二〇〇四年一〇月二五日から二八日、及び二〇〇五年一月二六日から二八日の二回に亘り、大日本古記録『後深心院関白記』編纂のため陽明文庫所蔵の同記原本を調査し、原稿の校正を行なった。また一月には挿入図版の撮影を併せて実施した。調査書目ならびに架番号は以下の通りである。
○後深心院関白記　暦記貞治五年春　　　第六函二〇号
○後深心院関白記　暦記貞治六年春夏　　第六函二一号
○後深心院関白記　暦記貞治六年秋冬　　第六函二二号
○後深心院関白記　暦記応安元年春夏　　第六函二三号
○後深心院関白記　暦記応安元年秋冬　　第六函二四号
○後深心院関白記　暦記応安二年春夏　　第六函二五号
○後深心院関白記　暦記応安二年秋冬　　第六函二六号
○旧例部類記　　　具注暦断簡　　　　　二二〇－四三
○三藐院殿御鈔出　具注暦断簡　　　　　近九六－七
○沢庵百首　　　　具注暦断簡　　　　　無番号
○古今聴観　　　　具注暦断簡　　　　　第八函六〇号
○抜粹少々　　　　具注暦断簡　　　　　二二一－四一
○信尋公記抄録　　具注暦断簡　　　　　第八函九号
○尚嗣公記　　　　具注暦断簡　　　　　第八函三五号

（本郷恵子・尾上陽介・井上聡）