《春日曼荼羅　関係文献目録》

• 阿部泰郎1985 「神道曼荼羅の構造と象徴世界」(『大系 日本人と仏教 1 神と仏』春秋社)
• −−−−1987 「神々の図像学・ノート」(『国文学 解釈と鑑賞』62-9(通巻675))
• −−−−1996 「霊地の図像学」（『國文学 解釈と教材の研究』41-4(通巻597)）
• −−−−2018　「中世の仏神と曼荼羅―密教と神仏習合の世界―」（『中世日本の世界像』名古屋大学出版会）＊阿部1985・1996加筆再録。
• 有賀祥隆1982 「眉間寺伝来の春日曼荼羅」（『興福』36）☆
• −−−−2003 「新出「春日若宮曼荼羅図」雑感」（『興福』120）
• −−−−2017　『日本絵画史論攷』（中央公論美術出版）＊有賀1992・2003再録。
• 石川知彦1988　「春日鹿曼荼羅の二、三の作例と春日本地仏」（『大阪市立美術館紀要』8）
• 石田淳1995 「宝山寺蔵春日本迹曼荼羅図について」(武田恒夫先生古稀記念会編『美術史の断面』清文堂)
• 大屋徳城1929 「春日の神鹿の対する中世貴族の信仰」（『寧楽』11）
• 景山春樹1951 「春日曼荼羅と春日講」（『神道史学』2）＊
• −−−−1952 「異形の春日鹿曼荼羅」（『国華』719）＊
• −−−−1952 「高山寺の春日、住吉明神像−栂尾の鎮守社とその遺宝−」（『美術史』7）＊
• −−−−1949 「春日本地仏の造像」（『史迹と美術』195）＊
• −−−−1958 「板絵春日宮曼荼羅について」（『大和文華』25）＊
• −−−−1973 『神道美術』（雄山閣、＊を「大修正や補訂」のうえ再録）
• −−−−1975 「春日の鹿曼荼羅−古代信仰の標型として−」(『國華』981)
• −−−−1977 「みやまんだらの世界」（『かすが』18）☆
• −−−−1978 『みやまんだら』（近畿日本ブックス3、綜芸舎）
• 亀田孜1940 「長谷能満院の春日浄土曼荼羅」（『国宝』3-6）
• −−−1943 「九条兼実の春日社と南円堂信仰」（『国宝』6-10）
  　　　　（ともに、同著1970『日本仏教美術史敍説』学芸書林）
• 河田貞1979 「春日宮曼荼羅舎利厨子と携帯用舎利厨子について」(『MUSEUM』335)
• 河原由雄1969 「新出の春日社寺曼荼羅」(『かすが』４)
• −−−−2001 「春日曼荼羅成立と展開（上・下）」（『興福寺仏教文化講座要旨』208・209）
• 川村知行1980 「春日浄土と春日曼荼羅」(『美術史研究』17)
• −−−−1981 「春日曼荼羅の成立と儀礼」(『美術史』110)
• 行徳真一郎1992 「湯木美術館所蔵『春日宮曼荼羅図』」(『デアルテ』8)
• −−−−−1993 「宮曼荼羅の成立」(『哲学年報』52)
• −−−−−1993 「影向と自然と−陽明文庫所蔵 春日鹿曼荼羅図−」(『國華』1173)
• −−−−−1994 「垂迹画の研究−宮曼荼羅を中心に−」（『鹿島美術研究』年報11別冊）
• −−−−−1995 「春日曼荼羅と画賛」(『古筆学叢林５　古筆学のあゆみ』八木書店)
• −−−−−1996 「春日宮曼荼羅の風景表現−仏性と神性のかたち−」(『MUSEUM』541)
• −−−−−1999 「陽明文庫所蔵『春日権現講私記』−翻刻と解題−」（『MUSEUM』558）
• 近藤喜博1958 「春日信仰の古代的意義−その芸術表現を中心として−」
  　　　　（『千家尊宣先生還暦記念　神道論文集』神道学会)
• −−−−1959 「続春日信仰の古代的意義」(『神道学』20)
• −−−−1959 「春日若宮影現図・大東急記念文庫蔵」（『国華』802）
• −−−−1955 「春日舎利塔」（『大和文華』17）
• 桜井秀1908 「春日曼荼羅考」（『考古界』7-3）
• −−−1908 「春日曼荼羅考補」（『考古界』7-4）
• 佐々木剛三1999 『神道曼荼羅の図像学』（ぺりかん社）
• 佐藤正彦1972 「『かすが』掲載の春日社寺曼荼羅に見える建築の年代」
  　　　　(昭和４７年１０月『日本建築学会大会学術講演梗概集（九州）』）
• 澤村專太郎1915 「春日曼荼羅説（上・下）」(『國華』298・300、同著31『日本絵画史の研究』星野書店)
• 重富滋子1988 「春日信仰における神鹿とその造形」(『跡見学園女子大学美学・美術史科報』16)
• 関口正之(編)1989 『垂迹画』(日本の美術247、至文堂）【文献目録】
• ブルース･ダーリング1973 「ボストン美術館本 春日神社社景図について」(『古美術』41)
• 田中久夫1996 「鹿が春日の神の乗り物となった理由」（同著『金銀銅鉄伝承と歴史の道』岩田書院）
• 田鍋隆男1986 「春日社寺曼荼羅について」（『興福』52）☆
• 中島博1977 「宮曼荼羅の成立と発展」(『美術史』102)
• −−−1983 「宮曼荼羅について」(研究代表者・清水善三『本地仏の総合的研究−成立と展開−』
  　　　　　昭和55･56･57年度科学研究費補助金研究成果報告書)
• −−−1991 「本地垂迹信仰の美術」(『仏教美術入門５ 日本仏教の美術』平凡社)
• 永島福太郎1943 「春日曼荼羅の発生とその流布」(『美術研究』133)
• −−−−−1963 「『春日権現験記絵』とその時代」(『日本絵巻物全集』15、角川書店。新修版、78年)
• −−−−−1967 「春日曼荼羅　春日信仰の文化財（二）」（『かすが』2）☆
• −−−−−1980 「春日赤童子と同曼荼羅」（宮地直一博士追悼記念『神道史の研究』）
• 中野玄三1987 「春日神道の美術」(上田正昭編『春日明神』筑摩書房)
• 難波田徹1995 「新出の春日鏡像」（『日本文化史研究』〈帝塚山大学〉23）
• 楢崎宗重1947 「春日曼荼羅・根津美術館蔵」（『国華』668）＊補陀落
• 濱田隆1970 「在外垂迹画紹介」（『MUSEUM』228）
• 藤井教順1942 「春日曼荼羅について」（『立正大論叢』歴地篇１）
• 松下隆章1959 「稚児文殊出現図（金剛般若波羅蜜経見返絵）・大東急記念文庫蔵」（『美術研究』203）
• 松村政雄1956 「大和文華館の春日宮曼荼羅」（『大和文華』20）
• −−−−1958 「新出の春日水谷社の衝立絵」（『大和文華』26）
• −−−−1959 「吉祥天厨子絵より見た南都絵所座の一考察」（『仏教芸術』40）
• −−−−1959 「春日曼荼羅」(『ＭＵＳＥＵＭ』98)
• −−−−1962 「垂迹画よりみた春日信仰」(『ＭＵＳＥＵＭ』131)
• −−−−1962 「根津美術館蔵春日宮曼荼羅」（『仏教芸術』49）
• −−−−1964 「(図版解説)春日鹿曼荼羅図」(『國華』871)
• 松本公一1988 「宮曼荼羅の成立についての思想史的考察」(『文化史学』44)
• −−−−1995 「神道曼荼羅のコスモロジー−宮曼荼羅の象徴する世界観について−」（『日本の仏教』3、法蔵館)
• 望月信成1959 「春日宮曼荼羅」（『国華』808）＊有本順次本
• 薮田嘉一郎1967 「春日鹿曼荼羅」（『神道及び神道史』4。『日本古代文化と宗教』平凡社、1976年再録）
• 山口桂三郎1960 「垂迹画の消長」（『美学』43）
• −−−−−1962 「(図版解説)板絵春日曼荼羅・仏涅槃図」(『國華』840)
• −−−−−1968 「(図版解説)春日興福寺曼荼羅」(『國華』913)＊金田氏蔵
• 吉井節1980 「春日講と春日曼荼羅」（『御影史学論集』6）
• −−−1983 「春日講定着についての一考察−旧辰市村東九条をめぐり−」（『御影史学論集』8）
• 渡辺里志1989 「不空羂索観音像の描かれた春日曼荼羅図−徳川美術館本春日曼荼羅図について−」(『金鯱叢書』16)
• 清水健2004　「根津美術館所蔵春日補陀落山曼荼羅小考」（『美術史学』25）
• −−−2016　「垂迹する聖地―中世日本の補陀落山表象の諸様態を例として―」（科研費報告書『東アジア仏教美術における聖地表象の諸様態』稲本泰生）
• 杉志努布2005 「春日宮曼荼羅についての考察」（『美術史論集』〈神戸大学〉5）＊修論要旨
• 杉野愛2006 「春日社寺曼荼羅説−図様とその継承−」（河野元昭先生退官記念論文集編集委員会編『美術史家、大いに笑う』ブリュッケ）
• 川合泰代2005　「人々に信仰された地図―「春日宮曼荼羅」―」（長谷川孝治編『地図の思想』朝倉書店）pp.36-37
• 川合泰代2006 「近世奈良町の春日講からみた「聖なる風景」−春日曼荼羅と儀礼の分析を通じて−」（『人文地理』58-2）
• 梅沢恵2006 「總持寺所蔵の中世絵画−春日社寺曼荼羅と役行者像−」（『神奈川県立博物館研究報告(人文科学)』32）
• �ｒn佳代子2006 「春日若宮信仰に関する一考察−春日曼荼羅の本地仏表現を通じて−」（『女子美術大学芸術学科紀要』6）
• 埜渡真樹子2008 「春日曼荼羅の享受者に関する考察」（『社会文化史学』50）
• 大塚紀弘2009 「中世春日社の仏教的空間」（『日本宗教文化史研究』13-1〈通巻25〉）
• 藤原重雄2009 「『玉葉』の「図絵春日御社」参詣をめぐって−夢告に注目して−」（『巡礼記研究』6）
• −−−−2012 「垂迹曼荼羅の環境・景観描写ノート」（津田徹英編『仏教美術論集２　図像学�T』竹林舎）
• −−−−2016 「春日大社着到殿の規模変遷―春日宮曼荼羅の景観年代に関して―」（『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』72）
• 織田顕行2011 「春日曼荼羅の一事例−飯田市個人蔵春日社寺曼荼羅について−」（『飯田市美術博物館研究紀要』21）
• 古川攝一2011 『大和文華館の垂迹画』（名品鑑賞2、大和文華館）
• −−−−−2013 「石山寺所蔵「春日宮曼荼羅図」小論」（百橋明穂先生退職記念献呈論文集刊行委員会編『美術史歴参』中央公論美術出版）
  
• 根津美術館編2011 『春日の風景　麗しき聖地のイメージ』（特別展図録）　※文献目録あり
  　白原由起子「概説　春日の風景　麗しき聖地のイメージ」
  　松村和歌子「春日曼荼羅に見える聖性の源流」
  　白原由起子「春日宮曼荼羅　図様の諸相と展開」
  　梅沢恵「春日におけるイメージの変相　山の端の円相をめぐって」
  
• 松村和歌子2012 「春日社興福寺の中世的確立―毎日一切経転読の開始と東西御廊の成立を中心に―」（『立命館文学』624）
• −−−−−2013 「春日宮曼荼羅と社頭景観の史料」（根津美術館紀要『此君』4）
• 谷口耕生2012 「南市町自治会所蔵春日宮曼荼羅試論」（有賀祥隆編『論集・東洋日本美術史と現場』竹林舎）
• −−−−2015 「鎌倉時代やまと絵の形成―尊智・円伊・高階隆兼―」（加須屋誠責任編集『日本美術全集８　中世絵巻と肖像画』小学館）
• −−−−2018 「春日曼荼羅の成立に関する覚書」（奈良国立博物館編『春日大社のすべて』）
• 白原由起子2012 「根津美術館所蔵 春日宮曼荼羅考―図様の成立と制作時期―」（林温編『仏教美術論集１　様式論』竹林舎）
• −−−−−2013 「法隆寺所蔵春日宮曼荼羅考―春日宮曼荼羅の図様展開に関する試論―」（根津美術館紀要『此君』4）
• −−−−−2014 「春日宮曼荼羅研究の現在―作品研究の成果と課題―」（『哲学』132）　〔PDF〕
• 磯貝誠2013 「貞慶の弥勒信仰と春日宮曼荼羅」（『てら　ゆき　めぐれ　大橋一章博士古稀記念美術史論集』中央公論美術出版）
• 森下和貴子2013 「興福寺曼荼羅図」（『興福寺　美術史研究のあゆみ』里文出版）
• 石川温子2014 「春日宮曼荼羅」（『国華』1424）　※ロンドンギャラリー本（図版解説）
• 鴈野佳世子2014 「春日大社所蔵《春日社寺曼荼羅》の仏尊表現について」（『仏教芸術』336）
• 佐藤章2015 「南市町自治会蔵「春日宮曼荼羅」再考―制作年代と制作背景―」（『美術史』178）
• 安藤香織2015 「春日宮曼荼羅の一遺例」（『金鯱叢書』42）　※徳川乙本
• 前迫ゆり2015 「春日曼荼羅と最古の地図から読みとる春日山原始林とその周辺の植生景観」（『大阪産業大学人間環境論集』14）　〔PDF〕
• 土屋貴裕2017 「誓願寺所蔵「春日宮曼荼羅」について」（東京国立博物館編『春日大社　千年の至宝』）
• 谷口耕生・北澤菜月・山口隆介・伊藤久美2017 「在外春日曼荼羅調査報告」（奈良国立博物館編『春日信仰を中心とした南都における神祇信仰の展開とその遺品に関する総合的研究』科学研究費補助金(基盤研究(A)一般)研究成果報告書）
• 郷司泰人2019 「佐藤辰美コレクション春日曼荼羅小考」（芳井敬郎名誉教授古稀記念会編『京都学研究と文化史の視座』芙蓉書房出版）
• 相澤正彦2020 「静嘉堂文庫美術館本「春日宮曼荼羅」の画風をめぐって」（『美術研究』429）
• 黒田龍二2020 「本殿の建築的特質」（『八坂神社本殿及び歴史的建造物調査報告書』八坂神社、第三章）
• 泉武夫2021 「兜率天曼荼羅の斜め構図をめぐって」（科研費報告書『弥勒造像史における「間-世界性」表現の系譜』研究代表者・泉武夫）
• 岡�ｱ有紀2022「根津美術館蔵「春日宮曼荼羅」についての一考察」（『美術史』192）
• 多川文彦2022 「異色の春日舎利厨子―常実坊所蔵品をめぐって」（神奈川県立金沢文庫編『春日神霊の旅　―杉本博司　常陸から大和へ』）

【図録】（最近のもの）

• 『奈良・春日大社名宝展　第五十九次式年造替記念』春日大社・読売新聞大阪本社、1994
• 『春日大社名宝展』奈良国立博物館、1995
• 『春日信仰の美術』奈良国立博物館、1997
• 『日本美術と鹿』奈良県立美術館（担当：稲畑ルミ子）、1998
• 『興福寺国宝展　鎌倉復興期のみほとけ』朝日新聞社（東京芸術大学大学美術館・岡崎市美術博物館・山口県立美術館・大阪市立美術館・仙台市博物館）、2004
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：清水健）、2006
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：清水健）、2007
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：清水健）、2008
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：清水健）、2009
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：清水健）、2010
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：清水健）、2011
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：吉澤悟・原瑛莉子）、2012
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：吉澤悟・原瑛莉子）、2013
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：吉澤悟・北澤菜月）、2014
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：北澤菜月・斎木涼子・堀内しきぶ）、2015
• 『おん祭と春日信仰の美術』奈良国立博物館（担当：斎木涼子・中川あや）、2018

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