東京大学史料編纂所

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研究種目名 若手研究(B)
研究課題名 鎌倉時代の地域社会における軍事警察機能の研究 (18720166)
研究期間 平成18年度~平成20年度
研究代表者 西田友広
研究実績の概要

  • 2008年度
  • 2007年度
  • 2006年度
本研究は、幕府・朝廷の下のレベルにある、荘園領主や地頭・村落共同体などにおける軍事警察機能のあり方について研究を進め、これを踏まえて逆に、幕府・朝廷の軍事警察機能のあり方がそれによってどのように規定されていたのかといった点を再検討し、中世社会全体の権力構造を明らかにすることを目指している。
 本年度は2007年に口頭報告を行った、衾宣旨(朝廷発給の全国指名手配命令文書)の効力に関する研究内容を基にさらに研究を進め、論文「衾宣旨補論―その効力について―」を執筆した。この論文は2009年4月に刊行予定の『鎌倉遺文研究』23号(鎌倉遺文研究会)に掲載された。
 2007年に発表した「鎌倉時代の石見国守護について」(『鎌倉遺文研究』20号、鎌倉遺文研究会)を踏まえ、石見国における在地領主の分布と地域社会に関する研究を進めた。この成果は2009年7月に行われるシンポジウム「列島の鎌倉時代―中世前期に地域社会の萌芽を探る―」で「石見における在地領主の分布と地域構造」として報告を行う。
 鎌倉時代の根本史料である『吾妻鏡』の研究を行い、『現代語訳吾妻鏡第三幕府と朝廷』・『同第四奥州合戦』・『同第五征夷大将軍』(吉川弘文館、いずれも2008)を編集・刊行した。
備考