33.都城島津邸所蔵史料の調査・撮影

二〇一八年十一月五日から八日にかけて、宮崎県都城市に出張し、都城島津邸に所蔵されている史料の調査・撮影を行った。撮影史料は以下の通り。
〔都城島津家史料〕
・安□某書状(『都城島津家伝来史料 史料調査報告書』通番五十七号)
・豊臣秀吉画像写・同由緒書(同八十六・八十七号)
・各君御短冊(同四五九五~四六〇七号)
・島津本宗家系図(同四六一三号)
・島津家系図(同四六一四号)
・都城島津家系図(同四六一五号)
・前諸家系譜一・二(同八八〇・八八三号)
・諸家系譜三・四・六・八・九・十五・十六・二十三・二十五・二十七・二十八・二十九(同八八一・八八九~八九九号)
* 欠巻あり。巻一を除き、現存するものはすべて撮影した。巻一は他所へ出陳中だったため、次年度以降に撮影する。
・本田小杉土持津曲四家本支略系図(同七九五号)
・御座列四家略系図(同七九六号)
・北郷源左衛門久隆系譜(同一三八九号)
・富山野辺古文書写(同九三三号)
・文書写(同一九八一号)
・人数帳日記万文集(同一一二八号)
・酒匂安国寺申状(同一一〇五・二二三二号)
・山田聖栄自記(同七六三・七六八~七七〇・一四一二号)
・川上久辰日記(同六七五・六七六・八五一号)
・樺山玄佐自記(同一九八六号)
・忠慶君表稿 附山下新左衛門文書(同二二二三号)
・文明六年三州処々領主記(同一一二九号)
・高麗出陣人数(ほか四件合綴)(同八四八号)
・都城五口人数(同八五七号)
・元和元年高調(同九一一号)
・都城衆中高帳 寛永十一年(同六九八号)
・諏方御神事付廻太刀幷万覚書(同八四七号)
・神社麁画図控(同一六〇九号)
・北郷領内神社改帳(同一六一〇号)
・寺院麁画図控(同一六三九号)
・古跡調(同五六二八号)
・御家御元服之御作法(同三〇五七号)
・寛永九年年中行事(同五六二九号)
・旧記題苑(同二七六二号)
 調査にあたっては、都城島津邸の矢部喜多夫氏・山下真一氏・米澤英昭氏・有満さゆり氏・田中滉太郎氏・皆元遥香氏に大変お世話になった。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
(本郷恵子・山田太造・小瀬玄士・畑山周

『東京大学史料編纂所報』第54号