【１】史料群「紀州菊池本家・新家史料」について

和歌山県湯浅町は、紀州の豪商菊池〈垣内〉本家（菊池明石氏旧蔵）約540点および菊池〈垣内〉新家（菊池武昭氏旧蔵）約3300点の史料群を所蔵しています（和歌山県立博物館に寄託中）。近年寄贈されたこれら両家史料の一部（本家分80点・新家分340点と写真史料群）のほか、1985年に寄贈された菊池〈垣内〉本家史料（菊池家文書、菊池薫氏旧蔵）約6000点は本研究所で所蔵し公開されています。いずれも、漢詩人・書家であり海防論・農兵取立で著名な幕末の地士菊池海荘の関係史料を含みます。本研究所では湯浅町と覚書を締結し、数年間かけて同町所蔵分の史料撮影調査とデジタル公開に取り組みました。

関連プロジェクト:

• JSPS人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業（関連ページ）
• 東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター古写真研究プロジェクト

【２】公開データと利用について

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史料群名（所蔵者）	画像数	所蔵機関利用規程 （利用についてのお問い合わせ）
紀州菊池本家史料 （和歌山県湯浅町）	約1,200点（コマ） （2023年4月時点）	機関サイト
紀州菊池新家史料 （和歌山県湯浅町）	約26,000点（コマ） （2023年4月時点）