2006年度 白百合女子大学　共通科目
「日本中世文化史――掛幅縁起絵を読む（４）――」主要参考文献目録

１：全般　2003年度参照

15：聖徳太子絵伝（献納宝物掛幅本、東京国立博物館所蔵、嘉元三年銘）

• 2003年度：５：聖徳太子絵伝（法隆寺絵殿旧障子）参照
• 奥平英雄「聖徳太子絵伝（掛幅絵伝）について」（『MUSEUM』96、1959年3月）＊法隆寺献納宝物特集
• 菊竹淳一「聖徳太子絵伝にみえる四季絵的要素」（『MUSEUM』226、1970年1月）
• 菊竹淳一編『日本の美術91　聖徳太子絵伝』（至文堂、1973年）
• 菊竹淳一「聖徳太子絵伝の図像的系譜」（『美術史』99・100、1976年7月）
• 村重寧「法隆寺献納宝物　聖徳太子絵伝（四幅本）の墨書銘」（『MUSEUM』287、1975年2月）
• 梅沢恵「法隆寺献納宝物四幅本聖徳太子絵伝について」（村重寧先生・星山晋也先生古稀記念論文集編集委員会編『日本美術史の杜』竹林舎、2008年9月）◆
• 太田昌子「法隆寺の聖徳太子絵伝を読み解く−絵の描かれた「信仰環境の総体」をテキストとして−」（阿部泰郎編『日本における宗教テクストの諸位相と統辞法』名古屋大学大学院文学研究科G-COE「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第4回国際研究集会報告書、2008年12月）◆

　　図版・画像

• 東京国立博物館監修『東京国立博物館　3　法隆寺献納宝物』（講談社、1966年）＊カラー部分、モノクロ
• 奈良国立博物館編『聖徳太子絵伝』（1969年）＊モノクロ（全体・部分）
• 東京国立博物館編『法隆寺献納宝物』（便利堂、1975年）＊モノクロ全図
• 大阪市立美術館編『聖徳太子信仰の美術』（東方出版、1996年）＊カラー全図
• 『法隆寺献納宝物』図録（東京国立博物館、1996年）＊カラー全図
• 東京国立博物館Web Siteカラーフィルム検索・法隆寺宝物館内の閲覧システム
• 東京国立博物館編『聖徳太子絵伝（四幅本）』1・2（法隆寺献納宝物特別調査概報XXXIII・XXXIV、2013・14年）＊カラー全図◆

　　〈参考〉さしあたり美術史関係のもの：一部未確認

• 正木篤三「川合家本聖徳太子伝絵考」（『美術研究』7、1931年7月）
• 正木篤三「上宮寺太子絵伝考」（『美術研究』55、1936年7月）
• 土居次義「四天王寺絵堂の壁画に就いて」（『山楽と山雪』桑名文星堂、1943年）
• 土居次義「狩野山楽の聖徳太子伝板絵」（『仏教芸術』56、1965年1月）
• 大串純夫「極めてよく似た三つの聖徳太子伝絵巻」（『国華』711、1951年6月）
• 高崎富士彦「聖徳太子絵伝（博物館本）について」（『MUSEUM』59、1956年2月）＊川合家本
• 高崎富士彦「四天王寺の聖徳太子掛幅絵伝」（『四天王寺』262、1962年5月）
• むしゃこうじ・みのる「聖徳太子伝絵と絵画−「四天王寺障子絵伝」についての一仮説−」（『国華』831・833・834、1961年6〜9月）
• 小倉豊文『聖徳太子と聖徳太子信仰』（綜芸舎、1963年、増補版・1972年）
• 梅津次郎「四天王寺蔵聖徳太子絵伝二種」（『仏教芸術』56、1965年1月）
• 梅津次郎「新出の聖徳太子絵伝双幅−前生と本伝とをもって成る−」（『大谷学報』51-3、1971年4月）
• 宮次男「聖徳太子伝絵巻」（『古美術』21、1968年3月）
• 菊竹淳一「絵解きへのアプローチ　聖徳太子絵伝」（『国文学　解釈と鑑賞』47-11特集「絵解き」1982年10月）
• 南谷敬「河内飛鳥地方の聖徳太子像及び絵伝」（『仏教芸術』119、1987年8月）
• 南谷恵敬「四天王寺蔵板絵聖徳太子絵伝について−復原的考察−」（大阪文化財センター編『大阪文化財論集』1989年3月）◆
• 南谷恵敬「聖徳太子伝の絵画化−聖徳太子絵伝の展開−」（『国文学　解釈と鑑賞』701特集「聖徳太子伝の変奏」1989年10月）
• 南谷恵敬「聖徳太子伝承と絵画」（『国文学　解釈と鑑賞』73-12、2008年）◆
• 百橋明穂「総説　聖徳太子絵伝」（信仰の造形的表現研究会編『真宗重宝聚英』7、同朋舎、1989年）
• 石田茂作『聖徳太子尊像聚成』（講談社、1976年）
• 飯田市美術博物館編『聖徳太子絵伝が語るもの』（2001年）
  ＊【文献目録】、渡辺信和「聖徳太子の伝記と絵伝と」、織田顕行「聖徳太子絵伝と聖徳太子尊像−二者の接点−」収録。
• 織田顕行編「中世の聖徳太子絵伝一覧」「聖徳太子絵伝関連文献目録」（飯田市美術博物館編『伊那谷の仏教絵画』2008年9月）◆
• 織田顕行「飯田市美術博物館蔵「聖徳太子絵伝」について」（佐野みどりほか編『中世絵画のマトリックス』青簡舎、2010年9月）◆
• 村松加奈子「聖徳太子絵伝にみる”和朝の釈迦としての太子の表象”」（宮治昭編『交流と伝統の視点から見た仏教美術の研究』科研費報告書、2008年5月）◆
• 村松加奈子「中世聖徳太子絵伝の展開と受容−中世絵伝のネットワーク−」阿部泰郎編『日本における宗教テクストの諸位相と統辞法』名古屋大学大学院文学研究科G-COE「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第4回国際研究集会報告書、2008年12月）◆
• 村松加奈子「聖徳太子絵伝にみる三国伝来観−鶴林寺本聖徳太子絵伝をめぐって−」（『美術史』169、2010年10月）◆
• 村松加奈子「聖徳太子絵伝の制作拠点に関する一考察―四天王寺と法隆寺を中心に―」（阿部泰郎編『文化創造の図像学』『アジア遊学』154、勉誠出版、2012年6月）◆
• 後藤怜「四天王寺における聖徳太子絵伝の制作について」（『美術史研究』45、2007年12月）◆　＊宝亀二年障子伝
• 兵庫県立歴史博物館編『鶴林寺太子堂』（2012年4月）◆　＊8幅本・3幅本、四天王寺6幅本、斑鳩寺本
• 龍谷ミュージアム編『絵解きってなぁに？』（2012年10月）◆
• 村松加奈子「四天王寺所蔵　二幅本聖徳太子絵伝」（『国華』1408、2013年2月）◆
• 阿部泰郎『中世日本の宗教テクスト体系』（名古屋大学出版会、2013年3月）◆
• 村松加奈子「滋賀・油日神社所蔵聖徳太子絵伝について」（加須屋誠編『仏教美術論集４　図像解釈学』竹林舎、2013年4月）◆
• 土屋貴裕「聖徳太子絵伝（四幅本）について」（東京国立博物館編『聖徳太子絵伝（四幅本）』1、2013年3月）◆
• 土屋貴裕「聖徳太子絵伝（四幅本）と法隆寺」（東京国立博物館編『聖徳太子絵伝（四幅本）』2、2014年3月）◆
• 神奈川県立金沢文庫編『聖徳太子信仰』（2019年10月）◆　＊妙安寺本、上宮寺本絵巻、善重寺断簡
• 瀬谷愛「大画面祖師絵伝と西大寺流律宗」（神奈川県立金沢文庫編『聖徳太子信仰』2019年10月）◆
• 一本崇之「江戸時代における四天王寺絵堂と聖徳太子絵伝―狩野山楽本以降の太子絵伝と文化再建絵堂をめぐって― 」（『美術史論集』17、2017年）◆PDF◆
• 亀田和子「四天王寺絵堂《聖徳太子絵伝》の画中に潜む曲水宴図」（島尾新・宇野瑞木・亀田和子編『和漢のコードと自然表象』アジア遊学246、勉誠出版、2020年3月）◆
• 中之島香雪美術館編『聖徳太子　時空をつなぐものがたり』（2020年10月）◆　＊ボストン本5幅＋香雪本3幅：本證寺本9幅と同図様
• 奈良国立博物館・東京国立博物館編『聖徳太子と法隆寺』（2021年4月）◆　＊旧絵殿本・献納宝物4幅本
• 和宗総本山四天王寺・大阪市立美術館・サントリー美術館編『聖徳太子　日出づる処の天子』（2021年9月）◆
  　＊一本崇之「四天王寺絵堂―松濤太子伝承の殿堂―」、石川知彦「聖徳太子絵伝に描かれた四天王寺の景観」、村松加奈子「融合するふたつの絵伝―聖徳太子絵伝と善光寺如来絵伝」ほか。
• 石川知彦監修・和宗総本山四天王寺編『聖徳太子と四天王寺』（法蔵館、2021年11月）◆
• 瀬谷愛「中世聖徳太子絵伝における南無仏太子説話の図像」（阿部泰郎ほか編『ハーバード美術館南無仏太子像の研究』中央公論美術出版、2023年3月）◆
• 龍谷ミュージアム編『真宗と聖徳太子』（2023年4月）◆
  　＊村松加奈子「礼拝画像化した聖徳太子絵伝―石川・正雲寺所蔵の二本について」、石川知彦「真宗で生み出された聖徳太子像」ほか。

　　〈参考〉歴史関係

• 新川登亀男『上宮聖徳太子伝補闕記の研究』（吉川弘文館、1980年）
• 新川登亀男「「聖徳太子」現象をめぐって」（『歴史と地理』565〈日本史の研究201〉、2003年6月）＊太子の実像をめぐる歴史学の個別研究に入る前に目を通しておくとよい。
• 飯田瑞穂『聖徳太子伝の研究』（飯田瑞穂著作集1、吉川弘文館、2000年）
• 林幹弥『太子信仰の研究』（吉川弘文館、1980年）
• 武田佐知子『信仰の王権　聖徳太子』（中公新書、1993年）

　　〈参考〉中世文学関係（未整理。除く、北陸関係）

• 『国文学　解釈と鑑賞』701特集「聖徳太子伝の変奏」（1989年10月）＊文献目録あり
• 阿部泰郎「中世芸能と太子伝」（『観世』48-2、1981年2月）
• 阿部泰郎「聖徳太子伝と能−『守屋』の本説−」（『文芸論叢』〈大谷大学★〉16、1981年）
• 阿部泰郎「中世太子伝の伎楽伝来説話−中世芸能の縁起叙述をめぐりて−」（『芸能史研究』78、1982年）
• 阿部泰郎「『正法輪蔵』東大寺図書館本−聖徳太子伝絵解き台本についての一考察−」（『芸能史研究』82、1983年7月）
• 阿部泰郎「中世太子伝『聖法輪蔵』の成立基盤−『天寿国曼陀羅出現』をめぐりて−」（『元興寺文化財研究』14、1983年9月）
• 阿部泰郎「中世聖徳太子伝『正法輪蔵』の構造−秘事口伝説をめぐりて−」（『絵解き−資料と研究−』三弥井書店、1989年）
• 阿部泰郎「院政期における聖徳太子崇敬の展開」（『説話文学研究』35、2000年7月）
• 阿部泰郎「中世における歴史叙述と注釈−聖徳太子伝をめぐりて−」（『古代文学』41、2002年）
• 阿部泰郎「解題」（『聖徳太子伝集』真福寺善本叢刊第2期5、臨川書店、2006年）
• 阿部泰郎「宗教図像テクスト複合としての聖徳太子絵伝」（佐野みどりほか編『中世絵画のマトリックス』青簡舎、2010年9月）◆
• 阿部泰郎「四天王寺をめぐる聖徳太子伝と絵伝―霊地を創る太子―」（同編『文化創造の図像学』『アジア遊学』154、勉誠出版、2012年6月）◆
• 阿部泰郎「中世における舎利の機能拡張―法隆寺拳内御舎利と南無仏太子―」（長岡龍作編『仏教美術論集 5 機能論』竹林舎、2014年3月）◆
• 高島昭堂「聖徳太子伝に於ける念仏信仰的表現」（『仏教論叢』27、1983年9月）
• 牧野和夫「慶應義塾図書館蔵『聖徳太子伝正法輪』翻印並びに解説」（『東横国文学』16、1984年3月）
• 牧野和夫「絵解きと聖徳太子絵伝」（『一冊の講座　絵解き』有精堂、1985年9月）
• 牧野和夫編『聖徳太子伝記』（伝承文学資料集成1、三弥井書店、1999年）
• 慶應義塾大学附属研究所斯道文庫編『中世聖徳太子伝集成』（斯道文庫古典叢刊、勉誠出版、2005年）
• 渡邉信和「浄勝寺丹山文庫蔵『正法輪蔵』研究並びに翻刻」（『同朋学園仏教文化研究所紀要』7･8合併号、1986年7月）
• 渡邉信和「聖徳太子伝における芹摘姫説話について」（『同朋学園仏教文化研究所紀要』9、1987年9月）
• 渡邉信和「地方と説話−聖徳太子伝記類における地域の特定をめぐって−」（『説話文学研究』26、1993年6月）
• 渡邉信和「頼長のみた障子絵と絵解と−鳥羽法皇の四天王寺参詣をめぐって−」（『絵解き研究』10、1995年3月）
• 渡辺信和「「聖徳太子伝」における蘇我馬子像」（『同朋学園仏教文化研究所紀要』22、2002年）
• 渡辺信和「聖徳太子絵伝と絵解き」（『国文学　解釈と鑑賞』865、2003年6月）
• 渡辺信和「大和における太子伝承−大蔵寺蔵聖徳太子絵伝を対象として−」（『講座日本の伝承文学』五・宗教伝承の世界、三弥井書店、1998年）◆
• 渡辺信和『聖徳太子説話の研究−伝と絵伝と−』（新典社、2012年6月）◆　＊以上も再録。
• 川岸宏教「四天王寺絵堂と障子絵伝−聖徳太子信仰史の一齣−」（『四天王寺女子大学紀要』12、1979年3月）
• 今堀太逸「中世の太子信仰と神祇−醍醐寺蔵『聖徳太子伝記』を読む−」（『本地垂迹信仰と念仏』法蔵館、1999年。初出、『鷹陵史学』8、1982年）
• 堅田修「聖徳太子片岡山飢者説話の基底」「聖徳太子観音化身説成立の背景」「聖徳太子四天王寺草創説話考」（『日本古代信仰と仏教』法蔵館、1991年）
• 内田吉哉「聖徳太子絵伝の成立に関する一考察」（『千里山文学論集』58、1997年9月）
• 内田吉哉「聖徳太子伝の発展と寺家の学問−文保本太子伝所載の厳島縁起をめぐって−」（『史泉』96、2002年7月）
• 黒部通善「聖徳太子説話と仏伝経典」（『日本仏伝文学の研究』和泉書院、1989年。初出1977年）◆
• 脊古真哉「遊行寺蔵『聖徳太子伝暦』と四天王寺蔵六幅本聖徳太子絵伝−聖徳太子絵伝の展開についての予備的考察−」（『同朋大学仏教文化研究所紀要』28、2009年3月） ◆
• 脊古真哉「聖徳太子絵伝の世界―聖徳太子十四歳廃仏の場面から―」（吉田一彦編『変貌する聖徳太子』平凡社、2011年11月）◆

３：有馬温泉寺縁起絵　（京都国立博物館蔵・一幅）

• 2003年度参照

16：三河・本證寺の絵伝群
　　　善光寺如来絵伝4幅(元5幅)・聖徳太子絵伝10幅(元9幅)・法然上人絵伝6幅(元7幅)

• 2004年度：10：善光寺如来絵伝参照
• 小山正文「法然絵伝と真宗」（『親鸞と真宗絵伝』法蔵館、2000年。
  　←「総説　法然上人絵伝」『真宗重宝聚英』6、同朋舎、1988年。
  　←「初期真宗と法然聖人掛幅絵伝−野寺本證寺本をめぐって−」『安城歴史研究』8、1982年）
  
• 小山正文「法然聖人掛幅絵伝について−特に初期真宗との関連を中心として−」（『日本文化と浄土教論攷』井川定慶博士喜寿記念会、1974年）＊未見
• 村重寧「説話画」（『新編　岡崎市史』17・美術工芸、1984年）
• 渡邉信和「聖徳太子伝における芹摘姫説話について」（『同朋学園仏教文化研究所紀要』9、1987年9月）
• 安城市立博物館編『本證寺−その歴史と美術−』（1997年）＊「本證寺略史」「三河真宗略年表」など。東博T1997-0735
• 天野信治「本證寺本 聖徳太子絵伝の画面構成について」（『安城市歴史博物館研究紀要』10・11合併号、2004年）＊トレース図あり。
• 天野信治「聖徳太子絵伝に描かれた善光寺如来」（『安城市歴史博物館研究紀要』16、2009年）◆
• 村松加奈子「本證寺本善光寺如来絵伝に関する一考察−『聖徳太子内因曼陀羅』による関与の問題を中心に−」（『東海仏教』50、2005年）＊未見
• 村松加奈子「中世浄土真宗における善光寺如来絵伝と聖徳太子絵伝の共存−本證寺本善光寺如来絵伝の図像をもとに−」（『美学美術史研究論集』〈名古屋大学〉21、2005年）
• 村松加奈子「中世聖徳太子絵伝にみる〈本伝〉と〈別伝〉−勝鬘皇寺本聖徳太子絵伝をめぐって−」（『仏教芸術』293、2007年◆
• 村松加奈子「岡崎市・勝鬘皇寺本聖徳太子絵伝第四幅の構成について」（宮治昭先生献呈論文集編集委員会編『汎アジアの仏教美術』中央公論美術出版、2007年）◆
• 村松加奈子「中世聖徳太子絵伝の展開と受容」（阿部泰郎編『日本における宗教テクストの諸位相と統辞法』名古屋大学G-COE、2008年）◆
• 平松令三「聖徳太子内因曼陀羅と親鸞聖人伝」（『高田学報』48、1961年7月。『真宗史論攷』同朋舎出版、1988年に再録）
• 平松令三翻刻・解題「聖徳太子内因曼陀羅」「聖法輪蔵」（『真宗史料集成』4・専修寺・諸派、同朋舎、1982年11月）
• 宮崎圓遵「聖徳太子伝の唱導と絵解」（聖徳太子研究会編『聖徳太子論集』平楽寺書店、1971年。『仏教文化史の研究』宮崎圓遵著作集7、思文閣出版、1990年、再録）
• 宮崎圓遵「中世における聖徳太子伝の絵解−正法輪蔵を中心として−」（『聖徳太子研究』3、1967年9月。同前再録）
• 宮崎圓遵「親鸞の太子鑽仰と太子絵伝」（同前再録。初出1965年）
• 宮崎圓遵「聖徳太子絵伝と太子像」（奥田慈応編『聖徳太子鑽仰』中外日報社、1979年）＊未見
• 深津精一「野寺本證寺聖徳太子絵伝と歴史考」（『安城歴史研究』16、1990年）
• 神谷素光「善光寺信仰の様相」（『安城歴史研究』14、1989年）
• 神谷素光「三河真宗の系譜」（『安城歴史研究』13、1988年）
• 神谷素光「三河三か寺の成立」（『安城歴史研究』18、1993年）
• 神谷素光「三河の絵伝」（『安城歴史研究』19、1994年）
• 天野暢保「鎌倉・南北朝時代の三河真宗」（『安城歴史研究』23、平成9年度）＊未見
• 「三河念仏相承日記」（石田充之・千葉乗隆編『真宗史料集成』1・親鸞と初期教団、同朋舎、1983年）
• 日下無倫「三河国に於ける真宗教団の発展（上・中・下）」（『大谷学報』62〜64(17-2〜4)、1936年）
• 笠原一男『中世における真宗教団の形成』（山喜房仏書林、1957年）＊三河一向一揆
• 重松明久『中世真宗思想の研究』（吉川弘文館、1973年）＊三河、善光寺如来・太子信仰
• 新行紀一『一向一揆の基礎構造　三河一揆と松平氏』（吉川弘文館、1975年）
• 新行紀一「矢作東宿・明大寺・岡崎」（『岡崎市史研究』3、1981年）
• 新行紀一「中世の矢作−薬師寺と宿−」（『岡崎市史研究』5、1983年）
• 小山正文「三河念仏相承日記の一考察」（『日本歴史』391、1980年）
• 小山正文「『三河念仏相承日記』の薬師寺−『岡崎市史研究』第三号を読んで−」（『日本歴史』403、1981年）
• 『新編　岡崎市史』2・中世（1989年）＊関係部分執筆：新行紀一
• 金井年「三河の寺内町プラン−その特徴と畿内型寺内町との比較−」（『ヒストリア』153、1996年）
• 千田嘉博「本證寺」（『愛知県中世城館跡調査報告�U　西三河地区』1994年。『都道府県別日本の中世城館調査報告書集成10　中部地方の中世城館4』東洋書林、1997年、に再録）
  
• 愛知県史を語る会抄録「西三河地域のむらびとと本證寺」（『愛知県史研究』1、1997年） 　＊小山正文「本證寺について」・遠山佳治「江戸時代後期、三河における真宗寺院の組織について」・塚本学「近世における西三河地域のむらびとと本證寺」
• 水野孝文「三河の真宗」（『講座　蓮如』6、平凡社、1998年）
• 脊古真哉「『三河念仏相承日記』の史料論的検討」（『同朋学園仏教文化研究所紀要』25、2005年）
• 脊古真哉「飯田の寂円と和田の信寂−三河と南信濃に展開した源海系荒木門流−」（『同朋仏教』42、2006年）◆
• 脊古真哉「専海系三河門流の北陸地方への展開−高僧連坐影像二点の紹介によせて−」（早島有毅編『親鸞門流の世界』法蔵館、2008年）◆
• 脊古真哉「絵画史料から見た初期真宗門流の痕跡−もう一つの三河・信濃・遠江国境地域の姿−」（『同朋学園仏教文化研究所紀要』27、2008年）◆
• 織田顕信『真宗教団史の基礎的研究』（法蔵館、2008年）◆
• 織田顕信「源海とその周辺−師の真仏について−」（『同朋仏教』44、2008年）◆
• 『安城市史』本編（1971年）・資料編（1974年）
• 『新編　安城市史』5・資料編古代・中世（2004年）＊通史編未刊。
• 安城市教育委員会編『安城市文化財図録』（1983年）＊それぞれから１幅のモノクロ図版

　　図版・画像（カラー）　（ただし、幅順次名称には異同あり。)

• 『真宗重宝聚英』3（善光寺如来絵伝）・7（聖徳太子絵伝）・6（法然上人絵伝）＊全幅カラー。部分図もあり。
• 安城市歴史博物館『再発見　安城の文化財』（1991年）＊太子伝カラー部分多数。善光寺全幅・法然第4･5･6幅モノクロ全図。東博T1990-452
• 大阪市美・サントリー美『四天王寺の宝物と聖徳太子信仰』（1992年）＊善光寺第4幅、太子伝第6幅、法然絵伝第5幅
• 安城市教育委員会編『安城市文化財図録』（1996年）＊善光寺第2幅、太子伝第6･9幅、法然絵伝第6幅
• 安城市立博物館編『本證寺−その歴史と美術−』（1997年）＊全点カラー図版、場面解説。
• 都美・大阪市美・名古屋市博『聖徳太子展』（2001年）＊太子伝全10幅
• 飯田市美術博物館編『聖徳太子絵伝が語るもの』（2001年）＊善光寺如来絵伝全4幅
• 安城市立博物館編『ものがたり　善光寺如来縁起』図録（2002年）＊善光寺如来絵伝全4幅、聖徳太子絵伝第5幅

17：空也上人絵伝　（大倉文化財団（大倉集古館）蔵、一幅）

• 『大日本史料』第一編之十四（1965年）　＊天禄三年九月十一日条・光勝〈空也〉卒伝に伝記を集成。『空也上人絵詞伝』も収録。
• 仏教大学民間念仏研究会編『民間念仏信仰の研究』資料編（隆文館、1966年）　＊『空也上人絵詞伝』翻刻
• 堀一郎『空也』（人物叢書、吉川弘文館、1963年）
• 平林盛得『聖と説話の史的研究』（吉川弘文館、1981年）
• 伊藤唯真『聖仏教史の研究』上（伊藤唯真著作集1、法蔵館、1995年）
• 石井義長『阿弥陀聖空也』（講談社選書メチエ、2003年）
• 伊藤唯真編『空也　浄土の聖者』（日本の名僧5、吉川弘文館、2005年）【文献目録】
• 三間重敏「「空也上人誄」の校訂及び訓読と校訂に関する私見」（『南都仏教』42、1979年）　＊真福寺本
• 浅野日出男・狩野充徳・福井佳男・山崎誠「『空也誄』校勘並びに訳注」（『山陽女子短期大学研究紀要』14、1988年）＊未見
• 石井義長『空也上人の研究』（法蔵館、2002年）　＊「空也研究の現状」「『空也上人誄』の校訂」など。
• 菅根幸裕「空也上人絵伝の成立と展開−聖の伝承文化を考える−」（『栃木史学』21、2007年）◆

　　〈未整理〉

• 金子良運「空也上人像」（『Museum』30、1953年9月）＊短文の解説
• 副島弘道「六波羅蜜寺の天暦造像と十世紀の造像工房」（『美術史』113、1982年）
• 藤島秀隆『中世説話・物語の研究』（桜楓社、1985年）＊以下を４本を再録。
• 藤島秀隆「『閑居友』上巻第四話空也上人説話をめぐって」（『説話・物語論集』2、1973年10月）
• 藤島秀隆「『発心集』第七「空也上人脱衣奉松尾大明神事」をめぐる諸問題」（『語学文学研究』5、1974年10月）
• 藤島秀隆「空也上人説話をめぐる諸問題−「宇治拾遺物語」を中心として−」（『金沢工業大学研究紀要』B2、1976年）
• 藤島秀隆「「愛宕空也」説話をめぐる諸問題」（『金沢工業大学研究紀要』B3、1978年）
• 木下文彦「源為憲と『空也誄』−空也研究の方法的前提として−」（『仏教史研究』22・23、1988年）
• 沼波政保「行基と空也−中世仏教説話集の一側面−」（『同朋国文』22、1990年3月）＊未見
• 福井佳夫「源為憲「空也誄」の文章について−中国文学の立場より−」（『中京国文学』10、1991年3月）＊未見
• 飯田勇「空也聖の折れた臂−説話文学の表現方法−」（『人文学報』〈東京都立大学〉243、1993年3月）
• 小原仁「摂関時代における「日本仏教」の構想−『三宝絵』と『空也誄』を素材にして−」（紫式部学会編『源氏物語の背景　研究と資料』古代文学論叢15、2001年11月）＊未見
• 田中夕子「遊行像の系譜−京都・六波羅蜜寺空也像をめぐる想像力−」（『密教図像』18、1999年12月）
• 田中夕子「わが国における遊行僧の研究−鹿角の杖を持つ遊行僧を中心に−」（『印度学仏教学研究』48-2 (通号 96)、2000年3月）
• 田中夕子「説話における空也の研究−『空也誄』との比較をとおして−」（『印度学仏教学研究』50-2 (通号100)、2002年3月）
• 田中夕子「念仏往生と作善−往生伝にみる造像−」（『印度学仏教学研究』52-2（通号104）、2004年）
• 新間水緒「空也説話の展開−空也と松尾明神−」（説話と説話文学の会編『説話論集 第11集 説話と宗教』(清文堂出版、2002年8月）
• 井上和歌子「『空也誄』考−文体・成立の背景・評価−」（『和漢比較文学』29、2002年8月）
• 井上和歌子「『空也誄』から『六波羅密寺縁起』へ−勧学会を媒介にした一著作の再生産−」（『名古屋大学国語国文学』92、2003年7月）
• 渡浩一「空也堂蔵『空也上人絵詞伝』と『西院河原口号伝』−〈賽の河原〉伝承を中心に−」（『明治大学教養論集』339、2001年1月）
• 渡浩一「『西院河原地蔵和讃』の唱導−勧化本『西院河原口号伝』を中心として−」（『日本宗教文化史研究』9-1、2005年5月）＊ともに大倉本には言及なし、要再検討。
• 京都府教育庁文化財保護課編『重要文化財六波羅蜜寺本堂修理工事報告書』（京都府教育委員会、1968年）
• 元興寺仏教民俗資料研究所編『六波羅蜜寺民俗資料緊急調査報告書』1・2（1971・72年）＊未見
• 元興寺仏教民俗資料研究所編『六波羅蜜寺の研究』（綜芸舎、1975年）＊未見
• 『六波羅蜜寺展』（大塚巧芸社、1973年）
• 今東光・小林剛・五来重／山本建三（写真）『六波羅蜜寺』（淡交社、1969年）＊未見
• 杉本苑子・川崎龍性・近藤豊・若杉準治『六波羅蜜寺』（古寺巡礼京都25、淡交社、1978年）＊未見
• 『極める・日本の美と心−京都の名刹−六波羅蜜寺』（テレビ東京、1996年）＊VTR

　　図版・画像

• カラー：[大倉集古館学芸部]譲原純子・伊藤京子編『大倉集古館の名宝』（西日本新聞社・大倉文化財団、2003年）
• 　　　　九州国立博物館編『未来への贈りもの』（2007年）◆

18：安徳天皇縁起絵　（赤間神宮所蔵・八幅）

• 玉井幸助「赤間宮宝物源平合戦図屏風色紙形」（『国語と国文学』12-1、1935年）
• 冨倉徳次郎「赤間宮の絵解のことなど」（『平家物語研究』角川書店、1964年。初出『古典の窓』6、1964年3月。）
• 宮次男「源平合戦絵　日本の合戦絵（二）」（『日本美術工芸』337、1966年。赤間神宮社務所編『赤間神宮』1978年に転載）
• 宮次男「近世合戦絵の展望」（『合戦絵巻』角川書店、1977年）
• 水野直房「安徳天皇御影堂の建立」（赤間神宮社務所編『赤間神宮』新日本教育図書、1978年）
• 石田拓也「解題」（『伊藤家蔵長門本　平家物語』汲古書院、1977年）
• 石田拓也「長門国赤間関阿弥陀寺−長門本平家物語の背景−」（『軍記と語り物』14、1978年）
• 石田拓也「赤間神宮宝物安徳天皇縁起絵図−掛軸色紙形及びその絵説詞章−」（『大東文化大学紀要』人文科学17、1979年）
• 石田拓也「建礼門院「徳子」訓読私考−（付）赤間宮初期宮司次第−」（『軍記と語り物』19、1983年）
• 石田拓也「新発見の『赤間関先帝御絵解』について−その紹介と翻刻−」（『軍記と語り物』21、1985年）
• 徳田和夫・林雅彦「長州赤間関阿弥陀寺御絵解書」（『絵解き台本集』三弥井書店、1983年）
• 中原郁生「阿弥陀寺参りと絵解」（『絵解き研究』5、1987年）
• 梶原正昭『平家残照』（新典社、1998年）◆　＊紀行文を集成
• 川本桂子「平家物語に取材した合戦屏風の諸相とその成立について」（『日本屏風絵集成』5、講談社、1979年）
• 武田恒夫「平家絵の構図」「平家絵」（『図説日本の古典9　平家物語』集英社、1979年）
• 赤井達郎「合戦の絵解き」（『絵解きの系譜』教育社、1989年）
• 井土誠「安徳天皇御影堂と『安徳天皇縁起図』」（『源平ロマン展 記念図録資料』平家五都市会議、1985年）　＊短文
• 井土誠「「安徳天皇縁起絵図」について」（『下関市立美術館研究紀要』4、1993年）
• 千野香織「障屏画の意味と機能−南北朝・室町時代のやまと絵を中心に−」（『日本美術全集』13、雪舟とやまと絵屏風〈南北朝・室町の絵画�U〉、講談社、1993年）
• 西和夫「阿弥陀寺の安徳天皇縁起絵と小泉八雲」（『日本歴史』548、1994年）
• 西和夫「阿弥陀寺天皇殿の建築と障壁画」（『建築史研究の新視点』1・建築と障壁画、中央公論美術出版、1999年）
• 水野僚子「「安徳天皇縁起絵」における聖地図像の意味と機能」（例会報告要旨、『美術史』154、2003年）
• 佐藤直子「「安徳天皇縁起絵伝」再考−主に構図と画風をめぐって−」（『美術史』168、2010年）◆
• 出口久徳「屋島合戦図屏風の世界」（小峯和明編『平家物語の転生と再生』笠間書院、2003年）
• 出口久徳編「平家物語絵画資料・参考文献一覧」（同上）
• 松尾葦江編『海王宮　壇之浦と平家物語』（三弥井書店、2005年）
• 相澤正彦「平家絵の伝統」「８安徳天皇縁起絵伝　解説」（海の見える杜美術館編『平家物語絵』2022年）　◆
• 赤間神宮編『赤間神宮文書』（吉川弘文館、1990年）
• 『山口県史』史料編・中世1（1996年）＊附録「阿弥陀寺絵図」あり。
• 東京大学史料編纂所編『日本荘園絵図聚影』5上・西日本・一（東京大学出版会、2001年）＊「阿弥陀寺絵図」
• 重山禎介編『下關二千年史』（關門史談会、1915年）
• 『下関市史』原始−中世（1965年）＊旧版
• 『下関市史』原始−中世（2005年）＊新版
• 『下関の文化財』（1991年）＊カラー図版一幅のみ、略解説。
• 郷土の文化財を護る会編『赤間神宮　下関・源平史跡と文化財』（1985年）◆
• 小林茂「下関　長門国豊浦郡赤間関図」（原田伴彦・西川浩治・矢守一彦編『中国・四国の市街古図』鹿島出版会、1979年）◆
• 岸田裕之「大名領国下における赤間関支配と問丸役佐甲氏」（『内海文化研究紀要』16、1988年。『大名領国の経済構造』岩波書店、2001年、再録）
• 秋山信隆「「堀立家証文写」について−戦国期内海商人堀立氏関係史料の紹介−」（同上）
• 前田博司「亀山八幡宮の古代・中世−「赤間関」集落の変遷のなかで−」（『郷土』34、下関郷土会、1989年）
• 須田牧子「中世後期における赤間関の機能と大内氏」（『ヒストリア』189、2004年）
• 須田牧子「中世後期の赤間関」（松尾葦江編『海王宮　壇之浦と平家物語』三弥井書店、2005年）
• 下関市立長府博物館編『赤間関本陣伊藤家　海峡人物往来』（1991年）
• 下関市立長府博物館編『関の町誌の世界　昔日の赤間関』（1995年）
• 下関市立長府博物館編『東アジアのなかの下関　近世下関の対外交渉』（1996年）
• 下関市立長府博物館編『海港都市下関　海峡・海道・街道』（2002年）◆
• 『下関市史』資料編�T（『豊浦藩旧記』「真言宗諸寺院明細書」、ただし指図割愛）
• 『同』資料編�W（伊藤家文書（本陣／亀屋）、佐甲家文書）
• 『同』資料編�X（堀立家証文写、亀山八幡宮文書）
• 石井謙治『図説和船史話』（至誠堂、1983年）
• Naoko Gunji "Revealing the Secret Portrait of Emperor Antoku",CSJR Newsletter 16-17:pp.8-9,Jan.2008,SoAS.　PDF◆
• Naoko Gunji "Redesigning the Death Rite and Redesignating the Tomb ―The Separation of Kami and Buddhist Deities at the Mortuary Site for Emperor Antoku",Japanese Journal of Religious Studies 38/1:pp.55-92,2011,Nanzan Institute for Religion and Culture. 　PDF◆
• Naoko Gunji,"The Ritual Narration of Mortuary Art―The Illustrated Story of Emperor Antoku and Its Etoki at Amidaji", Japanese Journal of Religious Studies 40/2:203-245,2013, Nanzan Institute for Religion and Culture.　PDF◆
• Naoko Gunji, Amidaji: Emperor Antoku's Mortuary Temple and Its Culture, Brill, 2023.◆
• 軍司直子「赤間神宮の平家一門肖像について―像主・配置とその儀礼的意義―」（小峯和明監修・出口久徳編『シリーズ 日本文学の展望を拓く2 絵画・イメージの回廊』笠間書院、2017年11月） ◆
• 森誠子「もう一つの平家物語―稲荷町・末廣稲荷神社と先帝祭を中心に―」（『朱』56、2013年）◆
• 森誠子「絵解きの場と物語の再創造─赤間神宮蔵「安徳天皇縁起絵図」を端緒として─」（徳田和夫編『中世の寺社縁起と参詣』中世文学と隣接諸学8、竹林舎、2013年）◆
• 伊藤房次郎著・吉村藤舟編修『関の町誌』（防長史料出版社、1974年。初版1939・40年）◆
• 宮内庁書陵部陵墓課編『陵墓地形図集成』（学生社、1999年。縮小版2014年）◆
• 中村聡「赤間宮創建および安徳天皇御陵の治定にいたる経緯について」（『神道文化』18、2006年）◆
• 外池昇『天皇陵論』（新人物往来社、2007年）◆

　　図版・画像

• 京都国立博物館編『中世障屏画』（1969年）＊全図モノクロ（小）
• 宮次男『合戦絵巻』（角川書店、1977年）＊全図モノクロ
• 山口県教育委員会編『山口県文化財要録』（1977年）＊未見
• 赤間神宮社務所編『赤間神宮』（新日本教育図書、1978年）＊全図カラー
• 『日本屏風絵集成』5（講談社、1979年）＊カラー部分図
• 『図説日本の古典』9・平家物語（集英社、1979年）＊第1・8幅カラー
• 『防長の美術と文化』（学習研究社、1983年）＊全幅カラー
• 下関市立美術館編『源平の美術展』（1984年）＊全図モノクロ、部分カラー。
• 『赤間神宮　源平合戦図録』（赤間神宮社務所、1985年）＊全図カラー。水野直房「阿弥陀寺御影堂について」収録。
• 『源平ロマン展 記念図録資料』平家五都市会議、1985年）＊全幅カラー（小）
• 『新潮古典文学アルバム』13・平家物語（新潮社、1990年）＊第1・8幅カラー部分ほか。
• 『日本美術全集』13・雪舟とやまと絵屏風〈南北朝・室町の絵画�U〉(講談社、1993年）＊第３〜６幅カラー、全図モノクロ
• サントリー美術館編『源平の美学−平家物語の時代−』（2002年）＊全図カラー
• 『赤間神宮宝物図録』（2012年5月）◆＊全図カラー、釈文・トレース図あり。
• 海の見える杜美術館編『平家物語絵』（2022年）◆＊全図・部分図カラー　

番外：横浜市法性寺蔵「紺紙金字法華経」　（八巻）

• 『横浜の文化財』第五集（横浜市教育委員会、2000年）
• 宮次男『金字宝塔曼陀羅』（吉川弘文館、1976年）
• 『法華経の美術』（佼成出版社、1981年）
• 東京国立博物館編『特別展観　装飾経』（1985年）
• 奈良国立博物館編『法華経　写経と荘厳』（特別展図録、1987年）
• 奈良国立博物館編『法華経　写経と荘厳』（東京美術、1988年）
• 大山仁快編『日本の美術156　写経』（至文堂、1979年）
• 有賀祥隆編『日本の美術269　法華経絵』（至文堂、1988年）
• 江上綏編『日本の美術278　装飾経』（至文堂、1989年）
• 河田貞編『日本の美術280　仏舎利と経の荘厳』（至文堂、1989年）
• 奈良国立博物館編『仏教説話の美術』（特別展図録、1990年）
• 奈良国立博物館編『仏教説話の美術』（思文閣出版、1996年）
• 頼富本宏・赤尾栄慶『写経の鑑賞基礎知識』（至文堂、1994年）

　　〈紺紙金字経の作品研究〉

• 亀田孜「法華経見返絵と中尊寺経絵」（『仏教芸術』72〈中尊寺特集〉、1969年）
• 須藤弘敏「東北大学附属図書館蔵零巻法華経見返絵について」（『文化』42(1・2)、1978年）
• 須藤弘敏「平安時代の定型経巻見返絵について」（『仏教芸術』136、1981年）
• 須藤弘敏「写経と荘厳−平安時代装飾経の特質−」（『仏教芸術』153、1984年）
• 須藤弘敏「古代東アジアの経絵−延暦寺蔵紺紙銀字法華経をめぐって−」（『仏教芸術』172、1987年）
• 須藤弘敏「新紹介の中尊寺経絵」（『仏教芸術』201、1992年）
• 須藤弘敏「転写と伝承−延暦寺銀字本・仁和寺本系紺紙法華経について−」（『国華』1319、2005年）
• 宮次男「金字法華経絵について」（『金沢文庫研究』257、1979年）
• 宮次男「法華経の絵と今様の歌」（『仏教芸術』132〈特集・法華経の美術〉、1980年）
• 江上綏「延暦寺蔵金銀交書法華経の荘厳画」（『美術研究』309、1979年）
• 江上綏「新出の金剛証寺蔵紺紙金字荘厳経」（『美術研究』314、1980年）
• 江上綏「延暦寺蔵紺紙銀字法華経の荘厳画」（『美術研究』327、1984年）
• 江上綏「興福寺蔵紺紙金字成唯識論の荘厳画」（『美術研究』277、1972年）
• 江上綏「神光院蔵紫紙銀字心経荘厳画の山水表現」（『美術研究』301、1976年）
• 江上綏「法隆寺伝来紺紙金字梵網経の表紙絵」（『美術研究』312、1980年）
• 目加田明子「平戸普門寺蔵紺紙金字法華経について」（『MUSEUM』312、1977年）
• 緒方知美「紺紙金字法華経見返絵と仏功徳蒔絵経箱装飾画」（『デアルテ』10、1994年）
• 緒方知美「佐賀高伝寺の紺紙金字法華経見返絵」（『仏教芸術』224、1996年）
• 緒方知美「平安時代の経絵の作者について」（『筑紫女学園大学・筑紫女学園大学短期大学部紀要』1、2006年）
• 石澤法子「本興寺所蔵十巻本紺紙金字法華経見返絵について」（『文化学研究』〈日本女子大学〉12、2003年）＊要旨
• 石澤法子「本興寺所蔵十巻本紺紙金字法華経見返絵について」（『日本女子大学大学院人間社会研究科紀要』10、2004年）
• 土井通弘「金勝寺紺紙金字金光明経の書写年代とその意義」（『滋賀県立琵琶湖文化館研究紀要』8、1990年）
• 上山春平（研究代表者）『金剛峯寺蔵中尊寺経を中心とした中尊寺経に関する総合的研究』（科研費報告書、1990年）
• 藤澤令夫（研究代表者）『中尊寺金銀字経に関する総合的研究』（科研費報告書、1997年）
• 興膳宏（研究代表者）『中尊寺経を中心とした平安時代の装飾経に関する総合的研究』（科研費報告書、2005年）

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