ご案内

研究業績(井上 聡)

氏名(かな) 井上 聡 (いのうえ さとし)
所属 古文書古記録部門
職位・学位 准教授/修士(文学)
研究テーマ
  • 中世荘園史の研究
著書・論文
  • 「鎌倉時代~荘園制と地頭・御家人~」、『郷土史体系 領域の歴史と国際関係(上)前近代』朝倉書店、2021年5月
  • 「所史史料調査の現状と展望-本所所蔵『往復』を中心に―」『東京大学史料編纂所研究紀要』31、2021年3月
  • 「研究資源の生成・活用をめぐって」『歴史評論』831,2019年7月
  • 「『吾妻鏡』の成立とその構成および伝来をめぐって」『悠久』150、2017年9月
  • 「東京大学史料編纂所における歴史史料の複製とガラス乾板」『文化財としてのガラス乾板―写真が紡ぎなおす歴史像』勉誠出版、2017年3月
  • 「文字画像データベースの連携について」『漢字字体史研究2 字体と漢字情報』勉誠出版、2016年11月
  • 「中世京都平野の再発見~史料蒐集はつづく~」『美夜古文化』31、2016年6月
  • 「『中院一品記』の史料学的再検討」、『大和文華』130、2016年6月
  • 「伝来と書誌に関する考察」東京大学史料編纂所研究成果報告2015-1『東京大学史料編纂所所蔵『中院一品記』修理事業に伴う調査と研究』、2016年3月
  • 「財津家所蔵「野上文書」について」(高島晶彦氏と共著)『(大分県立先哲史料館)史料館研究紀要』20号、2016年1月
  • 「東京大学史料編纂所「電子くずし字字典データベース」の概要と展望」『情報の科学と技術』65-4、2015年4月
  • 「家を焼くこと」『歴史評論』779、2015年3月
  • 「荘園調査成果の共有をめざして」海老澤衷・酒井紀美・清水克行編『中世の荘園空間と現代』勉誠出版、2014年12月
  • 「豊前佐田荘と豊後山香郷の境相論史料について~東京大学史料編纂所寄託『佐田家文書』から~」『大分県立歴史博物館研究紀要』15号、2014年3月
  • 「デジタル画像を用いた歴史史料管理体系の再構築~東京大学史料編纂所の取り組み~」『日本写真学会誌』77-1、2014年2月
  • 「豊前京都平野の中世と水運」 小野正敏・五味文彦・萩原三雄編『水の中世 治水・環境・支配』高志書院、2013年7月
  • 「荘園絵図調査の実践から」『民衆史研究』85号、2013年5月
  • 「神領興行法再考」 『東京大学日本史学研究室紀要 別冊 中世政治社会論叢』2013年3月
  • 「『電子くずし字字典データベース』の課題と将来構想」情報処理学会研究報告<人文科学とコンピュータ研究会報告>2013-CH-97,No.10,2013年1月
  • 「薩摩国日置北郷中分絵図に関する現地調査と考察」 東京大学史料編纂所研究成果報告報告書2012-6『画像解析とフィールドワークに基づく荘園絵図情報システムの構築』、2012年3月
  • 「伊予の地域社会と奈良の律僧」 高橋慎一朗編『列島の鎌倉時代』高志書院、2011年2月
  • 「文字字形総合データベース作成の試み」(馬場基氏と共著) 大学共同利用機関法人人間文化研究機構・研究資源化事業委員会『人間文化研究情報資源強化研究会報告集』1、2010年3月、
  • 『行橋市史 中巻 中世・近世・建築・美術編』共著、2006年3月
  • 「中世法隆寺における検断権の所在をめぐって」 勝俣鎮夫編『寺院・検断・徳政』山川出版社、2004年9月
  • ”Digitizing Reproduction of Shoen-ezu(荘園絵図模本の情報化)",国立歴史民俗博物館編『第6回歴博国際シンポジウム論文集 情報技術による歴史・文化研究の新展開』同館、2003年1月
  • 「御家人と荘園公領制」 五味文彦編『京・鎌倉の王権』(日本の時代史8)吉川弘文館、2003年1月
  • 「『宇佐宮仮殿地判指図』に関する基礎的考察」、鎌倉遺文研究会編『鎌倉期社会と史料論』東京堂出版、2002年5月
  • 「『備中国賀陽郡服部郷図』に関する基礎的検討」 科学研究費報告書『荘園絵図史料のデジタル化と画像解析的研究(研究代表 黒田日出男)』2002年3月
  • 「宇佐宮領の形成と荘園公領制」 『歴史評論』622号、2002年2月
  • 「吾妻鏡」(五味文彦氏と共著) 皆川完一・山本信吉編『国史大系書目解題』下巻、吉川弘文館、2001年11月
  • 「内閣文庫所蔵『吾妻鏡(北条本)』の再検討」(高橋秀樹氏と共著) 『明月記研究』No.5、2000年11月
  • 「豊後国六郷満山の関東祈祷寺化をめぐって」 『大分県立歴史博物館研究紀要』No.1、2000年3月
  • 「国東半島における荘園調査の意義」 『あるく中世』No.13、1998年11月
  • 「中世法隆寺の市場経営をめぐって ―二つの「納帳」と常楽寺市場―」 『遥かなる中世』No.17、1998年10月
講演・報告
  • 「佐田家文書の世界とその伝来」中津市歴史博物館特別展「西向くサムライー鎌倉幕府と豊前国-」記念講演会、2021年9月25日、於新中津市学校集会室
  • 「東京大学史料編纂所における字形データの蓄積経緯と花押データへの展開 」CODHシンポジウム「日本文化とAIシンポジウム2019 AIがくずし字を読む時代がやってきた」、2019年11月11日、於一橋講堂
  • 「所史資料調査の現状と展望 ~本所所蔵『往復』を中心に~」国際研究集会「近代修史事業と史料集編纂の150年」2019年11月8日、於東京大学
  • 「近代修史事業と史料収集の来歴 -佐田文書の再発見-」大分県立先哲史料館秋季企画記念講演会、2017年10月、於豊の国情報ライブラリー
  • 「歴史史料から字形を集める」JADH2016プレシンポジウム「日本語文字情報の管理とその応用」2016年9月、於東京大学福武ホール
  • 「中院ー品記修理の概要と史料展示」シンポジウム「文化財を守り、伝えるために~『中院一品記』修理事業から~」2015年9月、於大和文華館
  • 「東京大学史料編纂所の活動と蟇沼寺文書の世界」三原市の文化財展・講演会、2015年9月
  • 「地理情報蓄積システムの構築とSHIPS-DBによる活用」東京大学史料編纂所共同研究拠点と歴史情報シンポジウム「史料情報の新たな発信」2015年1月
  • 「中世京都平野の再発見」美夜古郷土史学校開校40周年記念講演会、2015年1月
  • 「日本史研究におけるガラス乾板の史料的意義について」(木下聡氏と共同報告)東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター研究集会『ガラス乾板の調査・保存・研究資源化に関する研究』2014年11月
  • 「下総千葉氏と肥前千葉氏」千葉市史研究講座、2014年9月
  • 「デジタル画像を用いた歴史史料管理体系の再構築 ~東京大学史料編纂所の取り組み~」画像保存セミナー、2013年11月
  • 「荘園絵図調査の実践から」 民衆史研究会大会報告、2012年12月
  • 「豊前京都平野の中世と水利・水運」 第8回考古学と中世史シンポジウム、2012年7月
  • 「花押彙纂プロジェクト・崩し字プロジェクト」(林譲氏と共同) 東京大学史料編纂所画像史料解析センター開設10周年記念研究会、2007年6月
  • 「デジタル化資料はオリジナル資料をこえられるか」(臼井佐知子・高松洋一・新江利彦・相原佳之の各氏と共同) 国際シンポジウム アジア・アフリカ史資料学の現在と地域文化研究、2006年12月
  • 「荘園絵図模本の情報化」 歴博第6回歴博国際シンポジウム、2003年2月
  • 「内閣文庫所蔵『吾妻鏡』(北条本)について」 第98回史学会大会報告、2000年11月
  • 「国東半島における荘園調査の意義」 中世史サマーセミナー・ミニシンポジウム、1998年8月
史料編纂
  • 『大日本古記録 中院一品記 下』 2022年3月
  • 『大日本古記録 中院一品記 上』 2018年6月
  • 『日本荘園絵図聚影 釈文編2 中世1』2016年3月
  • 『大日本古記録 後深心院関白記6』 2015年3月
  • 『大日本古記録 後法成寺関白記4』 2011年9月
  • 『大日本古記録 後法成寺関白記3』 2007年3月
  • 『大日本古記録 後深心院関白記3』 2005年3月
  • 『日本荘園絵図聚影 5下 西日本2・補遺』2002年3月
  • 『日本荘園絵図聚影 5上 西日本1』 2001年3月
  • 『日本荘園絵図聚影 4 近畿3』1999年3月
その他
  • 「史的文字データベース連携検索システムの公開」『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』89号、2020年4月
  • 「新たな字形連携データベースの構築について」『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』88号、2020年1月
  • 「東京大学史料編纂所における史料デジタル撮影のあらましについて」谷昭佳・高山さやかと共著、「埼玉県地域史料保存活用連絡協議会会報」45、2019年3月
  • 「ガラス乾板の整理保全と活用 その後」『東京大学史料編纂所画像史料解析センター通信』84号、2019年1月
  • 「『電子くずし字字典データベース』新機能の紹介」『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』81号、2018年4月
  • 「字形画像をキーとした情報検索による古文書デジタルアーカイブ活用への効果」(耒代誠仁氏ほかと共著)、『情報処理学界論文誌』Vol59No2 、2018年2月
  • 「『吾妻鏡』諸本異同表(稿)」『東京大学史料編纂所研究成果報告書2017-1 島津家本吾妻鏡の基礎的研究』,2018年2月
  • 「2015年の歴史学会 回顧と展望 中世3 社会・経済 中世前期」『史学雑誌』125-5、2016年5月
  • 「木簡およびくずし字のデジタルアーカイブを文字画像で検索するサービスの実装」(耒代誠仁氏ほかと共著)、『じんもんこん2016論文集』、2016年12月
  • 「前近代日本史史料に関わる人名情報の収集・蓄積に関する考察」(山田太造氏と共著)、情報処理学会研究報告〈人文科学とコンピュータ研究会報告2016-CH-109(2)、2016年1月
  • 「史料編纂所所蔵荘園絵図模本データベースと地理情報蓄積システムの連携について」『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』72号、 2016年1月
  • 「古文書字形デジタルアーカイブのための検索システムの試作」(耒代誠仁氏ほかと共著)『じんもんこん2015論文集』,2015年12月
  • 「金石文拓本史料データベースにおける地理情報蓄積システムの活用」『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』65号、2014年3月
  • 「史料編纂所所蔵『後龍翔院左大臣殿御記』紙背文書の翻刻」(宮崎肇氏と共著)『東京大学史料編纂所研究紀要』24号、2014年3月
  • 「日本南北朝期古記録テキストを用いた潜在的トピックの検出と時系列変化」(山田太造氏ほかとの共著),東洋学へのコンピュータ利用第25回研究セミナー,2014年
  • 「トピックモデルを用いた天正期古記録『上井覚兼日記』における人物間関係の検出」(山田太造氏ほかとの共著)じんもんこん2014論文集、2014年12月
  • 「古文書デジタルアーカイブに対する横断的字形検索サービスの試作」(耒代誠仁氏ほかとの共著)じんもんこん2014論文集、2014年12月
  • 「古代木簡に対する平滑化処理の適用および古代木簡解読支援システムのアップデート 」(耒代誠仁氏ほかとの共著)じんもんこん2013論文集、2013年12月
  • 「古文書字形検索のための画像処理」(白井啓一郎氏ほかとの共著)情報処理学会研究報告<人文科学とコンピュータ研究会報告>2013-CH-97,No.7、2013年1月
  • 「シームレスコンピューティングのための古文書字形検索技術」(耒代 誠仁氏ほかとの共著)じんもんこん2012論文集 Vol.2012、2012年12月
  • 「日本古文書ユニオンカタログ-古文書情報を網羅するための"古文書リンケージ"プラットフォーム-」(山田太造氏ほかとの共著)情報処理学研究報告<人文科学とコンピュータ>2012-CH-93、No.1、2012年1月
  • 「日本史史料における翻刻テキストの構造化支援手法」(山田太造氏ほかとの共著)情報処理学会研究報告<人文科学とコンピュータ研究会報告>2011-CH-91、Vol.2011、No.5、2011年7月
  • 「日本史史料読解支援のための候補文字検索」(山田太造氏ほかとの共著)じんもんこん2011論文集 Vol.2011、2011年12月
  • 「「小寺家文書」「金子家文書」の修復から」(高島晶彦・村井祐樹氏と共著)『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』51号、2010年10月
  • 「日本史史料における翻刻データの管理と編集支援」(山田太造氏ほかとの共著)第9回情報科学技術フォーラム(FIT2010)、N-013、2010年9月
  • 「『薩州日置郡吉利郷惣絵図』デジタル撮影報告」(高山さやか氏と共著)『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』50号、2010年7月
  • 「『薩摩国日置北郷絵図』現地調査報告概報」 『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』48号、2010年1月
  • 「翻刻 史料編纂所所蔵 後龍翔院左大臣記」(尾上陽介氏と共編) 東京大学史料編纂所研究成果報告書『古代・中世古記録書誌情報の蒐集と古記録メタデータ・データベースの構築』2009年3月
  • 「伯耆国東郷荘関係史料目録(稿)および史料抜粋」(清水亮・守田逸人氏と共編) 科学研究費補助金基盤研究A研究成果報告書『荘園絵図の史料学とデジタル画像解析の発展的研究』、2008年3月
  • 「史料紹介 萩博物館寄託『杉家文書』」(村井祐樹氏と共編) 『萩博物館研究報告』三、2008年3月
  • 『行橋市史 資料編 中世』(共編)2006年3月
  • 「書評 海老澤衷著『荘園公領制と中世村落』」 史学雑誌110-12、2001年12月