東京大学史料編纂所

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古文書・古記録部門

公家・武家・寺社に伝った史料は、前近代の日本史を研究する上で不可欠の素材です。古文書分野は武家・寺社の文書、古記録分野はおもに公家の日記について、調査研究と史料集編纂出版をします。

原本や質の良い写本を詳しく調べ、くずし字を解読し精確なテキストを確定するだけでなく、散逸した文書・日記を本来の姿に復元することで、史料の「再発見」につなげます。日記の裏に残された文書の解読や、多数の史料のまとまりの中にひとつひとつの史料を位置づけ直すことで、さまざまな情報を引き出すよう努めています。奥行きのある史料学の進展に寄与することが本部門の課題です。

その成果は、書籍だけでなく、フルテキストデータベース、古文書ユニオンカタログデータベースを通じて、広く発信しています。

刊行物 (2005 ~ 2019 年度)

愚昧記嘉応2年

スタッフ・専攻テーマ



教 授 尾上 陽介
教 授 高橋慎一朗


□古代中世の古記録の研究

□日本中世の都市と寺院の研究

教 授 遠藤 基郎
教 授 菊地 大樹


□日本中世社会の儀礼と寺院の研究

□中世仏教と古記録の研究

准教授 井上  聡
准教授 遠藤 珠紀


□中世荘園史の研究

□中世朝廷制度史の研究

助 教 小瀬 玄士
助 教 木下 竜馬


>□中世武家社会の研究

□中世法制史の研究