Historical documents relating to Japan in foreign countries: An Inventory of microfilm acquisitions in the Library of the Historiographical Institute (Shiryo Hensan-jo), the University of Tokyo. Vol. IX. The United States of America. Part I. Tokyo, 1968.
本冊はアメリカ合衆国所在文書の第一部として、首都ワシントンにある国立文書館所蔵史料の前半二二九巻八四、三一三コマの陽画マイクロフィルムの細目（一部略目）を収載し、巻首に初期日米関係に関する概説を附する。
本冊所収の文書は以下の通りである。
§１　Historical documents in the U. S. National Archives in Washington, D. C. （アメリカ合衆国国立文書館所蔵史料）
１　Records of the Department of State 国務省旧蔵文書。
A　General Records of the Department of State 国務省伝来一般文書（記録群第五九号）。
１　Diplomatic Correspondence 外交書翰集
（a）　Diplomatic Instructions (1855-1906) 駐日外交代表宛国務省訓令控簿（安政七−明治三九）五冊。
（b）　Diplomatic Despatches (1855-1906) 国務省宛駐日外交代表送信原本綴（安政二−明治三九）八二冊。
（c）　Despatches from Special Agents (1832-1837) 国務省宛遣日特派使節送信原本綴（天保三−八）五四冊。
（d）　Notes to Foreign Missions (1860-1906) 駐米日本外交代表宛国務省覚書（万延元−明治三九）二冊。
（e）　Notes from Foreign Missions (1858-1906) 国務省宛日本外交代表覚書（安政五−明治三九）九冊。
2　Consular Despatches 領事送信集
（a）　Hakodate (1856-1878) 箱館駐在領事送信原本綴（安政三−明治一一）二冊。
（b）　Kanagawa (1861-1897) 神奈川駐在領事送信原本綴（文久元−明治三〇）二二冊。
（c）　Nagasaki (1860-1906) 長崎駐在領事送信原本綴（万延元−明治三九）七柵。
（d）　Osaka & Hiogo (1868-1873) 大坂兵庫駐在領事送信原本綴（明治元−六）一冊。
（e）　Yokohama (1897-1906) 横浜駐在領事送信原本綴（明治三〇−三七）五冊。
（f）　Amoy (1844-1857) 厦門駐在領事送信原本綴（道光二四−威豊七、弘化元−安政四）一冊。略目にとどめた。
（g）　Canton (1790-1876) 広東駐在領事送信原本綴（乾隆五五−光緒二、寛政二−明治九）七冊。略目にとどめた。
（h）　Hong Kong (1844-1878) 香港駐在領事送信原本綴（道光二四−光緒四、弘化元−明治一一）一一冊。略目にとどめた。
（i）　Macao (1823-1869) 澳門駐在領事送信原本綴（道光三−同治八、文政六−明治二）二巻。略目にとどめた。
（j）　Ningpo (1853-1868) 寧波駐在領事送信原本綴（威豊三−同治七、嘉永六−明治元）二冊。略目にとどめた。
（k）　Shanghai (1847-1876) 上海駐在領事送信原本綴（道光二七−光緒二、弘化四−明治九）二二冊。略目にとどめた。
（l)　Honolulu (1820-1876) ホノルル駐在領事送信原本綴（文政三−明治九）二二冊。略目にとどめた。
3　Domestic Letters of the Department of State (1852-1866) 国務省発信国内在住者宛書翰控簿（嘉永五−慶応二）二二冊。
B　Records of the Foreign Service Posts of the Department of State国務省管下在外公館伝来文書（記録群第八四号）。
U. S. Legation in Japan 駐日公使館伝来文書
（a）　Indices (1853-1863) 索引（嘉永六−文久三）以下の（b）（以上本冊）（c）（d）（共に次冊所収）への索引を集めたもの。
（b）　Diplomatic Instructions (1860-1878) 駐日公使館宛国務省訓令受信原本綴（万延元−明治一一）一二冊。この綴の始めに来るべき部分は以下の（d）に含まれる。
本冊の作成に当り、河内八郎・長部重康・宇野洋子・堀幸子の諸氏の協力を得た。
（前付三六頁、本文四九〇頁）
担当者　岡田章雄・金井圓。