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研究業績(尾上 陽介)

氏名(かな) 尾上 陽介 (おのえ ようすけ)
所属 前近代日本史情報国際センター
職位・学位 教授/文学修士
研究テーマ
  • 古代中世古記録の史料学的研究
  • 平安時代官僚制の研究
著書・論文
  • 「『基凞公記』の原本について」尾上陽介編『禁裏・公家文庫研究』九、思文閣出版、2023年3月
  • 「古文書料紙の科学研究:陽明文庫所蔵史料および都城島津家伝来史料を例として」『東京大学史料編纂所研究紀要』三二、2022年3月(共著)
  • 「東京大学史料編纂所所蔵『藤波家蔵文書記録目録』に見える『民経記』原本の構成」東京大学史料編纂所研究成果報告2021-8『藤波家旧蔵史料の調査・研究』、2021年11月
  • 「中世近衞家の日記目録について」新川登亀男編『日本古代史の方法と意義』、勉誠出版、2018年1月
  • 「『明月記』原本の特異性-芸術作品としての日記原本-」『日本文学研究ジャーナル』二、2017年6月
  • 「記事の筆録態度にみる記主の意識」倉本一宏編『日記・古記録の研究』、思文閣出版、2015年3月
  • 「東京国立博物館所蔵『明月記』天福元年六月記について」『明月記研究』一二、2010年1月
  • 三井記念美術館・明月記研究会編『国宝熊野御幸記』八木書店、2009年3月(共著)
  • 『明月記 徳大寺家本』一~八、ゆまに書房、2004年10月~2006年2月(編著)
  • 「再利用された日記原本」『年報三田中世史研究』一二、2005年10月
  • 「冷泉家時雨亭文庫所蔵『明月記』端物集について」『明月記研究』八、2003年12月
  • 『中世の日記の世界』、山川出版社日本史リブレット、2003年5月
  • 「『明月記』本文の改変と「稲荷伏拝」」『朱』四五、2002年3月
  • 「天理図書館所蔵『明月記』断簡巻について」『明月記研究』六、2001年11月
  • 「年官制度の本質」『史観』一四五、2001年9月
  • 「賀茂別雷神社所蔵『賀茂神主経久記』について」『東京大学史料編纂所研究紀要』一一、2001年3月
  • 「『明月記』原本の構成と藤原定家の日記筆録意識」『明月記研究』五、2000年11月
  • 「天理図書館所蔵『明月記』治承四五年記について」『明月記研究』四、1999年11月
  • 「『民経記』と暦記・日次記」五味文彦編『日記に中世を読む』、吉川弘文館、1998年11月
  • 「鎌倉時代の年爵」『明月記研究』二、1997年11月
  • 「二水記諸本の研究」『東京大学史料編纂所研究紀要』七、1997年3月
  • 「史料編纂所所蔵徳大寺本『明月記』について」『明月記研究』一、1996年11月
  • 「内給所について」虎尾俊哉編『日本古代の法と社会』、吉川弘文館、1995年7月
  • 「年爵制度の変遷とその本質」『東京大学史料編纂所研究紀要』四、1994年3月
講演・報告
  • 「陽明文庫所蔵史料のあれこれ」陽明文庫講座、於京都府立京都学・歴彩館、2023年2月
  • 「日本古代中世の日記について」慶北大学校嶺南文化研究院・韓国学中央研究院比較文化研究所主催、朝鮮史研究会共催国際学術会議「日記史料の可能性―個人の記録から歴史を読むこと―」、於韓国学中央研究院、2021年11月
  • 「東京大学史料編纂所所蔵『藤波家蔵文書記録目録』に見える『民経記』原本の構成」東京大学史料編纂所一般共同研究「藤波家旧蔵史料の調査・研究」研究集会「藤波家旧蔵史料調査の成果と課題」、於國學院大學、2021年3月
  • 「修理を終えた史料から」陽明文庫講座、於京都府立京都学・歴彩館、2021年3月
  • 「藤原経光と『民経記』」国立歴史民俗博物館資料調査研究プロジェクト「『広橋家旧蔵記録文書典籍類』を素材とする中世公家の家蔵史料群に関する研究」研究会、2020年12月
  • 「古代・中世貴族社会における日記の役割」文京アカデミア講座、於文京シビックセンター、2020年11月
  • 「古代中世の日記史料について」史料編纂所主催、慶北大学校嶺南文化研究院・慶北大学校史学科BKプラス事業団共催国際研究集会「日記史料の可能性―日・韓の事例から―」、於東京大学、2020年1月
  • 「The Konoe Legacy: Precedents Passed Down Over A Millennium」USC Kambun Workshop,、2019年7月
  • 「史料編纂所による陽明文庫の調査と史料集刊行の学術的意義」陽明文庫設立80周年記念特別研究集会「最新の研究成果の報告と陽明文庫の過去と未来」、於東京大学、2018年7月
  • 「日記に残された中世都市鎌倉」神奈川県立博物館県博セミナー「文献から読み解く中世都市鎌倉」、2017年2月
  • 「近衞家における故実の継承」陽明文庫講座、於セシオン杉並、2017年1月
  • 「古書販売目録の学問的な意味」、於千代田区立千代田図書館、2016年7月
  • 「史料としての日記」公開講座「続・古典を読む」、於長野高校金鵄会館、2014年6月
  • 「陽明文庫所蔵の断簡から」陽明文庫講座、於立命館大学、2013年10月
  • 「陽明文庫所蔵『兵範記』紙背文書から」陽明文庫講座、於立命館大学、2013年1月
  • 「中世近衛家の家記について」愛知学院大学文学部人間文化研究所研究会「日本人の日記 歴史学からのアプローチ」、2012年12月
  • 「記事の筆録態度にみる記主の意識について」国際日本文化研究センター共同研究会「日記の総合的研究」、2012年10月
  • 「中世近衛家の日記帳」陽明文庫講座、於立命館大学、2012年2月
  • 「近衛家歴代関白記録の伝来」東京大学史料編纂所セミナー、於一橋記念講堂、2011年10月
  • 「陽明文庫の歴代関白日記」陽明文庫講座、於立命館大学、2011年2月
  • 「日記翻刻の問題点」国際日本文化研究センター共同研究会「日記の総合的研究」、2010年12月
  • 「下郷共済会所蔵史料に見る中世の日記の姿」、於下郷共済会鍾秀館、2010年8月
  • 「『愚昧記』について」鎌倉遺文研究会、於早稲田大学、2010年4月
  • 「岩瀬文庫の中世の日記」連続講座岩瀬文庫の古典籍の世界、於西尾市岩瀬文庫、2008年9月
  • 「日記の裏に残った文書」金沢文庫夏期講座、2006年7月
  • 「藤原定家と『明月記』」新潟県立歴史博物館特別展「冷泉家展」記念講演、2001年9月
  • 「藤原定家の日記筆録形態」日本学術会議・文部省特定領域研究『古典学の再構築』共催公開シンポジウム『文明と古典』、於東京大学、2000年3月
  • 「内給所について」史学会第九二回大会報告、1994年11月
史料編纂
  • 『大日本古記録 平記』上、岩波書店、2022年3月
  • 『大日本古記録 愚昧記』下、岩波書店、2018年4月
  • 『大日本古記録 愚昧記』中、岩波書店、2013年3月
  • 『大日本史料 第二編之三十』東京大学出版会、2011年11月
  • 『大日本古記録 愚昧記』上、岩波書店、2010年3月
  • 『大日本古記録 民経記』一〇、岩波書店、2007年3月
  • 『大日本古記録 民経記』九、岩波書店、2004年3月
  • 『大日本古記録 民経記』八、岩波書店、2001年3月
  • 『大日本古記録 二水記』四、岩波書店、1997年3月
  • 『大日本古記録 二水記』三、岩波書店、1994年3月
その他
  • 「陽明文庫所蔵『僧綱補任』について―修理を終えた下巻の紹介―」尾上陽介編『禁裏・公家文庫研究』九、思文閣出版、2023年3月
  • 「陽明文庫所蔵一般文書目録「消息」高精細デジタル撮影目録および索引」尾上陽介編『禁裏・公家文庫研究』九、思文閣出版、2023年3月(共著)
  • 「陽明文庫所蔵史料による料紙研究の可能性」渋谷綾子・天野真志編『古文書の科学 料紙を複眼的に分析する』所収、文学通信、2023年3月
  • 『陽明文庫講座 図録4』、2023年2月(共著)
  • 渋谷綾子編『古文書を科学する 料紙分析 はじめの一歩』東京大学史料編纂所研究成果報告2021-9、2022年2月(共著)
  • 『陽明文庫講座 図録3』、2022年2月(共著)
  • 「尊経閣文庫所蔵『後愚昧記』(『山門嗷訴記』『実豊卿記』)解説」前田育徳会尊経閣文庫編『尊経閣善本影印集成 実躬卿記四・宣陽門院御落飾記・後愚昧記(山門嗷訴記・実豊卿記)』所収、八木書店、2021年8月
  • 「陽明文庫所蔵『臨時祭之事』および紙背『貞観政要』について」『東京大学史料編纂所研究紀要』三一、2021年3月(共著)
  • 『陽明文庫講座 図録2』、2021年2月(共著)
  • 「尊経閣文庫所蔵『公秀公記』解説」前田育徳会尊経閣文庫編『尊経閣善本影印集成 公秀公記・実隆公記・建治三年記』所収、八木書店、2020年11月
  • 「近衞家家司平時兼の日記(『御八講』)について」田島公編『禁裏・公家文庫研究』七、思文閣出版、2020年3月
  • 『陽明文庫講座 図録1』、2020年2月(共著)
  • 「In His Own Words: The Taiki of Fujiwara no Yorinaga」(共著)、USC Kambun Workshop、2019年8月
  • 『陽明文庫 近衞家伝来の至宝』、吉川弘文館、2019年4月(共著)
  • 「『仁部記』弘安二年四月・五月記他」『鎌倉遺文研究』四二、2018年10月(共著)
  • 『陽明文庫設立80周年記念特別研究集会 記念図録―最新の研究成果の報告と陽明文庫の過去と未来―』、2018年7月(共著)
  • 「大日本古記録未収の『猪隈関白記』原本・古写本」田島公編『禁裏・公家文庫研究』六、思文閣出版、2017年8月
  • 「尊経閣文庫所蔵『台記』(『宇槐記抄』『台記抄』『宇槐雑抄』)解説」前田育徳会尊経閣文庫編『尊経閣善本影印集成 台記』所収、八木書店、2017年8月
  • 「公職の人と文③―古記録」河野貴美子他編『日本「文」学史』二所収、勉誠出版、2017年6月
  • 「『山槐記』古写本の解題と翻刻」『東京大学史料編纂所研究紀要』二七、2017年3月(共著)
  • 東京大学史料編纂所史料展覧会図録『史料を後世に伝える営み』、2016年11月(共著)
  • 「尊経閣文庫所蔵『県召除目記』解説」前田育徳会尊経閣文庫編『尊経閣善本影印集成 春除目抄 京官除目次第他』所収、八木書店、2016年5月
  • 「尊経閣文庫所蔵『京官除目次第』解説」前田育徳会尊経閣文庫編『尊経閣善本影印集成 春除目抄 京官除目次第他』所収、八木書店、2016年5月
  • 「二〇一五年の歴史学界 日本古代五」『史学雑誌』一二五/五、2016年5月(共著)
  • 「『兵範記』紙背文書やその他の断簡からの発見」田島公編『近衞家名宝からたどる宮廷文化史』所収、笠間書院、2016年3月
  • 「陽明文庫所蔵の『明月記』紙背文書について」『明月記研究』一四、2016年1月
  • 「『明月記』解題」天理大学附属天理図書館編『新天理図書館善本叢書5 明月記』所収、八木書店、2015年12月
  • 「『仁部記』弘長二年二月記」『鎌倉遺文研究』三六、2015年10月(共著)
  • 「『仁部記』弘長元年七月・八月記」『鎌倉遺文研究』三五、2015年4月(共著)
  • 「俊寛自筆書状をめぐって」東京大学史料編纂所編『日本史の森をゆく』、中公新書、2014年12月
  • 「『仁部記』建長八年五月記」『鎌倉遺文研究』三三、2014年4月(共著)
  • 「『仁部記』文永十二年二月・三月記」『鎌倉遺文研究』三二、2013年10月(共著)
  • 「二六事中」史籍研究会編『内閣文庫所蔵史籍叢刊 古代中世篇』五、汲古書院、2013年8月
  • 「(増訂)『明月記』原本及び原本断簡一覧」東京大学史料編纂所研究成果報告2012-7『断簡・逸文・紙背文書の蒐集による「明月記」原本の復元的研究』、2013年3月
  • 「陽明文庫所蔵『明月記』紙背文書」東京大学史料編纂所研究成果報告2012-7『断簡・逸文・紙背文書の蒐集による「明月記」原本の復元的研究』、2013年3月
  • 「売立目録掲載史料目録(稿)」東京大学史料編纂所研究成果報告2012-7『断簡・逸文・紙背文書の蒐集による「明月記」原本の復元的研究』、2013年3月
  • 「翻刻『近衛家記録十五函目録』」田島公編『禁裏・公家文庫研究』四、思文閣出版、2012年3月
  • 「陽明文庫所蔵『兵範記』紙背文書目録」田島公編『禁裏・公家文庫研究』四、思文閣出版、2012年3月
  • 「売立目録にみえる『明月記』断簡」『明月記研究』一三、2012年1月
  • 「『明月記』(建仁三年十二月)を読む」『明月記研究』一三、2012年1月(共著)
  • 「公家官制」築島裕他編『古語大鑑』一、東京大学出版会、2011年12月
  • 「『民経記』(藤原経光)」元木泰雄・松薗斉編『日記で読む日本中世史』、ミネルヴァ書房、2011年11月
  • 「京都御所東山御文庫収蔵『政部類記』紙背文書」『東京大学史料編纂所研究紀要』二一、2011年3月(共著)
  • 「『頼資卿熊野詣記』『後鳥羽院修明門院熊野御幸記』『修明門院熊野御幸記』紙背文書の紹介」『鎌倉遺文研究』二六、2010年10月(共著)
  • 「『明月記』(天福元年六月)を読む」『明月記研究』一二、2010年1月(共著)
  • 「東京理科大学近代科学資料館所蔵『具註暦 仮名暦』について」『東京大学史料編纂所研究紀要』一八、2008年3月
  • 「建仁元年十月『熊野御幸記』を読む」『明月記研究』一一、2007年12月(共著)
  • 「台記 仁平三年冬記」『東京大学史料編纂所影印叢書2 平安鎌倉記録典籍集』、八木書店、2007年11月
  • 「記録語「二音」」『日本歴史』七〇四、2007年1月
  • 「『明月記』原本及び原本断簡一覧」明月記研究会編『明月記研究提要』、八木書店、2006年11月
  • 「東山御文庫本『除目部類記』所引『法性寺殿御記』『中右記』逸文」田島公編『禁裏・公家文庫研究』二、思文閣出版、2006年3月
  • 「東京大学史料編纂所所蔵『台記』仁平三年冬記」『東京大学史料編纂所研究紀要』一六、2006年3月(共著)
  • 「『明月記』(元久二年五月~閏七月)を読む」『明月記研究』一〇、2005年12月(共著)
  • 「『明月記』(建保元年五月)を読む」『明月記研究』九、2004年12月(共著)
  • 「『明月記』(建暦元年十一月・十二月)を読む」『明月記研究』八、2003年12月(共著)
  • 『史料纂集 言継卿記紙背文書』二、続群書類従完成会、2003年5月(共編)
  • 「『明月記』原本及び原本断簡一覧稿」『明月記研究』七、2002年12月
  • 「史料編纂所の教職員」『東京大学史料編纂所史史料集』、2001年11月
  • 「『明月記』(寛喜二年七月)を読む」『明月記研究』六、2001年11月(共著)
  • 「古代・中世主要日記一覧」『日本歴史大事典』四、小学館、2001年7月
  • 「『明月記』(治承四五年)を読む」『明月記研究』五、2000年11月(共著)
  • 「『明月記』(治承四年)を読む」『明月記研究』四、1999年11月(共著)
  • 「中世古記録(日記)関係文献目録抄」五味文彦編『日記に中世を読む』、吉川弘文館、1998年11月(共著)
  • 「『明月記』(嘉禄三年閏三月)を読む」『明月記研究』三、1998年11月(共著)
  • 「『明月記』(嘉禄三年三月)を読む」『明月記研究』二、1997年11月(共著)
  • 「一九九六年の歴史学界 日本古代五」『史学雑誌』一〇六/五、1997年5月(共著)
  • 「『明月記』(建仁二年八月)を読む」『明月記研究』一、1996年11月(共著)
  • 「『明月記』(建仁二年七月)を読む」『文学』六/四、1995年10月(共著)
  • 「一九九一年の歴史学界 日本古代四」『史学雑誌』一〇一/五、1992年5月(共著)