2017年度 慶應義塾大学文学部
「日本史特殊�TH・�UH――日本中世絵画史料論――」主要参考文献目録

○サントリー美術館「絵巻マニア列伝」2017年3月29日〜5月14日　〔出陳一覧〕　〔本部広報〕

○「洛中洛外図屏風」原本展示
歴博甲本：「デジタルで楽しむ歴史資料」後期2017年4月11日〜5月7日（国立歴史民俗博物館）
上杉本：2017年4月29日〜5月28日、9月22日〜10月22日（米沢市上杉博物館）

０：概論

• 黒田日出男『[増補] 姿としぐさの中世史』（平凡社ライブラリー、2002年）
• 黒田日出男『[増補] 絵画史料で歴史を読む』（ちくま学芸文庫、2007年）
• 藤原「中世絵画と歴史学」（石上英一編『日本の時代史 30 歴史と素材』吉川弘文館、2004年11月）
• 吉田ゆり子・八尾師誠・千葉敏之編『画像史料論　世界史の読み方』（東京外国語大学出版会、2014年4月）
• 藤原「画像資料と歴史研究・叙述・教育」（『岩波講座　日本歴史』別巻２・史料論、岩波書店、2015年12月）

１：絵巻の入門・基本

• 『日本絵巻大成』（中央公論社、正1977〜79年、続81〜85年、続々93〜95年）
  　　→『日本の絵巻』（中央公論社、正1987〜88年、続90〜93年）
• 『新修 日本絵巻物全集』（角川書店、1975〜81年）
• 梅津次郎監修『角川 絵巻物総覧』（角川書店、1995年）
• 奥平英雄編『絵巻物』（「日本の美術」2、至文堂、1966年）
• 奥平英雄『絵巻物再見』（角川書店、1987年）
• 秋山光和『絵巻物』（「ブック・オブ・ブックス 日本の美術」10、小学館、1975年）＊『原色日本の美術』のコンパクト版
• 若杉準治編『絵巻物の鑑賞基礎知識』（至文堂、1995年）
• 若杉準治『絵巻を読み解く』（「美術館へ行こう」、新潮社、1998年）
• 榊原悟監修『すぐわかる絵巻の見かた』（東京美術、2004年）
• 東京国立博物館編『やまと絵　雅の系譜』（1993年）
• 京都国立博物館編『大絵巻展』（2006年）
• 九州国立博物館編『国宝大絵巻展　京都国立博物館所蔵・寄託の名宝一挙大公開』（2008年）
• 澁澤敬三・神奈川大学日本常民文化研究所編『新版 絵巻物による日本常民生活絵引』（平凡社、1984年）
  　　→神奈川大学よりバイリンガル版刊行中（1〜3既刊）
  　　　　参照：http://himoji.kanagawa-u.ac.jp/publication/21coe.html
  　　　　　　　http://himoji.kanagawa-u.ac.jp/publication/research_result_report.html
• 宮本常一『絵巻物にみる日本庶民生活誌』（中公新書、1981年）

２：後崇光院（伏見宮貞成親王）と絵巻

○福富草紙・放屁合戦絵巻・法師物語絵巻

• サントリー美術館編『お伽草子』（2012年9月）
• 榊原悟「放屁譚三題」（『サントリー美術館開館廿五周年記念論集』〔『サントリー美術館論集』2〕、1987年3月）＊「放屁合戦絵巻」
• 小松茂美編『日本絵巻大成』5（中央公論社、1979年3月）＊「福富草紙」を含む。
• 梅津次郎・岡見正雄編『新修日本絵巻物全集』18（角川書店、1979年）＊「十二類合戦絵巻」「福富草紙」を含む。
• 梅津次郎『絵巻物叢誌』（法蔵館、1972年）＊『新修日本絵巻物全集』解説ほか再録。
• 岡見正雄『室町文学の世界』（岩波書店、1996年）＊『新修日本絵巻物全集』解説ほか再録。
• 石塚一雄「後崇光院宸筆物語説話断簡について」（『書陵部紀要』17、1965年10月）＊「法師物語絵巻」詞
• 石塚一雄「『和尚と小僧』の説話断簡について」（『口承文芸の展開　臼田甚五郎博士還暦記念』桜楓社、1975年。1974年版では上冊か？）
• 工藤早弓「ひと口笑話―「法師物語絵巻」―」（『別冊太陽　日本のこころ』201「やまと絵」、平凡社、2012年10月）
  ○十二類合戦絵
  
• 宮次男「図版特集『十二類合戦絵巻』―『獣太平記』―」（『図説日本の古典11　太平記』集英社、1980年8月）＊カラー図版あり
• 網野善彦・大西広・佐竹昭広『いまは昔むかしは今３　鳥獣戯語』（福音館書店、1993年）
• 『国文学　解釈と教材の研究』50-10「面白の室町文芸―雅俗の交流」、2005年10月）
• 吉田友之「十二類合戦絵私考―堂本家本上巻の画面構成―」（『帝塚山学院大学研究論集』20、1985年12月）
• 藤岡摩里子「堂本家本「十二類合戦絵巻」について」（『美術史研究』37、1999年12月）
• 梅田昌孝「『十二類絵巻』の主題―狸の描写、鵄と仏教に着目して―」（『同志社国文学』77、2012年12月）＊ＰＤＦ
• 齋藤真麻理『異類の歌合　室町の機智と学芸』（吉川弘文館、2014年）
  ○『看聞日記』
  
• 横井清『室町時代の一皇族の生涯―『看聞日記』の世界』（講談社学術文庫、2002年11月。原本1979年）
• 松岡心平編『看聞日記と中世文化』（森話社、2009年3月）
• 末柄豊「史料・文献紹介 『看聞日記』」（『歴史と地理』657〔『日本史の研究』238〕、2012年9月）
• 植田真平・大澤泉「伏見宮貞成親王の周辺―『看聞日記』人名比定の再検討―」（『書陵部紀要』66、2014年3月）
• 市野千鶴子「伏見御所周辺の生活文化―看聞日記に見る―」（『書陵部紀要』33、1982年）
• 飯倉晴武「室町時代の貴族と古典―伏見宮貞成親王を中心に―」（『日本中世の政治と史料』吉川弘文館、2003年、初出1970年）
  ○『看聞日記』の絵巻
  
• 芳賀幸四郎『東山文化の研究』（『芳賀幸四郎歴史論集』1・2、思文閣出版、1981年。原本1945年）
• 家永三郎『上代倭絵年表』（改訂版、1966年、墨水書房。改訂重版、名著刊行会、1998年）
• 木原弘美「絵巻の往き来に見る室町時代の公家社会―その構造と文化の形成過程について―」（『仏教大学大学院紀要』23、1995年3月）　ＰＤＦ
• 斎藤昌利「「看聞御記」にみる絵巻制作について」（山根有三先生古稀記念会編『日本絵画史の研究』吉川弘文館、1989年）
• 安倍素子「『看聞日記』における古典の享受」（科研費報告書『伏見宮文化圏の研究』森正人、2000年）
• 石塚一雄「後崇光院宸筆宝蔵絵詞」（『書陵部紀要』21、1970年3月）
  ○絵画史的な背景
  
• 高岸輝『室町王権と絵画　初期土佐派研究』（京都大学学術出版会、2004年2月）
• 高岸輝『室町絵巻の魔力』（吉川弘文館、2008年9月）
• 高岸輝・黒田智『天皇の美術史３　乱世の王権と美術戦略』（吉川弘文館、2017年）
• 戸田禎佑・海老根聰郎・千野香織編『日本美術全集』12南北朝・室町の絵画1「水墨画と中世絵巻」（講談社、1992年12月）＊定番の美術全集
• 島尾新責任編集『日本美術全集』9室町時代「水墨画とやまと絵」（小学館、2014年10月）＊最新の美術全集
  ○ことはら絵巻
  
• 臨時東山御文庫取調掛『宸翰集』（宮内省、1927年）五・解説　＊『ことはら絵詞』（東山御文庫・勅封115-6）図版（第一段詞部分、第八段絵）・全文翻刻
• 『宸翰英華』（1944年）第一冊264　＊『ことはら絵詞』図版（第六段詞・絵）・第六段翻刻
• 『皇室の至宝　東山御文庫御物』�V（毎日新聞社、1999年）106〜109　＊『ことはら絵詞』カラー図版（第一段詞・絵、第五段絵・第六段詞部分、第八段絵部分・第九段詞）
• 石塚一雄「後花園天皇宸翰『ことはら絵詞』」（臼田甚五郎先生の古稀を祝ふ会記念論文集編集委員会編『日本文学史の新研究』三弥井書店、1984年1月）＊モノクロ全図
• 石塚一雄「むかし女房の一口ものかたり」（『書陵部紀要』30、1978年）
• 小野恭靖「『琴腹』研究ノート」（『日本アジア言語文化研究』〈大阪教育大〉6、1999年3月。ＰＤＦ 　→『韻文文学と芸能の往還』和泉書院、2007年3月、再録）

３：『春日験記』巻１第４段

• 東京文化財研究所編『宮内庁三の丸尚蔵館所蔵　春日権現験記絵　巻一・巻二　光学調査報告書』（2017年）
• 藤原「『仮屋』小考―松の葉を屋根に葺くこと―」（藤原良章・五味文彦編『絵巻に中世を読む』吉川弘文館、1995年）
• 藤原「絵巻のなかの《伊予簾》」 （『月刊百科』407、平凡社、1996年9月）　＊他年度参照。

参考：金沢文庫「称名寺結界絵図」

• 『金沢文庫研究』298（1997年）＊特集号
• 飯田晶子「中世称名寺における結界と絵図」（『建築史学』33、1999年）
• 黒田日出男「称名寺絵図のアポリアと解決（上・下）」（『金沢文庫研究』307・308、2000・2001年）
• 神奈川県立金沢文庫編『称名寺の庭園と伽藍』（2009年）
• 東京大学史料編纂所編『日本荘園絵図聚影』１下・東日本２（東京大学出版会、1996年）＊大型図版
• 東京大学史料編纂所編『日本荘園絵図聚影』釈文編２・中世１（東京大学出版会、2016年）＊トレース図・文献目録
• 史料編纂所所蔵荘園絵図摸本データベース　http://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/

参考：東博平常展絵巻

○「拾遺古徳伝絵」常福寺蔵

• 『真宗重宝聚英』6（同朋舎、1988年）
• 中井真孝編『法然上人絵伝集成』3・拾遺古徳伝絵(常福寺本)（思文閣出版、2009年）
• 『宮崎圓遵著作集』6・真宗書誌学の研究（思文閣出版、1988年）＊「拾遺古徳伝絵の諸問題」
• 今井雅晴『親鸞と東国門徒』（吉川弘文館、1999年）
• 正木篤三「上宮寺太子絵伝考」（『美術研究』55、1936年7月）
• 相澤正彦「無量寿寺本拾遺古徳絵伝について―知恩院本四十八巻伝の絵師と関連して―」（『古美術』73、1985年1月）
• 『大系真宗史料』特別巻・絵巻と絵詞（法蔵館、2006年）
  ○「綱絵巻」東博蔵
  
• 佐々木紀一「羅生門鬼退治説話の形成と『綱絵巻』」（『国語国文』71-4、2004年4月）
• 龍澤彩「尾張徳川家伝来「羅生門絵巻」について」（『金鯱叢書』36、2010年2月）
• 東博画像検索　一覧

４：絵巻に描かれた道具

• 澁澤敬三・神奈川大学日本常民文化研究所編『新版 絵巻物による日本常民生活絵引』（平凡社、1984年）
• 藤原「中世白描源氏絵への視座―縫物と鋏とを手がかりに―」（佐野みどり監修『源氏絵集成』藝華書院、2011年）
• 藤原「軒端の鞠―『絵巻物による日本常民生活絵引』のひとこま―」（『非文字資料研究』14、2006年）
• 池修『日本の蹴鞠』（光村推古書院、2014年）

５：中世の日記の姿

• 尾上陽介『中世の日記の世界』（山川出版社、2003年）
• 藤原「記録に貼り継がれた絵図―東京大学史料編纂所所蔵『徳大寺公清公記』所載「車絵図」を中心に―」（『MUSEUM』575、2001年）
• 大和文華館編『中世の人と美術』（大和文華館、2015年）

６：下鴨社絵図

• 福山敏男ほか編『神社古図集』（臨川書店、1989年復刊）
• 京都国立博物館編『社寺絵図とその文書』（1985年）
• 糺の森顕彰会編『鴨社古絵図展』（下鴨神社社務所内糺の森顕彰会、1985年）
• 糺の森顕彰会事務局編『鴨社の絵図』（糺の森顕彰会事務局、1989年）
  　＊難波田徹「賀茂御祖神社絵図について」
  
• 賀茂御祖神社編『下鴨神社と糺の森』（淡交社、2003年）
• 京都国立博物館編『神々の美の世界　京都の神道美術』（2004年）＊カラー全図
• 賀茂御祖神社編『糺の森整備報告書』（2010年）
• 賀茂御祖神社編『賀茂御祖神社　下鴨神社のすべて』（淡交社、2015年）
• 『第三十四回　鴨社式年遷宮記』（賀茂御祖神社、2016年）
• 嵯峨井建『神仏習合の歴史と儀礼空間』（思文閣出版、2013年）
• ほかに『京都市埋蔵文化財研究所発掘調査報告』http://www.kyoto-arc.or.jp/news/chousahoukoku.html

７：富士参詣曼荼羅　※サントリー美術館「狩野元信」展に出陳。

• 大高康正「富士参詣曼荼羅試論―富士山本宮浅間大社所蔵・国指定本を対象に―」（『参詣曼荼羅の研究』岩田書院、2012年）＊先行研究もこちらを参照。
• 大高康正「富士山の参詣曼荼羅を絵解く―重要文化財指定本と新出松栄寺本―」（『聚美』18特集「富士山」、2015年）
• 大高康正「富士参詣曼荼羅にみる富士登拝と参詣路―新出の常滑市松栄寺本を対象に―」（『国史学』221、2017年）
• 泉万里「列品解説85　富士参詣曼荼羅図（重要文化財）」（静岡県立美術館・山梨県立博物館『富士山―信仰と芸術―』2015年）
• 高橋真作「狩野元信印「富士曼荼羅図」の画家と注文主」（『国華』1448、2016年）
• 富士市教育委員会編『六所家総合調査報告書』古文書２（2017年）
• 富士山かぐや姫ミュージアム編『常設展示総合ガイドブック』（2017年）

８：善光寺如来絵伝（根津本）　※根津美術館「ほとけを支える」展に出陳。

• 2004年度「日本中世文化史」参照。
• 斉藤研一「紙冠をつけた法師陰陽師―『春日権現験記絵』巻八第二段を読む―」（『月刊百科』374、1993年）　※疫病の表象としての鬼。
• 大阪市立博物館編『社寺参詣曼荼羅』（平凡社、1987年）＊藤井寺善光寺の善光寺参詣曼荼羅の大判図版
• 東京新聞編『北野天神縁起　承久本』（大塚巧藝社、2001年）＊複製折本
• 泉武夫・加須屋誠・山本聡美編、金井杜道撮影『六道絵　国宝』（中央公論美術出版、2007年）＊聖衆来迎寺本

９：藤原鎌足像　※東博平常展：2017年10月3日〜11月12日

• 東博蔵「維摩像」（A-22）、同「藤原鎌足像」（A-12077）
• 黒田日出男編『肖像画を読む』（角川書店、1998年）
• 黒田日出男「肖像（日本の）」（『歴史学事典』6・歴史学の方法、弘文堂、1998年）
• 黒田智「肖像（日本の）」（『歴史学事典』3・かたちとしるし、弘文堂、1995年）
• 黒田智『中世肖像の文化史』（ぺりかん社、2007年）
• 黒田智『藤原鎌足、時空をかける』（吉川弘文館、2011年）
• 黒田智「「肖像画の時代」の肖像画」（加須屋誠編『日本美術全集』8・中世絵巻と肖像画、小学館、2015年）
• 奈良国立博物館編『大和の神々と美術 談山神社の名宝』（2004年）
• 吉川聡・谷本啓・児島大輔「明日香村八釣の明神講関係資料調査」（『奈良文化財研究所紀要』2011）
• 奈良博蔵（永正本）
• 奈良博蔵（十三重塔あり）
• 談山神社蔵「多武峯縁起絵巻」（奈良女大電子画像集）

10：伝足利義政像　※東博特集展示：2017年11月21日〜12月3日

• e国宝　伝足利義政像
• 東博画像検索　[A45]
• 史料編纂所模写（２種）　[以48]　[以261-1]
  
  
• 落合謙暁「土佐家伝来の伝足利義政像について」（『日本歴史』772、2012年）
• 奈良県立美術館編『室町時代の肖像画』（2000年）
• 吉田友之『日本美術絵画全集』5・土佐光信（集英社、愛蔵普及版、1981年）
• 宮島新一編『土佐光信と土佐派の系譜』（『日本の美術』247、至文堂、1986年）
• 宮島新一『肖像画』（日本歴史叢書、吉川弘文館、1994年）
• 宮島新一編『武家の肖像』（『日本の美術』385、至文堂、1998年）
• 宮島新一「立つ天神・座る天神―天神信仰の歴史と美術―」（東博・福岡市博・大阪市美『天神さまの美術』2001年）＊渡唐天神像も多数掲載。
• 宮島新一「束帯天神像と渡唐天神像―怨霊神から学芸神へ―」（『国文学 解釈と鑑賞』67-4「学問の神様・菅原道真」、2002年）
• 文化庁文化財保護部「新指定の文化財」（『月刊文化財』334、1991年）＊伝義政像の重文指定。
• 相澤正彦『土佐光信』（新潮日本美術文庫2、新潮社、1998年）
• 相澤正彦「土佐派肖像画にみる型」（『聚美』19「土佐派と室町ルネサンス」、2016年）
• 榊原吉郎・松尾芳樹編『土佐家の肖像粉本』（京都書院アーツコレクション88、1998年）
• 京都府文化財保護基金編『京都の美術工芸』京都市内編・上（1985年）＊等持院足利歴代坐像。
• 谷信一「足利家歴代木像に就いて」（『国宝』6-11、1943年）
• 今泉淑夫・島尾新編『禅と天神』（吉川弘文館、2000年）＊渡唐天神像に関する論文収録
• 山本英男「袈裟を着た渡唐天神像」（『学叢』25、2003年）　PDF
• 渡唐天神像（東博：A-12375）
• 松下渡唐天神像（京博：A甲1477）
• 渡唐天神像（九博：A107：了庵桂悟賛）
• 渡唐天神像（九博：A105）
• 渡唐天神像（九博：A106）

11：初期洛中洛外図

• 歴博甲本・乙本、「東山名所図屏風」　国立歴史民俗博物館〔WEBギャラリー〕　※各自で比較してよく見ること。
• 『国華』1331「特輯　洛外図」（2006年）＊永徳筆「洛外名所遊楽図屏風」、太田記念浮世絵美術館「洛外名所図屏風」、歴博蔵「東山名所図屏風」
• 京都文化博物館編『京を描く』（2015年）
• 泉万里『中世屏風絵研究』（中央公論美術出版、2013年）＊「月次祭礼図屏風模本」　※東博特集展示
• 泉万里2017 「描かれた中世祇園会風流―「月次祭礼図」の図様の系譜とその再生―」（『芸能史研究』217）＊初期以前
• 泉万里『扇のなかの中世都市　光円寺所蔵「月次風俗図扇面流し屏風』（大阪大学出版会、2006年）　※サントリー美術館「狩野元信」展
• 瀬田勝哉『増補　洛中洛外の群像』（平凡社ライブラリー、2009年）＊弁慶石
• 京都市埋蔵文化財研究所編『京都市埋蔵文化財調査概要』昭和62年度　＊発掘調査９平安京左京三条四坊（弁慶石町）遺跡
• 茶道資料館編『京三条せともの屋町』（2012年）＊弁慶石町遺跡
• 高橋康夫「水上空間」（『洛中洛外』平凡社、イメージ・リーディング叢書、1988年）
• 今谷明『戦国期の室町幕府』（講談社学術文庫、2006年）
• 松田毅一・川崎桃太訳『フロイス　日本史』三（中央公論社、1978年　→中公文庫版あり）
• 村井祐樹「東京大学史料編纂所所蔵『中務大輔家久公御上京日記』」（『東京大学史料編纂所研究紀要』16、2006年）〔PDF〕
• 『大日本史料』第10編29　〔内容紹介〕
• 河内将芳『戦国時代の京都を歩く』（吉川弘文館、2014年）
• 山田邦和『京都都市史の研究』（吉川弘文館、2009年）
• 高橋康夫『海の「京都』（京都大学学術出版会、2015年）
• 高橋康夫『京都中世都市史研究』（思文閣出版、1983年）
• 黒田紘一郎『中世都市京都の研究』（校倉書房、1996年）
• 藤原「洛中洛外図屏風の祖型を探る―京中図を描く視点―」（京都文化博物館編『京を描く』2015年）
• 飯島吉晴「門松と二人の年男―上杉本洛中洛外図左隻の正月風景(1)―」（『月刊百科』327、1990年）
• 飯島吉晴「正月の祝福芸人と遊戯―上杉本洛中洛外図左隻の正月風景(2)―」（『月刊百科』331、1990年）
• 藤原「記録に貼り継がれた絵図―東京大学史料編纂所所蔵『徳大寺公清公記』所載「車絵図」を中心に―」（『MUSEUM』575、2001年）

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