モンスーン・プロジェクト

活動報告

2022年3月16日、松方冬子が、ウォーウィック大学University of Warwick のGlobal History Culture Centre(GHCC)で、イギリスの報告"Toward a Global History of Diplomacy: An Attempt to Break Down Europe’s ‘City Wall’"(オンライン)を行いました。


モンスーンPJの成果として、真下裕之・岡美穂子・野澤丈二・中砂明徳「ディオゴ・デ・コウト『アジアのデカダ集』―解題と若干の翻訳―」および大東敬典・久礼克季・冨田暁・松方冬子「史料紹介『蘭領東インド外交文書集』」が掲載された『東京大学史料編纂所研究紀要』32号が刊行されました。


モンスーンPJの成果として、松方冬子編『オランダ語史料入門―日本史を複眼的にみるために―』東京大学出版会が出版されました。


2022年1月24日(月)、本PJ主催の「日本関係海外史料蒐集事業の足跡」を、東京大学史料編纂所・日本学士院・日蘭交渉史研究会と共催で開催しました。

UAI100

佐藤彰一 「第一次大戦戦後処理とUAIの創設」
保谷 徹 「在外未刊行日本関係史料蒐集事業のあゆみ」
松井洋子 「蒐集マイクロフィルムの目録化とその意義
      ―オランダ語史料を中心に―」


 本講演会は、日本学士院UAI(国際学士院連合Union Académique Internationale)関連事業「在外未刊行日本関係史料蒐集事業」100周年、日蘭交渉史研究会70周年を記念し、日本学士院から佐藤彰一氏、史料編纂所から保谷徹氏、松井洋子氏を講師に迎え、UAI関連事業100年の歩みを振り返った。コロナ感染拡大のためZoomによるオンライン開催となったが、82名の参加者に恵まれた。
 まず、佐藤氏による講演「第一次大戦戦後処理とUAIの創設」が行われ、「在外未刊行日本関係史料蒐集事業」の歴史的背景として、UAI創設に至る経緯が解説された。19世紀末からヨーロッパを中心に国際的学術組織が次々と誕生したが、佐藤氏は、UAIに先行する万国学士院連合(International Association of Academies)や碑文・美文アカデミー(Académie des Inscriptions et Belles-Lettres)の事例に触れながら、そこでは主要国の利害対立や理系・文系の不均衡など様々な問題が生じていたことを指摘した。そして1919年のUAI創設は、フランス主導に対する不満がくすぶりながらも、ドイツ・オーストリア排斥思想の抑制、人文系学者のみによる組織など、旧来の課題をある程度克服したものであったと評価した。
 UAIには設立当初から帝国学士院(現日本学士院)が参加しており、1921年総会において「日欧交通史料蒐集事業」を提案し、翌1922年、UAI第7プロジェクト「在外未刊行日本関係史料」として採択された。保谷氏の講演「在外未刊行日本関係史料蒐集事業のあゆみ」は、同事業に対する日本側の取り組みに光を当てた。興味深い事実として、早くも1890年代に、帝国大学歴史学教師リースが長崎オランダ商館史料を集めて蒐集事業に先鞭をつけており、上記のUAIプロジェクトの推進役を担った帝国大学文科大学史料編纂掛(現史料編纂所)三上参次は、かつて弟子として、そうしたリースの仕事に接していたことが指摘された。こうした世代を越えた継承は第二次大戦による中断後も続き、1954年以降は日本学士院から正式に委託を受けた史料編纂所が事業を進めてきた。保谷氏は、その間日欧交通史料だけでなく、ロシアを含む東アジア史料の調査・蒐集も広く実施してきたことを報告した。
 「在外未刊行日本関係史料蒐集事業」において当初より重要な位置を占めたのは、オランダ東インド会社文書を中心とするオランダ語史料であった。史料編纂所における17世紀オランダ商館長日記の編纂の他、1952年には日蘭交渉史研究会が発足し、日本学士院の支援を得て19世紀オランダ商館長日記の翻訳を続けてきた。松井氏は「蒐集マイクロフィルムの目録化とその意義―オランダ語史料を中心に―」と題し、これまで長きにわたり進めてきた蒐集オランダ語史料の目録作成事業について報告を行った。とりわけ重要な成果として、バタフィア(現ジャカルタ)総督府から各地の出先機関に送付された文書を収めた「バタフィア発信書翰控簿」の目録データベースが紹介され、受信側の「日本商館文書」目録と対照することにより、日本商館からオランダ東インド会社の世界的通信網の一端を理解することが可能になりつつある現状が示された。
 その後質疑応答が行われ、その中で佐藤氏は、UAI創設時、ヨーロッパ参加国の間で日本の積極的な参加に期待する声が小さくなかったことを指摘し、そうした要望は今でも非常に強いと述べた。その一方、閉会の辞において、主催者を代表して松方冬子が、史料の電子化、研究関心の広がり、発信手段の多様化など、昨今の研究環境の著しい変化に言及し、「在外未刊行日本関係史料蒐集事業」のあり方もそれに応じて変えてゆく必要があるのではないかと提案した。本講演会は、一世紀にわたるUAI関連事業の足跡を辿りながら、人文系学術の国際化について継続と変化の両面から考える有意義な機会となった。

(文責:大東敬典)

UAI100


2021年11月26日(金)、本PJ主催の国際研究集会「17-18世紀のインド洋 ―日本をめぐる海域史研究の広がりのために―(パートⅠ)」を、東京大学史料編纂所・東京大学HMC・維新史料研究国際ハブ拠点と共催で開催しました。

インド洋WS

Introduction : Fuyuko Matsukata
Alicia Schrikker “Eighteenth century lives, from the fringes of the Dutch East India Company”
Discussant : Mihoko Oka
Lennart Bes “Embassies, etiquette, and embarrassments. Dutch reports on court protocol and diplomatic insult in early-modern South India”
Discussant: Travis Seifman
Closing Remark: Fuyuko Matsukata

Chaired by Norifumi Daito


 本国際会議は、ライデン大学からAlicia Schrikker氏とLennart Bes氏を講師に迎え、オランダ語史料を用いた前近代インド洋史研究の最新成果について知見を深めるとともに、東アジア海域史研究との接続を試みた。本会議は、当初2020年6月に対面開催を予定していたが、コロナ感染の世界的拡大のため再三延期され、Zoomによるオンライン開催となった。また日本語・英語の同時通訳で行われ、参加者は68名であった。
 まずAlicia Schrikker氏による報告「オランダ東インド会社の周縁からみた18世紀の人々の生活:インド洋海域における会社の法的活動の実態から」が行われ、土地所有をめぐるオランダ東インド会社と地域住民との関係について、ベンガルやセイロン(現スリランカ)の事例が報告された。特にセイロンにおいて、徴税目的でオランダ人が行った不動産登記と、地元住民との法的交渉の事例が紹介され、オランダ植民地行政の性格が論じられた。それに対し史料編纂所岡美穂子氏が、比較の観点から、ポルトガルのアジア進出についてコメントを行った。Schrikker氏の議論ではあまり触れられなかった、ヨーロッパ植民地権力と地域社会との仲介者の重要性について、岡氏は、ゴア、マラッカ、マカオの事例から、ポルトガル人男性と現地女性の間に生まれた混血者が果たした多様な役割を指摘し、そうした仲立ちとしての役割が19世紀長崎のポルトガル領事にも受け継がれていることを示した。
 続いてLennart Bes氏が、「使節団、礼法、当惑:近世南インドにおける宮廷儀礼と外交的な無礼についてのオランダ人の報告」と題し、宮廷儀礼の実践をめぐる南インドの王権とオランダ東インド会社との外交関係について報告を行った。宮廷儀礼の実践をめぐって両者の間に生じた様々な問題を紹介し、Bes氏は、それらの問題が相互の異文化理解の不足によって生じたものではなく、基本的な理解に基づく両者の駆け引きの結果であったと論じた。それを受けて史料編纂所Travis Seifman氏がコメントを寄せ、同時期の琉球における外交儀礼との比較を行った。興味深い論点として、Bes氏の議論では、オランダ人による南インドの既存の宮廷儀礼への適応が議論されたのに対し、Seifman氏は、琉球の外交儀礼が徳川政権との交渉を通して17世紀に形成され、18世紀初めに定着した事実を指摘した。
 最後に1時間にわたる総合討論が行われた。登壇者による活発な議論に加え、視聴者からの質問によって多くの問いが示され、充実した意見交換がなされた。コロナ禍による様々な障害は、登壇者の粘り強い連携に加え、多くの支援によって克服された。ここに記して感謝の意を表します。

(文責:大東敬典)

17-18世紀のインド洋


2021年9月25日、オンラインで、第5回研究会を開催しました。

ラインアップは、下記の通りです。
 岡美穂子「日本のイエズス会士の装束―仏僧装束の着用例を中心に―」
 阿久根晋「17世紀中期の「イエズス会日本管区年報」をめぐる覚え書
       ―マカオ・コレジオにおける編纂再開後20年間の布教記録―」
 中砂明徳「殉教とローカル・ポリティクスーマカオ・マニラ・長崎」
 鍋本由徳「平戸イギリス商館関係資料にみる日本の王権・権力」
 松方冬子「関税と領事の前史―オランダ商館長日記から外交の世界史を問う―」

第5回研究会(モンスーンプロジェクト)

(参加記)
 前回は報告の機会を賜り参加させて頂きましたが、今回は一聴講者として参加致しました。オランダ在住の筆者は時差の関係から全てのご報告を拝聴することは残念ながらできませんでしたが、聴講することができたご報告はどれも、深い研究史理解と鋭い史料批判、そして丹念な史料分析に基いたものであり、大変多くを学ばせて頂きました。ご報告本体のみならずその後の質疑応答においても、日本史・東洋史・西洋史といった専門分野の垣根を越えて、非常に白熱した議論が交わされていたことも印象的でした。個人的には、今回のご報告や質疑応答を通じて、我々が用いる分析概念や用語それ自体がまとっている歴史性に自覚的であらねばならない、との思いを改めて強くした次第です。多様な史料言語、異なる専門領域の歴史家が集まる本プロジェクトならではの、大変充実した研究会でした。

(文責:安平弦司)

2021年3月13日、オンラインで、第4回研究会を開催しました。

ラインアップは下記の通りです。会計史、東洋史、日本史、政治思想史、オランダ史の専門家が、「オランダ語史料」を共通項に一同に会しました。おかげさまで、重厚かつ熱のこもった、「攻め」の報告が続きました。

ラインアップは下記のとおりです。
 橋本武久「会計史研究と17世紀オランダ:Simon Stevin,Huis  Oranje-Nassau,そして,VOC」
 冨田暁「18世紀西ボルネオの社会と王権:港市国家ポンティアナックを中心に」
 イサベル・田中・ファンダーレン「オランダ通詞のオランダ語を読む」
 大久保健晴「徳川日本における自由とナポレオン―グローバル知性史の試み―」
 安平弦司「オランダ改革派の偶像崇拝言説:
  ヨハネス・ホールンベーク(1617-1666年)におけるカトリシズムと日本仏教」

(参加記)
 第4回研究会は会計史、東南アジア史、日蘭交流史、政治思想史、宗教史に関する研究発表から構成され、午前の部では(1)17世紀ネーデルラント本国とVOC在外商館における会計システムの特徴、(2)18世紀西ボルネオにおける港市国家ポンティアナックの成立と王権・権威のあり方について、午後の部を通じては(3)出島関連史料に見られるオランダ通詞のオランダ語能力の特徴と変遷、(4)幕末期におけるナポレオン情報および「フレーヘード」(vrijheid, 自由)概念の受容とその背後にあるヨーロッパ政治思想、(5)17世紀オランダ改革派の著述における日本の偶像崇拝言説とイエズス会布教史関係記述の性格などについて、研究史の歩みと最新の研究成果を共有する機会となりました。各報告とも、長期的な時間軸で、もしくは広く他地域との関連のなかでテーマが追究されていたように思います。また私自身の研究対象(17世紀イエズス会アジア布教史)との関わりから特に新鮮であったのは、研究報告(5)で紹介されたイエズス会の日本宣教に対するプロテスタント側の描き方や評価の諸事例で、これは情報史研究の文脈からも興味深い事象でした。
 質疑応答では地域比較的、あるいは比較文献的観点によるディスカッションに発展することもあり、モンスーン・プロジェクトの趣旨説明にあるとおり、「共通のテーマについて専門を異にする研究者が密接な討論を行う」場となりました。研究会終了後のオンライン懇親会でもさらなる意見交換が行われ、またコロナ災禍における海外調査・研究の状況に関する情報提供もあり、こちらも研究会同様に実りのあるものでした。
 初回以降、これまで計3回オブザーバーとして参加する機会をいただきましたが、いずれの研究会を通じても、東西の諸言語史料と多様なアプローチによる地域横断的な共同研究の意義と可能性を改めて実感し、同時に自身の研究関心を拡げていくうえでの示唆と新たな手がかりも得られたように思います。

(文責:阿久根 晋)

2020年10月17日、東京大学史料編纂所研究発表会と共催で、モンスーンPJ第3回研究会をオンラインで行いました。報告は以下の通りです。

大東敬典「オランダ東インド会社と外交―オランダ国立文書館所蔵Contractboekenについて―」


2020年9月19日、入門書内覧検討会をオンラインで行いました。松方執筆分(途中)と組見本について、ほかの執筆者の皆さんから意見をいただきました。

入門書内覧検討会


2020年9月12日、オンラインで、第2回研究会を開催しました。

ラインアップは下記のとおりです。
 久礼克季「17世紀ジャワ北岸地域の華人とマタラム王国―1630~1680年―」
 真下裕之「ムガル帝国に関する新出のポルトガル語史料について:
  ジャハーンギール時代(1605-1627)のイエズス会第3次宣教団の記録」
 澤村るり子「16、17世紀フィリピンのトンドと華人」
 野澤丈二「オランダ東インド会社における食料の調達と供給:現状と課題」
 川西孝男「Avila Girón(-1619)による「Relación del Reino de Nippon a que llaman
  corruptamente Jappon」写本第2版を中心とした日本における「聖杯」の研究―「天文」、
  天正、慶長そして「令和」における遣欧者の視点、あるいは史料編纂学、グローバル歴史地理学、
  キリスト教神秘主義的考察―」


2020年3月6日~7日に第2回の研究会を予定していましたが、コロナウィルス感染拡大を防ぐため中止しました。


2020年3月16日~23日、大久保健晴、大東敬典と松方冬子が合衆国ボストン市に出張し、葛西康徳、Robert Hellyer, Joshua Battsの各氏とともに、AAS年次総会(Association for Asian Studies Annual Conference)において、パネル報告 “Trading Papers: New Insights on Early Modern Diplomatic Documents & Practices in Coastal Asia”を行う予定でしたが、残念ながらコロナウィルスの件で、AAS年次総会は中止となりました。関係者の皆様、ご協力をどうも有難うございました。


2020年3月6日 AASのための準備報告会を行いました(報告者:大東敬典、報告タイトル「オランダ東インド会社と外交―オランダ国立文書館所蔵Contractboekenについて―」)。


2020年2月23日~3月1日、大東敬典がオランダに出張し、デン・ハーグの国立中央文書館にてVOC文書に含まれるContract boekenの調査をするとともに、ライデン大学Colonial and Global History Seminarで口頭報告’Managing Diplomacy: VOC Agreements as Seen through the Company’s “Contract-books”’を行いました。オランダ人の研究者から貴重なコメントを得ることができました。また、Leonard Blussé, Jos Gommans, Alicia Schrikker, Lennart Besの各氏らと研究交流をしました。

ライデン大学 Colonial and Global History Seminar


2019年12月27日、京都大学文学部にて、岡美穂子、野澤丈二、真下裕之、中砂明徳が、南欧語史料の検討会を行いました。


2019年12月19日~2020年1月6日、川西孝男がイタリア、スペイン、ポルトガルに出張し、アンジェリカ図書館、イタリア国立ローマ中央図書館、同フィレンツェ中央図書館、エル・エスコリアル・サン・ロレンソ修道院図書館、スペイン国立図書館、トルレ・ド・トンボ文書館、ポルトガル国立図書館等において史料調査を実施し、あわせて天正・慶長遣欧使節や聖杯騎士伝説に関する史跡調査を行いました。

ポルトガルのトルレ・ド・トンボ文書館
↑ポルトガルのトルレ・ド・トンボ文書館

スペインの王立エル・エスコリアル・サン・ロレンソ修道院図書館
↑スペインの王立エル・エスコリアル・サン・ロレンソ修道院図書館


2019年11月13日~20日、松方冬子と水上たかねがオランダに出張し、デン・ハーグの国立中央文書館にてNederlandse Factorij Canton(広東商館文書)および植民省文書の調査を行いました。あわせて、文書館の隣にあるオランダ王立図書館、デン・ヘルダーの海軍博物館、アムステルダムの国立博物館Rijksmuseumを見学し、ライデン大学で日本やアジアを専攻する幅広い研究者との交流を行いました。

今回の出張は、イサーク・エイリオン財団からの助成による研究プロジェクトProfiling Leiden Japan Sources in the Global History field: From Bipolar to Multipolar Researchとの協力によって実現したものです。研究代表者であるアイルランド国立大学コーク校のキリ・パラモア教授に感謝したいと思います。
アムステルダムでは、新教会で行われていたスリナム関連展示を見学する機会にも恵まれました。スリナムという国は日本ではほとんど知られていないと思いますし、かつての宗主国であるオランダでさえ、スリナムに注目した展示は非常に珍しいとのことでした。

ライデンの町に入るシンタ・クラースSinterklaas(聖ニコラス)
↑ライデンの町に入るシンタ・クラースSinterklaas(聖ニコラス)

毎年11月半ばに「スペイン」から船でオランダに来て、12月6日にスペインに帰る。帰る前の5日に子供たちにプレゼントをくれる。おなじみのサンタクロース(オランダでは「クリスマスおじさんKerstman」と呼ばれる)は、シンタ・クラースがオランダ移民とともにアメリカにわたって生まれたキャラクターと言われている。近年オランダでは、シンタ・クラースが連れている従者(ズワルト・ピート/黒いピート)が人種差別にあたるかということが国民的な大議論になっており、今年のピートたちは「(煙突を潜り抜けたせいで)煤けた顔」をしていた。


オランダ国立中央文書館所蔵Contract boeken(1.04.02 nos. 4777-4784, 11193-11196)、およびライデン大学図書館所蔵Ordonnantie van Batavia(Special Collections (KL) 1365 F 24)の史料画像を蒐集しました。


2019年4月19日~20日、東京大学史料編纂所大会議室において、第1回の研究会を開催しました。

19日
 書庫と共同研究員室のご案内/趣旨説明/自己紹介
20日
 研究発表 久礼克季「台湾鄭氏と東南アジア―鄭氏最後の生命線」
      大東敬典「砂糖が語るもう一つの世界史
                    ―18世紀ペルシア湾における砂糖貿易―」
ヨーロッパ史料を使ってアジア側のアクターの動きを明らかにするというのが、現在の研究の基調であり、課題でもあることが、再確認されました。


2019年4月8日~14日、大東敬典がオランダに出張し、国立中央文書館にてVOC文書中Contract boekenの調査を行いました。


(本ページの無断転載を禁止します。)