39.宮崎県下所在中世史料の調査・撮影

二〇一七年十一月十九日から二十一日にかけて、宮崎県宮崎市に出張し、
宮崎県総合博物館所蔵史料、みやざき歴史文化館寄託文書の調査・撮影を行っ
た。撮影史料は次の通りである。
〔富山文書〕
〔羽島文書〕
〔河上文書〕
〔荒武文書〕
〔山田文書〕
〔郡司文書〕
 以上六件は宮崎県総合博物館所蔵。『宮崎県史 史料編 中世一』参照。
〔聚分韻略〕○宮崎県総合博物館所蔵
・聚分韻略
  奥に「享禄庚寅(三年)刻梓/日陽真幸院」とあり。
・日向板聚分韻略残板摺〈屋代弘賢旧蔵/曽槃手簡添〉
  附箋に「川瀬一馬氏旧蔵」とあり。
〔宮崎県総合博物館所蔵文書〕
・ 正応元年十月三日蒙古合戦勲功賞配分状(『宮崎県史 史料編 中世一』
祢寝文書)
・(年未詳)三月二日大友宗麟書状(『宮崎県史 史料編 中世二』久保文書)
・藤原氏伊東家系図
・ (年未詳)某書状(『宮崎県史 史料編 中世二』宮崎県総合博物館所蔵文
書)
・建武五年四月十九日畠山直顕書下
・(慶長四年)八月二十日徳川家康書状
〔金剛寺文書〕○みやざき歴史文化館寄託
『宮崎県史 史料編 中世一』参照。
 調査にあたっては、宮崎県総合博物館の佐藤省吾氏、金剛寺御住職、みや
ざき歴史文化館の福嶋一恵氏・松下朋生氏に大変お世話になった。この場を
借りて、厚く御礼を申し上げる。

(小瀬玄士・畑山周平)

『東京大学史料編纂所報』第53号