東京大学史料編纂所

13.横浜市立大学所蔵史料の調査・撮影

二〇一二年一二月二一日、横浜市立大学学術情報センターにおいて同大所
蔵古代・中世関係史料の調査・撮影を実施した。本調査は、一般共同研究「埼
玉県関連中世武蔵武士関係史料の調査・研究」(研究代表 新井浩文・埼玉
県立文書館主任学芸員)によるものである。同研究からは代表新井浩文、所
内研究員井上聡、研究協力者伊藤一美が参加したほか、所より村井祐樹・小
瀬玄士が参加した。調査・撮影対象史料は次のとおりである。
 ①保安元年六月二八日大宰府公験送進状
 ②安保文書 一巻(二一通)
   詳細については福田以久生「横浜市立大学図書館所蔵文書について その二」(『横浜市立大学論叢』二八─一、一九七六)を参照のこと。
 ③天正二年七月二八日武田勝頼判物
 ④一一月二九日武田氏印判状
 ⑤小田切文書 一巻(五通)
  *永禄七年七月二四日蘆名盛氏判物
  *天正一二年八月二日上杉景勝判物
  *天正一三年九月三日上杉景勝判物
  *天正一四年七月一四日上杉景勝判物
  *三月二九日上杉景勝判物
  *卯月五日上杉景勝書状
   なお右の五通は、史料編纂所架蔵謄写本『小田切文書』(二〇七一・二五─四)のうちに採録されている。なお同本は、明治三八年に山形県米沢市の小田切某氏所蔵史料を謄写したものである。
 ⑥承和一五年五月二日紀葛成売券
 ⑦貞応元年四月二九日太政官牒
 ⑧七月一七日北条時政副状
 ⑨吉見文書 一巻(一四通)
   詳細については、福田以久生「横浜市立大学図書館所蔵文書について その三」(『横浜市立大学論叢』三〇─二・三、一九七九)を参照のこと。
 ⑩天正二〇年正月日豊臣秀吉禁制
(新井浩文・伊藤一美・村井祐樹・小瀬玄士・井上 聡)


『東京大学史料編纂所報』第48号