類と版本の書目―」)〔正誤表〕


【口頭報告・講演】

「『仮屋』小考―松の葉で屋根を葺くこと―」 (史学会例会シンポジウム「絵巻に中世を読む」
  1994年7月9日、東京大学山上会館、 [参照]『史学雑誌』103-9、1994年9月 →NII) 内容的に活字化済

「平安初期天皇の肖像誌」
  (史料編纂所シンポジウム「肖像画と歴史学」1996年3月2日、東京大学山上会館) 改訂して活字化済

「行列図について―鹵簿図・行列指図・絵巻―」 
  (史学会大会、1997年11月9日、東京大学文学部、 〔要旨〕『史学雑誌』106-12、1997年12月 →NII) 増補して活字化済

「夢告・参詣・兼実―「図絵春日御社」をめぐって―」  〔要旨〕
  (歴史学研究会 日本中世史部会 平安鎌倉勉強会、1998年10月9日、明治大学大学院棟) 改訂して活字化済

「院政期の行事絵と仮名別記」 
  (研究発表会〈第244回〉、2000年5月29日、東京大学史料編纂所、〔要旨〕『東京大学史料編纂所報』36、2001年10月) 改訂して活字化済

「『大山寺縁起絵巻』小解」 〔レジュメ〕 〔レジュメPDF〕
  (史料学セミナー〈第6回第2講〉、2001年11月10日、東京大学史料編纂所) 奥書考証を活字化

「院政・鎌倉期の行事絵・試論」(前近代日本の史料遺産プロジェクト第5回国際研究集会、2004年7月9日、東京大学弥生講堂)
  [参照]〔レジュメPDF〕『前近代日本史料の構造と情報資源化の研究』研究成果報告書(2005年3月) 改訂して活字化済

「中世絵画と歴史学」 〔レジュメ〕  〔レジュメPDF〕
  (中山道広重美術館、日本美術史講座3「文字と日本美術」第8回、2004年12月11日)

「『絵巻物による日本常民生活絵引』と中世史研究」 〔レジュメ〕 〔レジュメPDF〕
  (神奈川大学21世紀COEプログラム「人類文化研究のための非文字資料の体系化」第1班公開研究会、2006年7月21日、神奈川大学横浜キャンパス) 部分的に活字化済

「文化財としての古文書/史料としての絵画」 〔レジュメ〕  〔レジュメPDF〕
  (中山道広重美術館、日本美術史講座5「国宝百選」第6回、2006年10月14日)

「「石清水八幡宮歴代社務影紙形」について」
  (東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター開設10周年記念研究集会 「画像史料研究の成果と課題」2007年6月29日、東京大学山上会館) 〔パンフレットPDF〕

「岩瀬文庫の寺社縁起―『清和院略記』を中心に―」(西尾市岩瀬文庫、特別連続講座「岩瀬文庫の古典籍の世界」第3回、2008年8月2日)

「『玉葉』の「図絵春日御社」をめぐって」
  (巡礼記研究会・第5回研究集会シンポジウム「巡礼と参詣―その説話・図像・記録―」2008年9月13日、慶應義塾大学三田キャンパス) 改訂して活字化済

「飯田市美術博物館蔵「聖徳太子絵伝」トレース図作成について」
  (講演会と研究報告「中世説話画研究の可能性―真宗絵伝を中心に―」2008年9月15日、飯田市美術博物館

「掛幅本「鞍馬寺縁起絵」模本について」(ワークショップ「中世日本の基層文化−信仰と芸術−」2009年3月25日、メトロポリタン美術館) 活字化済

「掛幅本「鞍馬寺縁起絵」模本について」(中世掛幅縁起絵研究会シンポジウム「中世説話画研究の現在−模写・トレース・復元−」2009年12月12日、学習院大学) 同上

「絵画史料に描かれた蔵」(第8回考古学と中世史シンポジウム「中世人のたからもの―蔵があらわす権力と富―」2010年7月4日、帝京大学山梨文化財研究所) 内容的に活字化済

「絵画に描かれた神々と霊地」(第10回神在月古代文化シンポジウム「神々の姿の変遷を考える」2010年10月31日、大社文化プレイスうらら館) 講演録『しまねの古代文化』18

「納入版画に託された願い―鎌倉〜室町時代―」(講演会「仏像と版画の意外な関係」2010年11月3日、町田市立国際版画美術館) 内容的に活字化済

「佼成図書館所蔵の『覚禅鈔』諸本―勧修寺本・宝亀院本・千光寺本―」
  (一般共同研究「『覚禅鈔』諸本の調査研究」による公開研究会・第一回、2010年12月10日、東京大学史料編纂所) 部分的に活字化

「春日社旧社家の大東家文書と『皇年代記』」 (特別陳列「おん祭と春日信仰の美術」公開講座、2012年1月7日、奈良国立博物館) 内容的に活字化済

「コメント2 掛幅本「融通念仏縁起絵」によせて」(説話文学会50周年記念大会シンポジウム 第1セッション「説話とメディア―媒介と作用―」、2012年6月23日、立教大学) 記録集あり

「日本中世の絵画史料に描かれた蔵」
  (科研費・基盤B「美術と宝物の相関性についての比較美術史的研究」分科ワークショップ「コレクション、宝物から美術へ―東アジアの視点から」、2012年7月29日、東京大学文学部) 既出

「掛幅縁起絵における物語と絵画―京都国立博物館蔵「温泉寺縁起絵」を中心に―」(京都国立博物館夏期講座「文学と美術3」、2012年8月1日、ハートピア京都)〔概要PDF〕 既出

「「本槐門・新槐門図序文」について」(宇賀神社敬信会、2012年9月25日、京都市陶化老人デイサービスセンター) 既出

「特定共同研究報告 中世史料領域「春日大社所蔵「大東文書」の調査・撮影」概況―(付)新出一号文書について―」
  (東京大学史料編纂所共同利用・共同研究拠点研究集会「日本史史料共同研究の新たな展開」、2012年10月13日、東京大学福武ラーニングシアター)

「お伽草子絵巻を日記で止める―出陳史料略解―」「お伽草子絵巻」ミニシンポジウム、科研費・基盤A「大画面説話画の総合研究」主催、2012年10月23日、東京大学史料編纂所) 既出

「桂大納言入道(葉室光頼)出家後の動向―岩屋寺蔵『高僧伝』訓点に寄せて―」(国際仏教学大学院大学「東アジア仏教写本研究拠点の形成」平成26年度第1回公開研究会、2014年5月10日、同大学春日講堂) 主要部分活字化済

「描かれた京都:歴史学の立場から」(林原美術館開館50周年記念「描かれた都、開封と京都―清明上河図と洛中洛外図屏風に関するシンポジウム―」2014年10月5日、同館) 主要部活字化済

「中世の舞楽図・点綴―〔舞楽散楽図〕から宗達屏風のあいだ―」(日本音楽史研究会第四回研究発表会、2014年10月19日、上野学園大学) 活字化済

「洛中洛外図屏風の祖型を探る―京中図を描く視点―」(京都文化博物館ボランティア特別企画、2015年3月27日、同館ミュージアムギャラリー) 既出

「尼浄阿一筆書写大般若経の転読料所と安置空間」(説話文学会例会シンポジウム「女院と尼僧の信仰の軌跡―根津美術館蔵「春日若宮大般若経」をめぐって―」2015年9月27日、根津美術館)〔チラシPDF〕 〔趣旨文PDF〕  活字化済

「肖像画模本/歴史絵引データベースの課題」(第11回 人間文化研究情報資源共有化研究会 「人間文化研究機構のもつ画像データ共有化の前進に向けて」2016年2月6日、TKPガーデンシティ京都) 〔レジュメ〕 〔スライド〕 報告集刊行

「「洛中洛外図屏風」成立の枠組み」("Frames and Framings in a transdisciplinary perspective II:フレームの超域文化学II 世界認識と古典知"、科研基盤B「中近世絵画における古典の変成と再結晶化」、2016年7月31日・8月1日、学習院大学) 既出

「形を写す/意味伝える―絵画史料研究のためトレース図作成―」(科研費基盤(C)「日本絵画の〈復元〉に関する基礎的研究」主催 第2回ワークショップ「資料調査の方法を知る」、2016年12月17日、東京大学本郷キャンパス)

「コメント」(シンポジウム「画中詞研究への視座―絵と言葉のナラトロジー―」説話文学会2017年9月例会、筑波大学、2017年9月7日) 『説話文学研究』53

「史料編纂所蔵の14世紀公家日記」(京都府京都学・歴彩館+科研費基盤(S)「天皇家・公家文庫収蔵史料の高度利用化と日本目録学の進展」主催「禁裏・公家文化講座」第1回第1講、2017年11月26日、歴彩館)

「林原美術館蔵古筆手鑑の『明月記』断簡」(シンポジウム「林原美術館の資料と岡山池田家の文事―お殿様と王朝文化―」関西大学・林原美術館共催、岡山県立図書館多目的ホール、2018年9月16日) 既発表

「石川三碧コレクションの『明月記』断簡」(「新発見!「明月記断簡」「てこくま物語」特別講演会」2018年10月20日、碧南市藤井達吉現代美術館) 活字化済

「奈良絵本に描かれたモチーフから考える―提灯を例に―」(八木書店主催、天理新善本叢書『奈良絵本集』発刊記念「奈良絵本は面白い!」、日比谷図書文化館、2019年1月20日)

「吉田家収集の古代中世文書」(国立歴史民俗博物館共同研究「聆濤閣集古帖の総合資料学的研究」報告会「住吉の豪商・吉田家のお宝―まぼろしの聆濤閣コレクション―」、白鶴酒造株式会社本社、2019年12月1日) 〔チラシ〕

「師岡・法華寺所蔵の大般若経の調査」(特別展「武蔵国鶴見寺尾郷絵図の世界」関連講座、神奈川県立金沢文庫、2021年5月8日) 〔レジュメ〕

「歴博甲本「洛中洛外図屏風」に描かれた犬馬場」(史学会大会・日本中世史部会、東京大学文学部、2021年11月14日) 〔要旨〕 〔レジュメ:本文のみ〕

「洛中洛外図屏風の祖型を探る―行事図像の理解―」(2022年度中世文学会春季大会シンポジウム「中世文学と絵画」、慶應義塾大学三田キャンパス・Zoom、2022年5月28日)〔要旨集〕 『中世文学』68

三上喜孝・一戸渉・藤原「『聆涛閣集古帖』と近世好古家の世界」(第443回歴博講演会、国立歴史民俗博物館、2023年3月11日) 〔レジュメ〕 〔動画〕

「扁額模写の蒐集および額字集」(第158回「書物・出版と社会変容」研究会 佐倉大会、国立歴史民俗博物館、2023年4月8日)

「歴博甲本「洛中洛外図屏風」に描かれた犬馬場の位置」(第2回藝能史研究會東京特別集会・ シンポジウム「芸能史研究からの絵画史料論再考」、zoom、2023年12月9日) 〔レジュメ:本文のみ〕


東京大学史料編纂所古代史料部藤原重雄