第一部 史料・美術展示 (その4)

国絵図の世界


 このコーナーは、富士写真フイルムの特別協力により、江戸時代に作られた巨大な国絵図をレプリカと現物で展示します。今回陳列するのは、島津家文書の薩摩と琉球国絵図です。国絵図は山や海・川、道筋などを絵画的表現ゆたかに描いています。一辺数メートルの琉球国絵図は部屋いっぱいの全長25メートル、紺碧の海に浮かぶ色鮮やかな島々の世界を演出します。



主な展示品

琉球国絵図
   正保琉球国悪鬼納島絵図写


  沖縄本島の図。王城は首里です。
  これは元禄の国絵図作成にあたり、50年前の正保図を写したもの。
  島から島への航路もきちんとつながります。











西表島   正保琉球国八山島絵図写



  これは西表島。島の周りにサンゴ礁が描かれているのがわかりますか?


















展示予定品リスト(東京大学史料編纂所の分のみ)   

   正保琉球国絵図写(レプリカ)
   正保琉球国悪鬼納島絵図写(レプリカ)
   正保琉球国八山島絵図写(レプリカ)
   正保薩摩国絵図写(レプリカ)
   正保琉球国悪鬼納島絵図写



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