2018年度 慶應義塾大学文学部
「日本史特殊�TH・�UH――日本中世絵画史料論――」主要参考文献目録

１：導入―歌川国芳「鼠除けの猫」を端緒に―

• 藤原『史料としての猫絵』（山川出版社、2014年）
• 2017年度も参照

２：東博「厩図屏風」
　　＊東博平常展：e国宝：「厩図屏風」

《主要論文》
• 中島純司「厩図太平記」（山根有三先生古稀記念会編『日本絵画史の研究』吉川弘文館、1989年）
• 金子岳史「厩図屏風の情景―風俗表現を中心に―」（『フィロカリア』27、2010年）
  《厩図諸本の美術史研究》
• 滝精一「帝室御物厩図屏風に就て」（『国華』602、1941年）
• 脇坂淳「金碧走獣画―唐獅子と厩図屏風を中心に―」（『日本屏風絵集成』16、講談社、1978年）
• 山根有三「厩図屏風」（『御物聚成』絵画�T、朝日新聞社、1977年）
• 山根有三「厩図屏風」（『皇室の至宝１　御物　絵画�T』毎日新聞社、1991年）
• 山根有三『山根有三著作集』5・6（中央公論美術出版、1998年）　＊6に5・6の索引あり。
• 吉田友之「中世雲母地障屏画の展開―御物本厩図屏風一双の場合―」（『芸術論究』14、1987年）
• 脇坂淳「厩図屏風考―新出の大英博物館本にちなんで―」（『神戸常盤短期大学紀要』13、1991年）
• 鷲頭桂「クリーブランド美術館所蔵厩図屏風に関する一考察」（東京国立博物館・九州国立博物館ほか編『クリーブランド美術館展』2014年）
• 鷲頭桂「厩図屏風」（『国華』1443「特輯 クリーブランド美術館の日本絵画」、2016年）
• ＊クリーブランド本”Horses and Grooms in the Stable”　collections search
• ＊東博模本（伝粟田口隆光）「画像検索」A-1757
  《諸本の主な図版・解説》
• 『日本屏風絵集成』16・走獣画―龍虎　猿猴（講談社、1978年）＊宮内庁本・クリーブランド本・上杉家本・ネルソン本・個人（六曲一双）本
• 大阪市立美術館編『中世屏風絵』（京都書院、1979年）＊宮内庁本・クリーブランド本・東博本・本圀寺本
• 東京国立博物館編『室町時代の屏風絵』（1989年）＊宮内庁本・クリーブランド本・東博本
• 狩野博幸編『近世風俗画』3・日々のいとなみ（淡交社、1991年）＊東博本・本圀寺本
• 『近世風俗図譜』11・公家・武家（小学館、1984年）＊東博「牧馬図」・多賀大社「調馬・厩図」
• 京都国立博物館編『室町時代の狩野派』（中央公論美術出版、1999年）＊東博本・本圀寺本
• 宮内庁三の丸尚蔵館編『日本と中国の美術　16世紀までの名品から』（1995年）＊宮内庁本
• 米沢市上杉博物館編『上杉家の至宝』（2001年）＊上杉家本
• 鈴木進「厩図屏風解説」（『三彩』41、1950年）＊六曲一隻（現蔵不明か）
• 『在外秘宝』障屏画・琳派・文人画（学習研究社、1969年）＊ネルソン本カラー部分・モノクロ全、クリーブランド本・ボストン本モノクロ
• 『原色日本の美術』27・在外美術（絵画）（小学館、1980年）＊クリーブランド本
• 『秘蔵日本美術大観』1・大英博物館1（講談社、1992年）＊大英博本カラー
• 馬事文化財団編『馬の博物館所蔵品図録』日本画・木版画編（2016年）＊馬博本２種ほか（図版小さい）。『屏風絵集成』掲載とは別本。 《日本中世を中心とする馬の歴史》
• 帝国競馬協会編『日本馬政史』1〜5（帝国競馬協会、1928〜28年。原書房、1981〜82年復刊）
• 日本乗馬協会編『日本馬術史』1〜4（大日本騎道会、1940〜41年。原書房、1980年復刊）　＊4に「馬術用語解説」「参考書目」
• 大友源九郎『馬事年史』1〜3（日本競馬会、1947年。原書房、1985年復刻）　＊1古代中世、2近世、3近代
• 日本馬具大鑑編集委員会編『日本馬具大鑑』1〜4（日本中央競馬会、1990〜91年）
• 『馬の文化叢書』（馬事文化財団、1993〜95年）　＊3中世、4近世、7馬学
• 馬の博物館の図録　＊『鎌倉の武士と馬』（1998年）、『日本の漆芸　鞍と鐙』（1990年）、『馬と人を結ぶもの―鞍の世界―』（2004年）ほか。
• 『馬の博物館研究紀要』（鎌倉武士と馬、中世の産馬など）
• 木下昌規「「御随身三上記」の基礎的研究―将軍足利義尹と武家故実の一側面―」（『十六世紀史論叢』4、2015年）
  《文献目録》
  
• 鈴木健夫編『馬に関する資料文献目録　日本馬政史関係』（『日本馬政史』5、復刻版、原書房、1982年、附録）
• 中村七三編『稱徳館所蔵　馬の古書文献目録』（1980年）
• 『馬の古文献目録』（日本中央競馬会『えくうす』2・3、1976年）＊『国書総目録』より抄出
• 日本競馬會東京競馬場編『馬に関する史料』1・2（日本競馬會東京競馬場、1940年）＊古事記・六国史より抜書
  《馬に関する人文学的研究》
  
• 兼平賢治『馬と人の江戸時代』（歴史文化ライブラリー、吉川弘文館、2015年）　＊歴史学から馬を捉える論点をおおむねカバー。
• 市川健夫『日本の馬と牛』（東書選書、東京書籍、1981年）＊畜産文化
• 市川健夫・塚本学「馬と牛の役割と民俗」（『日本民俗文化大系』6・漂泊と定着、小学館、1984年）＊全般
• 山森芳郎・有馬洋太郎・岡村純編『図説　日本の馬と人の生活誌』（原書房、1993年）　＊民俗学・建築史等。日本各地の農用馬の飼育環境・利用・現況。
• 林俊雄編訳『中世初期ユーラシア草原における馬具の発達』（馬の博物館叢書、根岸競馬記念公苑編馬事文化財団、1988年）
• 増田精一『日本馬事文化の源流』（芙蓉書房出版、1996年）　*ユーラシア・中国・日本古代。
• 末崎真澄編『馬と人間の歴史　考古美術に見る』（馬事文化財団、1996年）＊主にユーラシア・ギリシャ・ローマ美術
• 末崎真澄編『図説　馬の博物誌』（ふくろうの本、河出書房新社、2001年）＊日本を含む。
  《情報源として、馬を主題とした著作》
• 久慈勝男『日本人と馬の文化史』（文眞堂、2016年）　＊全般。参考程度に。
• J. クラットン=ブロック（清水雄次郎訳）『図説　馬と人の文化史』（東洋書林、1997年）＊
• J.エドワード・チェンバレン（屋代通子訳）『馬の自然誌』（築地書館、2014年）＊欧米中心。ナチュラルヒストリーではなくむしろ文化誌。
• キャロライン・デイヴィス編（別宮貞徳監訳）『図説　馬と人の歴史全書』（東洋書林、2005年）＊欧米中心。
• スザンナ・フォーレスト（松尾恭子訳）『人と馬の五〇〇〇年史　文化・産業・戦争』（原書房、2017年）＊多少中国も。
• 原島善之助編『産馬大鑑』（1907年、裳華房。1995年、有明書房）＊馬に関する近代の学の集成を図る。
• 加茂儀一『家畜文化史』（改造社、1937年。復刻版あり）＊世界的な範囲
• 東京農業大学「食と農」の博物館・学術情報課程編『日本人と馬』（東京農業大学出版会、2015年）＊企画展「農と祈り―田の馬、神の馬」にちなむ12の座談会記録。民俗・歴史・考古・美術も。注なし。
  《近世馬書》
  
• 中村七三『馬医版本の研究』（称徳館、1998年）＊『仮名安驥集』『元亨療馬集』『司馬安驥集』を復刻。
• 似山子『〔良薬〕馬療弁解』
  ＊宝暦9〔1759〕刊、安政6再板：国会図http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2536843/57
  ＊松尾信一編『馬の文化叢書』7・馬学（馬事文化財団、1994年）に翻刻収録（馬事文化財団蔵本、宝暦9刊、寛政8求板）。
• 山田龍雄ほか編『日本農書全集』60・畜産・獣医（農山漁村文化協会、1996年）＊「厩作附飼方之次第」など翻刻・註解。
• 近藤寿俊『厩坂図会」寛政10年（1789）・岡本善悦写。馬の博物館蔵。＊『馬の文化叢書』4にカラー口絵。
• 沼田美備『騎格順道』（Web画像なしか。国会・早大未）
• 今村嘉雄[ほか]編『日本武道全集』3・弓術・馬術（人物往来社、1966年）
  《厩と猿》
  
• 大阪人権歴史資料館編『猿の文化史』（1992年）
• 奥州市牛の博物館編『厩の記憶　なぜ猿はそこに居たのか』（2010年）＊三戸幸久「厩猿信仰の系譜」ほか。
• 石田英一郎『河童駒引考』（新版、岩波文庫、1994年）
• 近藤喜博「永仁年間の河童駒引戯画」（『民間伝承』14-2、1950年）
• 岩井宏實編 『馬の文化叢書』6・民俗（馬事文化財団、1995年）
• 広瀬鎮『猿と日本人』（第一書房、1989年）＊厩猿について一章。同氏の著書他にもあり。
• 野本寛一『軒端の民俗学』（白水社、1989年）＊厩猿の写真多数あり。
• 筒井功『猿まわし　被差別の民俗学』（河出書房新社、2013年）＊猿と馬についても記述あり。
  《遊戯史》
  
• 田中規之「「厩図屏風」の中の盤上遊戯―将棋を中心にして―」（『遊戯史研究』27、2015年）
• 増川宏一『日本遊戯思想史』（平凡社、2014年）
• 増川宏一『日本遊戯史』（平凡社、2012年）
• 増川宏一『さいころ』（ものと人間の文化史70、法政大学出版局、1992年）
• 増川宏一『碁』（ものと人間の文化史59、法政大学出版局、1987年）
• 増川宏一『すごろく』１・２（ものと人間の文化史79-1・2、法政大学出版局、1995年）
• 増川宏一『盤上遊戯』（ものと人間の文化史29、法政大学出版局、1978年）
• 増川宏一『将棋』１・２（ものと人間の文化史23-1・2、法政大学出版局、1977・85年）
• 広島県立歴史博物館編『遊・戯・宴　中世生活文化のひとこま』（1993年）
• 関忠夫編『遊戯具』（日本の美術32、至文堂、1968年）

３：長命寺参詣曼荼羅　＊新指定重文（長命寺本）

• 景山春樹「長命寺参詣曼荼羅について」（京都国立博物館編『古絵図』〈大型図録版〉1969年）
• 景山春樹「長命寺参詣曼荼羅考証―長命寺山の古代信仰的性格―」（『神道美術』雄山閣、1973年）＊上記を修訂再録
• 小栗栖健治「「熊野観心十界曼荼羅」の制作工房―長命寺穀屋本を中心に―」（『熊野観心十界曼荼羅』岩田書院、2011年）＊長命寺本、穀屋寺甲・乙本、観心十界図穀屋寺本甲・乙本
• 佐々木進「長命寺二階堂本尊釈迦如来坐像と長命寺穀屋について」（真鍋俊照編『密教美術と歴史文化』法蔵館、2011年）
• 黒川道祐「江東行」（『新修京都叢書』12近畿歴覧記ほか、臨川書店、1971年）
• 蘆田伊人編集校訂『近江国輿地志略』1・2（大日本地誌大系、1929-30年。雄山閣、1977年復刻）
• 宇野健一新註『新註近江輿地志略』（弘文堂書店、1976年）
• 『近江蒲生郡志』7・寺院志（1922年）ほか
• 木村捷三郎「長命寺の創立と信仰」（『史蹟と古美術』17-4、1936年）
• 中島千惠子・武内祐韶『古寺巡礼 近江7 長命寺』(淡交社、1980年）
• 近江八幡市史編集委員会編『近江八幡の歴史』1・街道と町なみ（2004年）、6・通史1（2014年）
  　＊とくに1の「西国巡礼と長命寺」、6の山本順也「中世寺院長命寺の成立」以下、下坂守「長命寺参詣曼荼羅」以下。
• 近江八幡市教育委員会編『長命寺調査報告書』（1979年）＊未確認
• 滋賀県教育委員会事務局文化財保護課編『長命寺古文書等調査報告書』（2003年）＊近世境内絵図、文書翻刻も。
• 滋賀県教育委員会文化財保護課編『重要文化財長命寺塔婆 (三重塔) 修理工事報告書』（1965年）
• 滋賀県教育委員会編『重要文化財長命寺護摩堂・鐘楼修理工事報告書』（1975年）
• 滋賀県教育委員会文化部文化財保護課編『重要文化財長命寺本堂修理工事報告書』（1991年）
• 大阪市立博物館編『社寺参詣曼荼羅』（平凡社、1987年）
• 下坂守編『日本の美術 331 参詣曼荼羅』(至文堂、1993年）
• 下坂守『描かれた日本の中世』（法蔵館、2003年）＊上記を再録
• 和歌山市立博物館編『参詣曼荼羅と寺社縁起』（2002年）
• 大高康正『参詣曼荼羅の研究』（岩田書院、2012年）＊文献目録あり。
• 『近畿地方を中心とする霊場寺院の総合的研究』（元興寺文化財研究所、1985年）
• 浅野清編『西国三十三所霊場寺院の総合的研究』（中央公論美術出版、1990年）
• 東武美術館・京都文化博物館ほか編『西国三十三所』（1995年）
• 奈良国立博物館編『西国三十三所』（2008年）
• 滋賀県立安土城考古博物館編『近江の観音像と西国三十三所巡礼』（2011年）
• 真野俊和編『講座日本の巡礼』1・本尊巡礼（雄山閣出版、1996年）＊岩鼻通明「西国霊場の参詣曼荼羅にみる空間表現」で長命寺にも言及。
• 田中智彦『聖地を巡る人と道』（岩田書院、2004年）
• 石川知彦「三十三所観音曼荼羅について―華厳寺本と観音正寺本の図像的諸問題―」（『仏教芸術』189、1990年）
• 石川知彦「清浄光寺の三十三所観音曼荼羅について」（『大阪市立美術館紀要』10、1990年）
• 石川知彦「仏画に描かれた日本の”巡礼”」（『宗教民俗研究』24・25合併、2016年）
• 岩本馨「いくつもの巡礼道ー西国三十三所のイデアー」（千葉・高橋編『移動者の中世』東京大学出版会、2017年）
• 若林陵一「近江国蒲生下郡における本佐々木氏一族と長命寺」（入間田宣夫『東北中世史の研究』上、高志書院、2005年）
• 若林陵一「近江国奥嶋荘・津田荘における惣村の成立と在地社会の変質」（『歴史』105、2005年）
• 若林陵一「近江国奥嶋荘・津田荘・大嶋奥津嶋神社にみる「惣」と各集落―奥嶋・北津田と地域社会の広がり―」（『民衆史研究』83、2012年）
• 月次風俗図（東博：e国宝）
• 歴博トップ　 WEBギャラリー　洛中洛外図屏風歴博甲本 歴博乙本 東山名所図
• 洛中洛外図屏風「歴博甲本」人物データベース

４、神護寺山水屏風　＊東博国宝室（〜6月3日）

• 泉万里「神護寺山水屏風の秋―七夕と網代―」（『MUSEUM』638、2012年）
• 泉万里『中世屏風絵研究』（中央公論美術出版、2013年）＊上記再録
• 岡墨光堂「修理報告　山水屏風　神護寺」（『修復』2、1995年）
• 文化庁文化財保護部美術工芸課「絵画２　絹本著色山水屏風（京都　神護寺）」（『指定文化財修理報告書』美術工芸篇・平成六年度、1996年）
• 『日本屏風絵集成』9景物画―四季景物（講談社、1977年）
• 村重寧「神護寺蔵「山水屏風」―やまと絵山水画の展開―」（『東京国立博物館紀要』9、1974年）
• 千野香織「神護寺蔵「山水屏風」の構成と絵画史的位置」（『美術史』106、1979年。『千野香織著作集』ブリュッケ、2010年、再録）
• 中島博「隠棲の風景―神護寺所蔵「山水屏風」とその周辺―」（佐藤康宏編『講座日本美術史』3、東京大学出版会、2005年）
• 池田忍「源氏絵としての神護寺「山水屏風」―宇治十帖物語の舞台となる住居イメージをめぐって―」（同編『講座源氏物語研究』10、おうふう、2008年）
• 武田恒夫『日本絵画と歳時』（ぺりかん社、1990年）
• 秋山光和「「唐絵」と「やまと絵」」（『平安時代世俗画の研究』吉川弘文館、1964年）
• 秋山光和・柳澤孝・鈴木敬三『扇面法華経の研究』（鹿島研究所出版会、1972年）
• 井上研一郎「中世やまと絵考―和歌史料による画題の検討―」（『美術史学』2、1979年度）
• 田島智子『屏風歌の研究』（和泉書院、2007年）
• 山中裕『平安朝の年中行事』（塙書房、1972年）
• 塚越奈津江「古代の七夕について―乞巧奠を中心に―」（『お茶の水史学』36、1992年）
• 扇面法華経冊子（東博：e国宝）
• 東寺山水屏風（京博：e国宝）

５、軒端の鞠　＊W杯開催（6月14日〜）

• 藤原重雄「軒端の鞠―『絵巻物による日本常民生活絵引』のひとこま―」（『非文字資料研究』14、2006年）
• 藤原重雄「中世絵画と歴史学」（『日本の時代史』30、吉川弘文館、2003年）
• 『新版　絵巻物による常民生活絵引』5（平凡社、1984年）
• 『善信聖人絵・慕帰絵』（新修日本絵巻物全集20、角川書店、1978年）
• 『慕帰絵詞』（続日本絵巻大成4、中央公論社、1985年）
• 『真宗重宝聚英』10（同朋舎、1988年）
• 『洛中洛外図大観』上杉本（小学館、1987年）
• 池修『日本の蹴鞠』（光村推古書院、2014年）
• 渡辺融監修『蹴鞠』（霞会館、2015年）
• 渡辺融・桑山浩然『蹴鞠の研究』（東京大学出版会、1994年）
• 久世通章『蹴鞠』（大日本蹴鞠会、1938年）

6、『春日権現験記絵』　＊三の丸尚蔵館（8月18日〜10月14日）

[巻八第二段]

• 斉藤研一「紙冠をつけた法師陰陽師―『春日権現験記絵』巻八第二段を読む―」（『月刊百科』374、1993年）
• 野本寛一『軒端の民俗学』（白水社、1989年）
  [巻一第四段]
  
• 藤原重雄「絵巻のなかの《伊予簾》」（『月刊百科』407、1996年）
• 藤原重雄「『仮屋』小考―松の葉を屋根に葺くこと―」（藤原良章・五味文彦編『絵巻に中世を読む』吉川弘文館、1995年）
  [巻二第一段]
  
• 五味文彦『「春日験記絵」と中世』（淡交社、1998年）
• 神戸説話研究会編『春日権現験記絵　注解』（和泉書院、2005年）
• 東京文化財研究所編『宮内庁三の丸尚蔵館所蔵　春日権現験記絵　光学調査報告書』（2017・18年）
• 史料編纂所データベース
  　『大日本史料』第三編：寛治６年７月２日条（白河院金峯山御幸）、寛治７年３月２０日条（白河院春日御幸）
  　『中右記』寛治６年７月、寛治７年３月２０・２１日条
  

東京大学史料編纂所≫古代史料部≫藤原重雄≫出講