京都大学

　昭和四十八年七月十六日から同二十日まで京都大学に出張し、中断していた同大学文学部所蔵の「勧修寺家文書」の調査を再開し、記録の部のうち、次の三十点を調査撮影した。 　

　公敏卿記（二五八）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　大理秘記　定房公記（二六〇）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　大判事章茂記（二八九）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　康富記（二九二）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　十七冊
　提要記　康富記抜書（二九三）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　綱光公記（二九九）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　資益王記（三〇一）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　前官務頼胤記（三〇二）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　宣胤卿記（三〇六）　　　　　　　　　　　　　　　　中御門宣順写二十四冊
　忠富王記（三一四）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　明応九年記（三二二）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　大外記師光朝臣記（四〇六）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　朔旦冬至記　応永十八年（四五一）　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　延徳二殿上管領相論之事（五三四１）　　　　　　　　　　　　　　　　一卷
　元亀三殿上管領相論之事（五三四２）　　　　　　　　　　　　　　　　一卷
　放生会記（五五九）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　六月会事（五六〇）　　　　　　　　　　　　　　　　　　甘露寺親長写一冊
　放生会記　永享十年（五六一）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　放生会部類記　明徳四年（五六二）　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　放生会次第并記（五六三）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　改元部類（七五九）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　放生会記　元禄三年（五七二）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　放生会愚記　延宝七年（五七三）　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　鳳笙・篳篥・源氏催馬楽・藤氏催馬楽・胡飮酒・採桑老・荒序舞・抜頭・還城楽・師子吹等相承次第（二〇五二）　　一冊
　琵琶秘曲御伝授宸記（二〇五三）　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　神楽血脈次第（二〇五四）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　鳳笙師相承次第（二〇五五）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　和琴血脈次第（二〇五六）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　郢曲相承次第（二〇五七）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　吉御記〔吉御記難訓解〕（二一〇六）　　　　　　　　　　　　　　　　一冊
　（益田宗・河内祥輔・針生邦男）
　

『東京大学史料編纂所報』第9号p.147