東京大学史料編纂所

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研究種目名 基盤研究(B)
研究課題名 日蘭関係史の再構築:オランダ語・現地語史料の併用による近世アジア海域史の視点から(22320126)
研究期間 2010年度~2013年度
研究代表者 松方 冬子
研究目的 本研究は、「オランダ語・現地語史料の併用による近世アジア海域史の一部と位置づける」という新しい立場から、近世日蘭関係史研究を捉え直すことにより、従来の研究蓄積を継承するとともに、大きく発展させようとするものである。
日蘭関係史は、明治以来の長い伝統を持っている。しかし、近年テーマの払底感と、それとも関わって後継者不足という大きな危機に直面している。学燈が一度絶えたならば、復興することは恐らく不可能であろう。今のうちに、若手研究者の大学横断的・中長期的な養成を構想することは、我々の世代に課された責務であると考える。
本研究では、日本語史料を敢えて「現地語史料」として捉える視点を導入する。英語やドイツ語など他の欧米史料との組み合わせも視野に入れつつ、あらためて日本語史料のあり方や日本史そのものを見直す機会としたい。
研究実績の概要
  • 2013年度
  • 2012年度
  • 2011年度
  • 2010年度
【2013年度】
 二〇一三年度は、四月に東京において論文集の第二回出版準備会を開催し、執筆予定者の報告の後、コメンテーターからのご意見を得た。国内外の日蘭関係史の研究者(のみ)が一堂に会する稀有な機会となり、質の高い議論が可能になった。
 提出された論文は編者が査読を行い、適宜書き直しを要請した。英語論文に関しては、翻訳家に日本語訳を依頼し編者が日本語訳をチェックした。論文が集まり次第編集を行い、論文集として出版する予定である。
備考 科研ホームページ http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/fuyuko/kaken/