ユーザインターフェイスの説明
ここでは、ユーザインターフェースについて説明する。図1は、ユニオンカタログの検索画面である。これまで史料編纂所で作成・公開されてきた他のデータベースとは異ならない。
試しに、キーワードで「花園院」と入力して検索してみよう。(図2)
検索結果が表示され(図3)、全部で54件の文書が表示された。No1の文書「花園院院宣写」について詳細リンクをクリックすると、その文書の詳細情報が表示される(図4)。
【架番号(枝番)】の数字は、「史料編纂所の所蔵史料目録データベース」の該当史料にリンクされ(図5)、特に3000番台と2000番台の場合、史料イメージが表示される。この文書では「高野山文書」の影写本に情報が表示される。
また、図4の詳細画面の文書名の横のイメージボタンは、「高野山文書」の中にある該当文書をイメージ表示する(図6)。
また、今度はキーワードを「花園天皇」で検索すると、370件の文書が表示された(図7)。そのNo1の文書は、『鎌倉遺文』23640号であり(図8)、文書名の「花園天皇宣命」のリンクを表示すると「鎌倉遺文フルテキストデータベース」の該当文書を表示してくれる(図9)。
次にNo13の文書「花園天皇宣旨」の詳細情報を見てみたい(図10)。この文書には、先述の【架番号】のリンクの外、刊本の情報が表示されている。史料編纂所の刊行物ではリンクが張られており、そのリンクを表示すると、『大日本古文書 高野山文書』の情報が表示され(図11)、イメージボタンをクリックすると、版面画像が表示される仕組みとなっている(図12)。
(注)上に説明した機能は、史料編纂所内でアクセスした場合に実現するものであり、所外からアクセスした場合には制限されているものがある。
図1 日本古文書ユニオンカタログの検索画面。
図2 キーワードで「花園院」と入力して検索する。
図3 検索結果で54件の文書が表示される。No1の文書をクリックしてみる。
図4 個別文書の詳細画面。【架番号】の数字リンクをクリックすると図5へ。「イメージボタン」を押すと図6へ。
図5 所蔵史料目録データベースが表示される。
図6 「花園院院宣写」の史料イメージが表示される。
図7 キーワードを「花園天皇」で検索すると、370件の文書が表示される。図3と同じく「詳細」のリンクをクリック。
図8 文書名の「花園院宣旨」にリンクが張られている。
図9 「花園天皇宣命」の『鎌倉遺文』フルテキストデータベースの史料文字情報が表示される。
図10 「花園天皇宣旨」の詳細情報。高野山文書(大日本古文書)のリンクを辿ると図11へ。
図11 刊本情報が表示イメージボタンをクリックすると図12へ。
図12 版面画像が表示される。
日本古文書ユニオンカタログ
東京大学史料編纂所データベース
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