[画 像]

#64(原本6−9
 六四 渋谷定仏重経同公重連署和与状案
     ○同文ノ案文、第八九号ニ収メタリ、宜シク彼此参看スベシ、
   た□□□□□□□候へく候、
たうのはらいちゐのゝさかいわよの事、へんひの□□□□けふミのこと
ゆひらのひたをへきる、同ゆのこたにのミつかきたのたにのなかれ
を、いちゐのかわへきる、にれきたにをいてハたうのはなり、きんしけ
かいろいあるましく候、同くきのゝとをうむれとのあいのこたにを
のほりニ、やはすのやけはらのさかいをきる、やはすのくまのゝにおい
てハ、いかういちゐのなり、ちやうふつかいろいあるへからす、よての
ちのせうもんのために、わよのしやうくたんのことし、
   ふんえい七ねん十月十五日        きんしけ在判
たうのハらの兵衛入道殿            しやうふつ在判
市比野四郎三郎所中