東京大学史料編纂所

6.吉田家文書の調査・撮影

二〇一〇年一〇月二九日・一一月二日の両日、國學院大学図書館(東京都
渋谷区東四─一〇─二八)に出張し、同館所蔵の吉田家文書について、調査
およびデジタルカメラによる撮影をおこなった。参加者は遠藤珠紀・金子
拓・杉山巌・須田牧子・高島晶彦・高橋典幸である。
吉田家文書は、過去本所において採訪され、複製が影写本『吉田文書』三
冊(昭和二五・二六・三〇年作成、架番号三〇七一・六八─九)などとして
架蔵されている。その後國學院大学図書館が昭和三二年以前に原蔵者吉田良
兼氏から購入し、現在に至っている。以下本所架蔵複製本との対応を示した
撮影目録を掲げる。目録は國學院大学図書館作成のものに調査結果をくわえ
て改訂した。冒頭の数字は同館の整理番号。【 】内は収録影写本冊次、本
所架蔵複製本書名・架番号。ないものは複製本未収録。※は整理者注
○文書の部
1 後円融院院宣永徳四年二月二四日【一】
2 後円融院院宣(至徳元年)一〇月一七日【一】
3 後円融院院宣(至徳元年)五月二〇日【一】
4 足利義満寄進状永徳四年二月二四日【一】
5 斯波義将施行状永徳四年二月二五日【一】
6 足利義満御判御教書至徳元年五月一九日【一】
7 足利義満御判御教書至徳元年一〇月二五日【一】
8 室町幕府奉行人奉書文明九年一一月二二日【一】
9 後光厳天皇綸旨(應安四年)二月二二日【一】
10 後奈良天皇綸旨天文二〇年五月二五日【一】
11 後小松天皇宣旨(至徳元年)一〇月二一日【一】
12 後小松天皇宣旨(至徳元年)一〇月二一日【一】
13 後小松天皇宣旨写 (至徳元年)一〇月二一日 【一】
14 後光厳天皇綸旨 應安二年七月一一日 【一】
15 後円融天皇綸旨 (康暦二年)八月一三日 【一】
16 室町幕府奉行人奉書 文明七年八月一四日 【一】
17 斯波義教施行状案 應永一二年一一月一二日 【一】
18 近江守護六角満高遵行状 應永一二年一一月二一日 【一】
19 板倉新左衛門入道打渡状 應永一二年一一月二一日 【一】
20 細川頼元施行状案 明徳三年六月二日 【一】
21 近江守護六角満高遵行状案 明徳三年九月一〇日 【一】
22 某天皇綸旨 九月二五日 【一】
23 足利義満書状写 明徳三年一一月一三日 【一】
24 後土御門天皇綸旨 文明一〇年一〇月六日 【一】
25 吉田兼和書状 三月七日 【一】
26 吉田兼和書状案 (三月七日) 【一】
27 某書状草案 四月一一日 【一】
28 長岡藤孝カ書状写 天正一四年一二月九日 【一】
29 某書状案 永禄一二年二月一二日 【一】
30 片岡晴親書状 霜月十日 【一】
31 某書状草案 (年月日欠) 【一】
32 慶光院周養上人書状案 天正一四年七月六日 【一】
33 万里小路充房書状写 四月一四日 【一】
34 某書状(後欠) (年月日欠) 【一】
35 飯河信堅書状 一二月三日 【一】
36 某書状 永禄一二年四月二六日 【一】
37 某田地売券案 天文二三年一〇月 【一】
38 三淵藤英書状写 五月一〇日 【一】
39 鎮魂祭等費用書付 【一】
40 吉田兼右書状 七月二八日 【一】
41 吉田兼敬修復奥書 貞享三年七月一一日 【一】
42 禁裏小番番文 ※吉田兼見筆カ
43 口宣案写 天正一六年四月一九日 【一】
44 年号覚書
45 神龍院梵舜書状 九月四日
46 陰陽之占文下書
47 豊国社上卿参向之覚(慶長一二年四月八日・同一〇年八月)
48 祈念鎮札書付(※吉田兼見筆カ) 天正一五年八月一一日
49 神道伝授奥書案
50  吉田兼右履歴覚(※吉田兼見筆カ)
51 覚書(※吉田兼見筆カ) 慶長二年
52 片桐且元書状 (慶長九年)閏八月一四日 【一】
53 室町幕府奉行人奉書 永正九年九月一五日 【一】
54 室町幕府奉行人奉書 永正一七年一一月二日 【二】
55 後花園院勅書写 應仁元年九月四日 【二】
56 吉田兼治書状 一〇月三日 【二】
57 吉田境内大塔田名主職補任状 文明一一年一一月一六日 【二】
58 在継書状 文明一一年一一月一六日 【二】
59 施薬院全宗書状 (天正一五年)五月二九日 【二】
60 織田信長禁制 永禄一一年九月 【二】
61 室町幕府奉行人奉書 文亀二年九月八日 【二】
62 室町幕府奉行人奉書 文亀二年九月八日 【二】
63 室町幕府奉行人奉書 享禄三年三月一〇日 【二】
64 室町幕府奉行人奉書 享禄三年三月一〇日 【二】
65 室町幕府奉行人奉書 享禄三年三月一〇日 【二】
66 足利義澄御内書 七月三日 【二】
67 伊勢国太神宮領書上 永正四年正月日 【二】
68 室町幕府奉行人奉書 永正一七年一一月二日 【二】
69 室町幕府奉行人奉書 大永五年五月一五日 【二】
70 室町幕府奉行人奉書 享禄二年一一月三日 【二】
71 室町幕府奉行人奉書 永正二年一二月二九日 【二】
72 藤氏一門申状写 文明八年一一月日 【二】
73 某書状 応永八年五月六日 【二】
74 後堀河天皇綸旨写(※吉田兼見筆) 嘉禄三年一一月二一日 【二】
75 (1)後白河院院宣写 承安五年六月一〇日 【二】
  (2)足利義満御内書写 永和四年四月一五日 【二】
  (3)足利義満伝奏奉書写カ (永和四年カ)五月六日 【二】
 ※(1)〜(3)は一紙にあり。(3)は裏。吉田兼見筆カ。
76 薬師寺国長書状案 七月一一日 【二】
77 吉田社雑掌言上状 文明七年一〇月日 【二】
78 室町幕府奉行人奉書 天文二年一二月三〇日 【二】
79 室町幕府奉行人奉書 天文二年一二月三〇日 【二】
80 室町幕府奉行人奉書 天文二年一二月三〇日 【二】
81 室町幕府奉行人奉書 永正一七年一一月二日 【二】
82 吉田社雑掌言上状写 文明一一年二月日 【二】
83 室町幕府奉行人奉書 大永五年八月三日 【二】
84 後円融天皇綸旨写(※吉田兼見筆) 永和元年六月一六日 【二】
85 室町幕府奉行人奉書写 永正二年一二月二九日 【二】
86 松田頼藤意見状 大永四年一〇月六日 【二】
87 大館常興書状 (大永五年カ)七月八日 【二】
88 室町幕府奉行人奉書 永正三年五月一六日 【二】
89 室町幕府奉行人奉書 天文三年一一月一九日 【二】
90 光厳院院宣写 康永元年八月三〇日 【二】
91 室町幕府奉行人奉書 享禄二年一一月三日 【二】
92 室町幕府奉行人奉書 天文元年一〇月二四日 【二】
93 足利義尚袖判丹波石田庄代官職補任状 文明一六年一〇月一九日 【三】
94 室町幕府奉行人奉書 天文五年一二月二九日 【三】
95 室町幕府奉行人奉書 天文五年一二月二九日 【三】
96 室町幕府奉行人奉書 天文五年一二月二九日 【三】
97 室町幕府奉行人奉書 永禄二年一一月三日 【三】
98 後奈良天皇綸旨写(※吉田兼見筆カ) 天文二年一二月三〇日 【三】
99 豊臣秀吉朱印状 五月一八日 【三】
100 豊臣秀吉朱印状 五月二九日 【三】
101 豊臣秀吉朱印状 七月晦日 【三】
102 豊臣秀吉朱印状 天正一七年一二月一〇日 【三】
103 豊臣秀吉朱印状 天正一九年九月一三日 【三】
104 徳川家康判物 一〇月四日 【三】
105 徳川家康禁制 慶長五年九月二一日 【三】
106 本多正純書状 一〇月四日【三】
107 青山宗勝書状 天正一四年七月一八日 【三】
108 伊勢貞宗書状写(※吉田兼致筆) 五月一六日 【三】
109 室町幕府奉行人奉書案 永正八年八月一三日 【三】
110 一色晴家書状 六月一六日 【三】
111 片岡晴親書状 霜月二日 【三】
112 後土御門天皇綸旨案 文明一六年一一月二三日 【三】
113 薬師寺国長書状案 七月一一日 【三】
114 南豊軒周清書状 二月朔日 【三】
115 足利義満御判御教書写 応永元年一二月二五日 【三】
116 室町幕府奉行人奉書 永正二年八月一六日 【三】
117 御記録目録(明暦〜明治)明治三二年七月作成・明治三三年一〇月改
○記録の部
118 明翰抄
119 日記(舜旧記 ※梵舜自筆) 【謄写本『舜旧記』二〇七三─一九一】
120 文禄五年日記(舜旧記写本)
121 諸奉行、奉行次第 【影写本『室町幕府諸奉行次第』三〇四三─一七】
122 諸国守護人事 【影写本『建武以来追加』三〇五六─二九】
123 足利義詮判物以下雑掌記(原本無題)【謄写本『吉田文書』二〇七一・六八─二】
124 豊国大明神社領之帳写(慶長六年七月二五日)
125 豊国大明神舞楽人御支配帳写(慶長六年一〇月二七日)【影写本『豊国大明神舞楽人御支配帳』三〇八六─六】
126 天正五年・八年下向記 【影写本『兼見卿記別記』三〇七三─九一】
127 東照大権現御法度等之帳 【三】
研究の主旨をご理解いただき、所蔵史料調査・撮影の許可を与えられ、
種々便宜をお図りいただいた國學院大学図書館・同館長千々和到氏、同事務
課課長古山悟由氏に厚く謝意を表する。
(遠藤珠紀・金子 拓・須田牧子・高島晶彦・高橋典幸)


『東京大学史料編纂所報』第46号