東京大学史料編纂所

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研究種目名 基盤研究(C)
研究課題名 近世大名家臣家史料の共同分析―多久家史料の読み直しを中心として―(17K03095)
研究期間 2017年度~2020年度
研究代表者  小宮木代良
研究目的
研究実績の概要
  • 2017年度
【2017年度】
 本研究は、佐賀藩家臣多久家文書の共同研究を行うため進められてきた共同研究(東京大学史料編纂所共同利用・共同研究拠点における特定共同研究経費 2014年度~2017年度)を終了するにあたり、それを継承発展させていくことを目的として、当該共同研究の最終年度にあたる今年度から開始された。
本年度の実施計画においては、次年度からの多久家文書読み直し開始のための準備として、1.データおよび分析結果共有のための環境の検討および整備、2.関連する他の大身家臣家史料群の検討と調査を掲げていた。
このうち、1.については、検討の結果、次年度からのメンバー間の分析データ共有システムとして、TeamFileASPを導入することとした。このシステムは、前述の先行する共同研究におけるシステムと近接するものであり、これにより、新旧の研究の連続性をスムーズにすることが可能である。また、2.については、研究協力者の協力も得て、佐賀県立図書館所蔵の坊所鍋島家文書の史料画像の整理と未活字分の分析に着手した。坊所鍋島家文書は、多久家文書とほぼ同時期の佐賀藩前期史料を多く含んでおり、多久家文書の年次比定作業にとっても、非常に重要な史料である。また、同様の大規模近世大名家臣家史料を有する伊逹家文書についても、『仙台市史資料編』を購入し、情報を補った。
 また、あらたに研究協力者1名の多久における研究会への参加も行い、来年度からの共同研究体制の強化をはかった。
備考