47.山口県文書館・山口県立山口博物館所蔵史料の調査・撮影

二○一四年六月三日・四日の両日、山口県立山口県文書館・同山口博物館に出張し、両館所蔵文書等の調査・撮影を行った。山口県立山口県文書館では益田高友家文書の補充撮影、および能美文書・雑賀文書・福間文書の調査・撮影を、山口博物館では、杉文書・三隅文書・同博物館購入文書の調査・撮影を行った。なお杉文書の一部は、『閥閲録』に大組杉七郎左衛門家文書として収載されている。また同文書には手鑑「多々良麻佐古」が含まれており、南北朝期以来の文書が収められている。調査に際して便宜をいただいた山口県文書館和田秀作氏・山口博物館山田稔氏・佐藤嘉孝氏に記して謝意を表する。

(久留島典子・西田友広・村井祐樹)

『東京大学史料編纂所報』第50号