次のような研究をしています。(業績一覧)
中世都市の研究と、鎌倉時代政治史、その他種々とりそろえております。
最新論文!
「東海道の宿と遊女」(貴田潔ほか編『諸国往反の社会史』高志書院、2024年10月刊)
【著書】
A『中世の都市と武士』(吉川弘文館、1996年8月)
『日本史リブレット 武家の古都、鎌倉』(山川出版社、2005年8月)
B『高志書院選書4 中世都市の力―京・鎌倉と寺社―』(高志書院、2010年3月)
『Jr.日本の歴史 3 武士の世の幕あけ』(高橋典幸・末柄豊と共著。小学館、2010年12月)
『武士の掟―「道」をめぐる鎌倉・戦国武士たちのもうひとつの戦い―』(新人物往来社、2012年2月)
『人物叢書 北条時頼』(吉川弘文館、2013年8月)
C『日本中世の権力と寺院』(吉川弘文館、2016年9月)
D『中世鎌倉のまちづくり―災害・交通・境界―』(吉川弘文館、2019年11月)
『幻想の都 鎌倉 都市としての歴史をたどる』(光文社新書、2022年5月)
【編著】
『中世の都市 史料の魅力、日本とヨーロッパ』(千葉敏之と共編。東京大学出版会、2009年5月)
『史跡で読む日本の歴史6 鎌倉の世界』(吉川弘文館、2010年1月)
『列島の鎌倉時代―地域を動かす武士と寺社―』(高志書院、2011年2月)
『移動者の中世―史料の機能、日本とヨーロッパ―』(千葉敏之と共編。東京大学出版会、2017年5月)
『鎌倉の歴史―谷戸めぐりのススメ―』(高志書院、2017年12月)
【論文】(A〜Dは、それぞれ補訂を加えた後、著書A〜D収録したもの。)
#のついた論文については、クリックすると全文を表示します。
##のついた論文は、東京大学史料編纂所のサイト内の研究紀要のページにリンクし、PDFファイルの形で公開します。
A「六波羅探題被官と北条氏の西国支配」(『史学雑誌』98編3号、1989年3月)
C「六波羅探題被官の使節機能」(『遙かなる中世』10号、1989年10月)
A「『武家地』六波羅の成立」(『日本史研究』352号、1991年12月)
A「中世前期の京都住人と武士」(石井進編『都と鄙の中世史』吉川弘文館、1992年3月 )
A「空間としての六波羅」(『史学雑誌』101編6号、1992年6月)
A「六波羅と洛中」(
「長福寺文書にまぎれこんだ大覚寺文書」(『遙かなる中世』13号、1994年1月)
C「北条時村と嘉元の乱」(『日本歴史』553号、1994年6月)
A「中世日本における軍勢寄宿について」(『歴史学研究』662号、1994年9月)
A「中世鎌倉における浄土宗西山義の空間」(
##「仏名院と醍醐寺三宝院」(『東京大学史料編纂所研究紀要』6号、1996年3月)
C「京都大番役と御家人の村落支配」(『日本歴史』575号、1996年4月)
C「往生講の展開と浄土宗西山派」(『西山学会年報』6号、1996年11月)
C「西山派と二条家の人々」(『西山学会年報』7号、1997年6月)
C「美濃立政寺に見る末寺形成の一様相」(『年報中世史研究』23号、1998年5月)
C「禅宗長福寺の古文書に見える西山派僧」(『西山学会年報』8号、1998年10月)
C「証空の小坂住房をめぐる一考察」(『日本歴史』606号、1998年11月)
C「『親玄僧正日記』と得宗被官」(五味文彦編『日記に中世を読む』吉川弘文館、1998年11月)
「若狭国太良庄と歓喜寿院」(鎌倉遺文研究会編『鎌倉遺文研究T 鎌倉時代の政治と経済』東京堂出版、1999年4月)
「鎌倉期の若狭国太良庄の長夫について」(東寺文書研究会編『東寺文書にみる中世社会』東京堂出版、1999年5月)
C「如法念仏の芸能的側面」(五味文彦編『芸能の中世』吉川弘文館、2000年3月)
C「『塩尻』の西山派関連記事について」(『日本歴史』627号、2000年8月)
B「室町期京都の定使について」(『史学雑誌』109編12号、2000年12月)
C「宗尊親王期における幕府『宿老』」(『年報中世史研究』26号、2001年5月)
C「尊性法親王と寺社紛争」(『遙かなる中世』19号、2001年5月)
B「寺社と中世都市」(佐藤信・吉田伸之編『新体系日本史6 都市社会史』山川出版社、2001年6月)
「コラム 宗教都市・根来」(佐藤信・吉田伸之編『新体系日本史6 都市社会史』山川出版社、2001年6月)
##「『醍醐寺文書』の東寺御影供関係史料について」(『東京大学史料編纂所研究紀要』12号、2002年3月)
B「鎌倉期の都市京都における『在地人』」(『日本史研究』481号、2002年9月)
B「中世の都市問題」(『歴史と地理』557号、2002年9月)
「『封建都市論』から学ぶこと」(『遙かなる中世』20号、2003年5月)
B「中世鎌倉における将軍御所の記憶と大門寺」(『年報都市史研究』11号、2003年10月)
「中世京都、『糸桜』のある庭園」(『日本歴史』676号、2004年9月)
#「『醍醐寺過去帳』の分析」(科研報告書『東寺における寺院統括組織に関する史料の収集とその総合的研究』研究代表者高橋敏子、2005年3月)
C「戦国期の仏陀寺再建を支えた人々」(『寺院史研究』9号、2005年5月)
B「室町期の都市京都における長夫勤仕の実態」(義江彰夫編『古代中世の政治と権力』吉川弘文館、2006年2月)
#「中世鎌倉の橋」(『新・文献と遺跡』(科研費「歴史史料と中世都市の情報学的研究」ニュースレター)創刊号、2006年9月)
C「『六波羅』から中世を考える」(『京都女子大学宗教・文化研究所 研究紀要』20号、2007年3月)
「鎌倉時代の鐘銘と『鎌倉遺文』」(『鎌倉遺文研究』19号、2007年4月)
B「中世寺院における僧坊の展開」(小野正敏・五味文彦・萩原三雄編『考古学と中世史研究4 中世寺院 暴力と景観』高志書院、2007年7月)
D「中世都市鎌倉 武家政権中心地の諸相」(『別冊歴史読本 源氏 武門の覇者』新人物往来社、2007年7月)
D「中世の都市と三浦一族」(『三浦一族研究』12号、2008年3月)
D「鎌倉と災害」(五味文彦・小野正敏編『中世都市研究14 開発と災害』、2008年9月)
「都市の塀―洛中洛外図屏風にみる京都」(高橋慎一朗・千葉敏之編『中世の都市―史料の魅力、日本とヨーロッパ』東京大学出版会、2009年5月)
C「都市周縁の権力」(吉田伸之・伊藤毅編『伝統都市2 権力とヘゲモニー』東京大学出版会、2010年5月)
「鎌倉時代の東国武士と善光寺信仰」(笹本正治・土本俊和編『善光寺の中世』高志書院、2010年7月)
「日光山と北関東の武士団」(高橋慎一朗編『列島の鎌倉時代―地域を動かす武士と寺社―』高志書院、2011年2月)
「醍醐寺文書から読み解く中世の社会」(永村眞編『醍醐寺の歴史と文化財』勉誠出版、2011年3月)
D「中世都市の境界」(竹田和夫編『古代・中世の境界意識と文化交流』勉誠出版、2011年5月)
「中世における高野版の流通について」(『東京大学史料編纂所研究成果報告2011−5 日本中世における社会連携と教育普及活動に関する研究』、2012年3月)
D「一遍にとっての鎌倉」(小野正敏・五味文彦・萩原三雄編『一遍聖絵を歩くー中世の風景を読むー 考古学と中世史研究9』高志書院、2012年7月)
「北条時頼と蘭渓道隆」(『禅文化』228号、2013年4月)
「時頼の風雅」(『本郷』107号、2013年9月)
「北条時頼の虚像と実像」(鎌倉国宝館編『没後750年記念特別展 北条時頼とその時代』同館、2013年9月)
「中世の沼地と都市ー沼+港=沼津?ー」(『年報都市史研究21 沼地と都市』山川出版社、2014年3月)
「中世都市論」(『岩波講座日本歴史 第7巻 中世2』岩波書店、2014年4月)
D「中世都市鎌倉と禅宗寺院」(村井章介編『東アジアのなかの建長寺―宗教・政治・文化が交叉する禅の聖地―』勉誠出版、2014年11月)
「「東国の巌窟王」源頼朝」(東京大学史料編纂所編『日本史の森をゆく―史料が語るとっておきの42話―』中公新書、2014年12月)
「醍醐寺と慈恩寺」(『西村山地域史の研究』33号、2015年9月、西弥生編『中世の寺社と武士1 醍醐寺』戎光祥出版2018年に再録)
「竹御所と比企谷新釈迦堂」(『紫苑』14号、2016年3月)
「御所と邸宅」・「鎌倉中の法令と商業」(五味他編『現代語訳吾妻鏡 別巻 鎌倉時代を探る』(吉川弘文館、2016年3月)
「鴨田遺跡出土の巡礼札が語るもの」(小野正敏他編『遺跡に読む中世史』高志書院、2017年4月)
「義演の史料書写・編纂と『鎌倉遺文』」(『鎌倉遺文研究』39号、2017年4月)
「移動する歌人―宇津の山のイメージの変転―」(高橋慎一朗・千葉敏之編『移動者の中世―史料の機能、日本とヨーロッパ―』東京大学出版会、2017年5月)
「源実朝と大慈寺」(鎌倉国宝館編『特別展 源実朝とその時代』同館、2019年1月)
「証円上人秀源の活動にみる醍醐寺と泉涌寺の交流」(『東京大学史料編纂所研究紀要』29号、2019年3月)
「鎌倉の音」(『本郷』145号、2020年1月)
「東京大学史料編纂所所蔵の琉球関係拓本」(『画像史料解析センター通信』90号、2020年10月)
「賢西と上醍醐丈六堂」(『説話文学研究』55号、2020年9月)
「鎌倉と奥大道」(江田郁夫・柳原敏昭編『奥大道―中世の関東と陸奥を結んだ道―』高志書院、2021年5月)
「日本中世の都市と疫病」(『都市史研究』8号、2021年10月)
「鶴岡八幡宮の本地仏」(『鎌倉』131・132合併号、2022年7月)
「中世の都市 その特質と実態をどのように描くのか」(岩城卓二他編『論点・日本史学』ミネルヴァ書房、2022年8月)
「京の武士・鎌倉の武士」(『書物学』20巻、2022年10月)
「武士と騎士の誕生」(岡美穂子編『つなぐ世界史 1古代・中世』清水書院、2023年3月)
「将軍宗尊親王の女房」(伴瀬明美他編『東アジアの後宮』勉誠社、2023年6月)
「大江広元の事績」(『西村山地域史の研究』41号、2023年10月)
「「醍醐山十景」と深草元政」(『東京大学史料編纂所研究紀要』34号、2024年3月)
【学会報告・講演など】
「六波羅探題被官と北条氏の西国支配」(史学会大会、1988年11月)
「往生講の展開と浄土宗西山派」(西山学会研究発表大会、1995年12月)
「西山派と二条家の人々」(西山学会研究発表大会、1996年12月)
「『親玄僧正日記』と得宗被官」(史学会例会シンポジウム、1997年9月)
「融国正孝の仏陀寺再建について」(西山学会研究発表大会、1998年12月)
「中世寺院における僧坊の展開」(第4回考古学と中世史シンポジウム「寺院の社会史」、2006年7月)
「鎌倉と災害」(第14回中世都市研究会、2007年9月)
「醍醐寺文書から読み解く中世の社会」(日本女子大学大学院文学研究科主催シンポジウム『醍醐寺の歴史と文化財』、2009年11月)
「一遍にとっての鎌倉」(第9回考古学と中世史シンポジウム「聖絵を歩く 景観を読む」、2011年7月)
「沼+港=沼津?——中世の沼地と都市」(都市史研究会シンポジウム「沼地と都市」、2012年12月)
「文献史料に見る鎌倉を襲った中世の大地震」(第3回鎌倉考古学研究所シンポジウム「考古学からみた鎌倉の災害」、2013年2月)
「鴨田遺跡出土の巡礼札が語るもの」(第13回考古学と中世史シンポジウム「考古学は中世を語れるか」、2015年7月)
「日本中世の都市における時間の管理」(法制史学会近畿部会例会、2015年9月)
「鎌倉の武家屋敷」(シンポジウム「鎌倉考古学の方法」、2015年10月)
「中世・近世の醍醐寺と泉涌寺」(東京大学史料編纂所一般共同研究「醍醐寺文書聖教における泉涌寺関係史料の基礎的研究」公開講座「醍醐寺と泉涌寺」、2016年3月)
↑レジメの文章部分(画像は省略)をご覧になれます(ここをクリック!)
「西山派の歴史と立政寺」(浄土宗西山禅林寺派全国布教師大会、2016年5月)
「中世における「宿」の実像」(日本史研究会例会「中世都市論のこれまでとこれから」、2016年11月)
「武家の古都・鎌倉と鶴岡八幡宮」(平成28年度伊達市歴史文化講演会「中世都市"梁川"の系譜−武士と宗教―」、2016年11月)
「中世都市奈良の力」(東京大学史料編纂所一般共同研究「都市奈良における中小規模寺院資史料の基礎的研究」公開講演会「「ならまち」成立前夜―寺院史からみた中世奈良の変容―」、2017年1月)
「かわらけに墨書すること」(第5回鎌倉考古学研究所シンポジウム「『集成 鎌倉の墨書-中世遺跡出土品-』をめぐって」、2017年2月)
「『庭訓往来』と中世の「京野菜」」(テロワール研究会、2018年7月)
「宿の景観と構造」(東北中世史研究会例会、2019年1月)
「鎌倉の武家屋敷と河越館」(シンポジウム「中世都市鎌倉と武蔵」、2019年1月)
「賢西と上醍醐丈六堂」(説話文学会例会、2019年4月)
「建長寺の歴史 大覚禅師と北条時頼」(建長寺派布教師会、2020年11月27日)
「日本中世の都市と疫病」(都市史学会大会シンポジウム「疫病と都市」、2020年12月20日)
「醍醐寺史料にみる太元帥法の〈記録〉」(オンライン公開研究会「中世寺社記録からの探究」2021年3月13日)
「『中世鎌倉のまちづくり』を出版して―中世鎌倉の溝―」(鎌倉禅研究会例会、2021年4月15日)
「鎌倉武士と京・鎌倉」(横浜市歴史博物館展覧会プレ連続講座B、2022年6月26日)
「大江広元の事績」(西村山地域史研究会、2022年10月2日)
「武家の都・鎌倉の実像」(名古屋・栄中日文化センター、2022年11月12日)
「武士の都鎌倉の歴史」(鎌倉市医師会創立130周年記念講演会、2022年12月10日)
「都市平泉の景観について―堀・土塁・道路―」(都市史学会大会シンポジウムコメント、2022年12月25日)
「武士の都鎌倉の歴史」(第56回日本臨床腎移植学会、2023年2月11日)
「日本中世の夜警をめぐって」(第12回樺塾、2023年5月13日)
「武士の都鎌倉の歴史」(神奈川県保険医協会横須賀支部総会、2023年6月6日)2024年1月21日
「「幻想の都 鎌倉」を守り伝える」(鎌倉三日会新年会講演、2024年1月21日)
「日本中世の夜警をめぐって」(比較都市史研究会第480回例会報告、2024年3月16日)
「東京大学史料編纂所の史料保存と活用について」(千葉県史料保存活用連絡協議会総会、2024年6月7日)
「鎌倉はなぜ「世界遺産」にならなかったのか?」(中銀ライフケア横浜希望ヶ丘講演、2024年10月19日)
「中世都市史研究からみた平泉」(第5回平泉学フォーラム、2025年2月2日)
【史料紹介】
「醍醐寺『如意輪堂結番』に見る中世寺院の生活」(『日本歴史』696号、2006年5月)
「武田流金子司家史料目録」〔阿部能久氏と共著〕(『東京大学史料編纂所研究紀要』31号、2021年3月)
【書評その他】
書評「上横手雅敬著『鎌倉時代政治史研究』」(『史学雑誌』101編3号、1992年3月)
学界動向「1994年の歴史学界−回顧と展望」(『史学雑誌』104編5号、1995年5月)
新刊紹介「黒田紘一郎著『中世都市京都の研究』」(『日本歴史』593号、1997年10月)
書評「原田正俊著『日本中世の禅宗と社会』」(『史学雑誌』108編6号、1999年6月)
研究動向「日本中世前期都市史研究の現在−鎌倉に関する文献史学の研究動向」(都市史研究会編『年報都市史研究7 首都性』山川出版社、1999年10月)
書評「大村拓生『中世京都首都論』」(『歴史学研究』822号、2006年12月)
書評「二木謙一編『戦国織豊期の社会と儀礼』」(『国史学』190号、2006年11月)
書評「鋤柄俊夫著『中世京都の軌跡』」(『季刊 考古学』105号、2008年11月)
書評「伊藤毅編『バスティード―フランス中世新都市と建築』を読む」(『年報都市史研究 18 都市の比較史』2011年4月)
新刊紹介「仁木宏・綿貫友子編『中世日本海の流通と港町』」(『日本歴史』813号、2016年2月)
新刊紹介「大阪市立大学豊臣期大坂研究会編『秀吉と大坂―城と城下町―』」(『史学雑誌』125編8号、2016年8月)
書評(共同執筆)「高橋康夫著『海の「京都」―日本琉球都市史研究―』」(『都市史研究』4号、2017年11月)
新刊紹介「北条氏研究会編『武蔵武士の諸相』」(『日本歴史』848号、2019年1月)
新刊紹介「永村眞著『中世醍醐寺の仏法と院家』」(『日本歴史』882号、2021年11月)
文献案内「安里進・外間政明編著『古地図で楽しむ首里・那覇』」(『東京大学史料編纂所画像史料解析センター通信』98号、2022年10月)
文献案内「渡邊浩貴「近世村落の湧水紛争と水資源開発―近江国甲賀郡柏木御厨故地の水論絵図から―」『神奈川県立博物館研究報告 人文科学』48号」(『東京大学史料編纂所画像史料解析センター通信』100号、2023年4月)
書評「佐々木健策著『戦国期小田原の城と城下町ー遺跡と景観にみる戦国大名ー』」(『都市史研究』11号、2024年10月)
以上