琉球外国関係文書　二弘化元甲辰(1844)年 1

琉球国那覇港ニ仏蘭西国軍艦渡来三大事請求及ヒ同国人（フォルカード）ヲ在留セシメタル始末

弘化元年三月十一日（フランス軍艦来航）
弘化元年五月三日（フランス軍艦来航の飛船山川着）
弘化元年五月十三日（フランス軍艦来航報幕府へ届）
弘化元年五月十七日（斉興琉球警備強化命令）

国老調所広郷閣老ニ就ヒテ仏艦渡来ノ概報ヲ内申ス

琉球国ニ守衛派遣ノ兵員及ヒ武器ノ数

弘化元年六月廿三日（第一陣、六月二五日鹿児島出発）　
弘化元年八月二日（第二陣任命）
弘化元年八月三日　在番琉吏警吏釈会向伺
弘化元年八月二十日（山川港に向け出発）
弘化元年八月廿七日（山川港を出発）
弘化元年八月廿九日（奄美大島に碇泊）
弘化元年九月八日（那覇に到着）

琉球国運天港ニ艦渡来ノ事実ヲ具申ス

弘化元年八月十六日　松平大隅守（斉興）届書　老中宛

天保十四癸卯十月八重山島ヘ英舩渡来ノ事実

天保十四年十一月二八日　八重山宮古二島ノ在吏カ琉吏ニ具申セシ書　（第一冊参照）
- 去年十月八重山島へ異国舩一艘来着同十二月宮古島ヘ罷渡帰帆仕候段申来候付御届申上候覚　弘化元年四月十九日　国吉親方・小禄親方・与那原親方・浦添王子　島津和泉様・島津主計様・島津石見様・菱刈安房様・島津　登様・猪飼　央様・調所笑左衛門様　別紙あり
- 追報第二　八重山島之内宮良村津口ヘ大英国之舩一艘致来着候段ハ先達而飛舩ヲ以御届申上候通ニテ右舩致出帆候付猶又御届申上候　天保十四年十一月廿九日　八重山島在番仲吉里子親雲上　御鎖之側御方　（第一冊参照）
- 追報第三　異国舩一艘宮古島之内上地村南表浦ヘ致来着島の長横相量リ致出帆候付始終之成行御届申上候覚　天保十四年十二月十八日　宮古島在番添石親雲上　御鎖之側御方　（第一冊参照）

第一冊へ　　 第三冊へ