国際研究集会の御案内

 

東京大学史料編纂所では、ロシアに所在する日本関係史料の系統的な調査・研究と収集に力を入れてきました。現在はロシア国立海軍文書館・同国立歴史文書館・科学アカデミー東洋学研究所等の機関と協力して史料調査と目録作成に取り組み、その一環として、「日露関係史料をめぐる国際研究集会」を開催しています。

今年度は、ロシア科学アカデミー東洋学研究所(サンクトペテルブルグ支部)のポポワ所長を招聘し、御報告をいただくことになりました。

同研究所は、18世紀初頭にピョートル大帝によって開始されたアジア研究の伝統を引き継ぎ、数多くの貴重なコレクションを所蔵しています。

ポポワ所長には、このコレクションについてお話していただきます。

また日本側からは、この間の史料収集の成果をふまえ、本研究所の有泉和子さんに報告を御願いしました。

是非とも多くの方にご参加いただけるよう御願いいたします。

 

日露関係史料をめぐる国際研究集会 2006 part 2

 

日時:20061211日(月)、14301700

会場:東京大学史料編纂所 大会議室

 

▼報告:有泉和子(東京大学史料編纂所学術研究支援員)

19世紀はじめの北方紛争とロシア史料」(仮題)

▼コメント:麓 慎一助教授(新潟大学)

▼報告:イリナ・ポポワ所長(ロシア科学アカデミー東洋学研究所サンクトペテルブルグ支部)

「サンクトペテルブルグの東洋学研究所が所蔵するアジア・コレクションについて」

▼コメント:ワジム・クリモフ教授(サンクトペテルブルグ大学)

 

※終了後レセプションを予定。

 

主催:日本学士院・東京大学史料編纂所

(東アジアWG・東アジア科研:〈研究代表者〉保谷 徹)

 

連絡先:東アジア科研事務局(犬飼、03-5841-8411

    本集会は日本学士院による日本関係未刊史料調査事業(国際学士院連合関連事業)の一環として行われます。