東アジアWG・東アジア科研総括研究集会
「前近代東アジアにおける日本関係史料の研究:成果と課題」開催の御案内
東京大学史料編纂所では、ロシアを含む東アジア所在日本関係史料の系統的な調査・研究と収集に取り組んでいます。
この間、科学研究費補助金を得て進めてきた「前近代東アジアにおける日本関係史料の研究」(基盤研究A、2003~2006年度)も、いよいよ最終年度を迎えました。
つきましては、下記日程で研究集会を開催し、現段階での研究の成果と到達点、あるい残された課題について総括する場にしたいと考えます。
また同時に、1999年度から取り組んできた東アジアWG(東アジアを中心とする前近代日本関係史料収集事業検討会)の成果と課題についても、合わせてご報告いたします。
当日はとくに5本の個別報告を用意し、研究成果のトピックスをとりまとめてご報告するものとしました。
よろしくご参加くださるようお願いいたします。
日時 : 3月12日(月)、
13:30~17:00
会場 : 東京大学史料編纂所大会議室(2F)
○総括報告
「前近代東アジアにおける日本関係史料の研究:成果と課題」
(研究代表者:保谷 徹、東京大学史料編纂所教授)
※各セクション統括者より補足コメント
○個別報告(仮題)
「漢文史料の収集分析と大日本史料について」(須田牧子、同助手)
「朝鮮史編修会と関係史料について」(箱石 大、同助教授)
「ロシアの文書館目録と収集史料について」(松澤裕作、同助手)
「竹内使節団の日露交渉とサハリン島問題」(麓 慎一、同非常勤講師・新潟大学助教授)
「中国第一歴史档案館所蔵清代档案のデジタル化収集について」(保谷 徹)
○収集史料・図書類の入庫と利用についての報告
○質疑・まとめ
東アジアWG・東アジア科研グループ
連絡先:東京大学史料編纂所・東アジア科研事務局(犬飼)