東京大学史料編纂所研究紀要 第二十号

研究報告
高山寺の明恵集団と宋人 大塚紀弘
将軍が笙を学ぶということ―南北朝・室町時代の足利将軍家と笙の権威化― 三島暁子
一六世紀後半京都における貨幣の使用状況―『兼見卿記』の分析から― 川戸貴史
近世持明院流入木道に見る公家家職―その成立と「秘伝」の伝播― 西村慎太郎
田沼時代興利策の残影―甲府勤番堀内粂之丞氏有の鉱山開発を事例として― 山本英貴
「兼宣公記」応永二十九年記の錯簡について 榎原雅治

『東京大学史料編纂所報』第45号 p.47-48