陽明文庫所蔵新写本古記録等の調査

平成元年三月十四日、伊勢市の神宮文庫に赴き、同文庫所蔵三条家旧蔵本は現在同文庫において整理中であるが、その中の古記録について閲覧・利用の可能性を打診した。翌十五日より十八日までの四日間、京都市財団法人陽明文庫に赴き、同文庫所蔵の新写本古記録等の継続的調査に従った。今年度は、�A0/1箱・�A3/16箱(以上完了)、及び�A3/11箱・�A3/17箱・�A3/18箱・�A2/6箱の内(以上未完)、本所未調査分について、日付取りを中心とする調書を作成した。
                       (龍福義友・菅原昭英・吉田早苗)

『東京大学史料編纂所報』第24号