東京大学史料編纂所

54.フォン・ブランデンシュタイン家日本関係史料(古写真)調査

 二〇一四年八月二八日から九月五日にかけて、ドイツ連邦へ出張し、フォン・ブランデンシュタイン家(シュルヒテルン郊外)が所蔵する日本関係史料(古写真)の調査をおこなった。参加者は、保谷徹・谷昭佳・高山さやか・鳥海早喜である。国立歴史民俗博物館のプロジェクトチーム(代表:長崎純心大学宮坂正英教授)との合同調査であり、同チームには本所松井洋子教授が参加している。
 フォン・ブランデンシュタイン家はフォン・シーボルトの娘の嫁ぎ先であり、シーボルト父子に関係する古文書・古写真を所蔵する。今回の調査ではとくに、フォン・シーボルトの家族アルバム写真、幕末期にシーボルトが受理した和文史料(幕府外国奉行からの書簡群など)などを中心に、デジタル撮影による収集をおこなった。撮影データの総数は二五三六カットである。
なお、国立歴史民俗博物館が予定する日独修好一五〇年記念展示のための史料撮影にも協力した(本所は特別協力)。
(保谷 徹・谷 昭佳・高山さやか・鳥海早喜)


『東京大学史料編纂所報』第50号