東京大学史料編纂所

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研究種目名 基盤研究(A)
研究課題名 拓本調査を基盤とする日本金石文の情報資源化と歴史叙述への応用的研究(23320134)
研究期間 2011年度~2014年度
研究代表者 菊地大樹
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研究目的 ①拓本史料および寺院史料調査・歴史地理学・歴史考古学研究 ②歴史情報資源化・歴史地理学研究
研究実績の概要
  • 2012年度
  • 2011年度
【2012年度】
本年度は初年度最初に行った打ち合わせ会議を受け、継続して研究目的や具体的内容について改めて確認の上、各自の研究に従事した。
① 拓本史料および寺院史料調査・歴史地理学・歴史考古学研究
東京大学史料編纂所所蔵拓本史料の詳細調査によるデータカードの校正、元興寺文化財研究所所蔵金石文拓本のカード化・写真撮影、東日本大震災で被災した宮城県石巻市故勝倉元吉郎氏所蔵拓本の救出及び整理・調査等を行った。また、奈良県奈良市地域の金石文調査および拓本サンプル収集、宮城県石巻市・気仙沼市地域の板碑の現地調査他を行った。また、東京大学史料編纂所画像史料解析センター研究プロジェクトと協力して徳島県吉野川中流域以西地域を中心に、金石文拓本サンプルの採集を行った。関連して、歴史叙述への応用研究のために、愛知県名古屋市真福寺所蔵史料の調査を行った。また、金石文史料情報収集・交換のために、日本仏教綜合研究学会学術大会等の研究集会に参加した。著書・論文等を執筆し、初年度の成果のまとめや公開に努めた。
② 歴史情報資源化・歴史地理学研究 東京大学史料編纂所架蔵金石文拓本史料を活用しながら研究を進めた。具体的には、東京大学史料編纂所金石文拓本史料データベースの改良によって、検索の便宜を飛躍的に向上させることに成功したことを受けて、従来から蓄積してきた金石文情報データをさらに校正・改良し、架蔵番号三〇〇番までのデータ公開を完了した。また、引き続き、徳島県および宮城県の金石文調査に際してはGPS機能のついたデジタルカメラによる撮影を行い、歴史地理的分析のための基礎データを収集した。さらに、歴史地理情報システムの開発を受けて、その金石文情報資源化への応用的研究の結果開発された金石文DBとの連携システムの実験を行った。
備考