徳川家康の将軍宣下(慶長8年・1603)から廃藩置県(明治4年・1871)までの史料を6チームで研究しています。①江戸時代前期編年『大日本史料』第十二編、②幕府・大名・朝廷・公家類纂史料『大日本古文書 家わけ第十六 島津家文書』、『大日本近世史料 細川家史料』『同 市中取締類集』『同 広橋兼胤公武御用日記』、③ペリー来航後の対外関係編年文書『大日本古文書 幕末外国関係文書』を公刊中です。『大日本古記録 斎藤月岑日記』10巻、『大日本維新史料 類纂之部 井伊家史料』30巻は完結しました。  

 世界中からオンライン検索可能なデータベースとして、①「史料稿本」『東京市史稿』『天皇皇族実録』ほか基本史料・史料集10件を統合した「近世編年データベース」、②近世史料部門編纂の史料集既刊分を多様に活用できる「近世史編纂支援データベース」、③幕末維新史研究の基盤となる「維新史料綱要データベース」を構築・公開しています。

 

 また、地震火山関連史料の調査にも取り組んでいます。

刊行物(2014~2019年度)

(元和2年・1616)   8月8日附  江戸幕府年寄連署奉書
(元和2年・1616) 8月8日附 江戸幕府年寄連署奉書
(『大日本古文書 島津家文書』6掲載、東京大学史料編纂所所蔵)