趣旨
この10年、デジタルデータは人文学に欠かせない研究資源として成長しました。将来にわたって、持続的・安定的にデータを提供・共有していくためには、その基盤形成と運用が重要です。本シンポジウムでは、人文学データを提供している機関の状況を報告し、人文学研究を進展していくために解決すべき研究データにかかわる課題について議論します。
日時・場所ほか
- 日時:2024年3月12日(火)10:00-15:00
- 場所:東京大学本郷キャンパス 福武ラーニングシアター
- 主催:東京大学史料編纂所
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共催:国立歴史民俗博物館・共同研究「日本歴史文化知の構築と歴史文化オープンサイエンス研究」
登壇機関(予定)
- 東京大学史料編纂所
- 奈良文化財研究所
- 国立歴史民俗博物館
- 神戸大学附属図書館
- 神奈川県立金沢文庫
プログラム(予定)
午前の部(10:00 - 12:00)
挨拶
趣旨説明
各機関報告
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山田太造(東京大学史料編纂所)「前近代日本史史料データの永続的提供とその課題」
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馬場基・高田祐一(奈良文化財研究所)「奈良文化財研究所における文化財情報提供の取り組み」
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後藤真(国立歴史民俗博物館)「国立歴史民俗博物館におけるデータおよびデータセット公開の現状と課題」
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佐々木和子(神戸大学附属図書館)「神戸大学震災文庫の取り組み」
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貫井裕恵(神奈川県立金沢文庫)「中世寺院史料とデータベース―断片的史料の復元をめざして」
午後の部(13:30 - 15:00)
パネルディスカッション
挨拶
参加申込