東京大学史料編纂所

HOME > 編纂・研究・公開 > 共同研究 > 近世公家社会における故実研究の政治的社会的意義に関する研究

研究種目名 基盤研究(B)(2)
研究課題名 近世公家社会における故実研究の政治的社会的意義に関する研究(課題番号14310152)
研究期間 平成14年度~平成16年度
研究代表者 吉田早苗
研究実績の概要

  • 2004年度
  •     
  • 2003年度
  •   
  • 2002年度
①研究の目的
江戸時代の故実家豪放固禅 (本名光世) が残した史料を対象に、江戸時代の公家たちによる故実研究が持つ政治的社会的意味を解明する。具体的には、『大内裏図考証』 『皇居年表』を始めとする彼の著作と、現在本所に「裏松家史料(裏松家記録)」として大量に所蔵される、固禅の草稿・図面類、書写・蒐集した儀式書・記録類、勘文類などの分析整理により、固禅を中心とした当時の公家社会の学問的社会的な構造を明らかにする。
①研究の実績
前年度にデータベース化した本所所蔵「塞栓家史料」全点の詳細な調書に基づき、「裏桧家史料日録」 (第1版)を作成した。
「裏松家史料」 のうち、前年度に撮影した冊子本(修理中を除く) 以外の史料の全点について、マイクロ撮影・デジタル化を完了した。
上記の 「裏松家史料目録」 (第1版) のほか、天明-寛政期の固禅の活動を明らかにする「裏松固禅活動年譜 (稿)」、『大内裏図考証』 献上に関する重要史料である 『大内裏図考証清書目録』 の翻刻、研究論文「裏松固禅と裏松家史料について」・「『皇居年表』 の編修過程について」・「寛政期有職研究の動向と裏松固禅」・「裏松間禅の著作活動について」を掲載した成果報告書を刊行した。
備考