東京大学史料編纂所

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柳川古文書館収蔵大友文書・立花文書の調査

 二〇〇一年一一一月一一日より一四日までの四日間、福岡県柳川市柳川古文書館に出張し、同館収蔵大友文書・立花文書を調査した。両文書(福岡県地方史研究連絡協議会『昭和六一・六二年度古文書調査報告書 大友二豊花文書』参照)は、これまでに本所出張によりマイクロ写真撮影がほとんど終了しているが(本所架蔵写真帳六一七一.九二 九六、同六一七一.九二.三三)、今回は、任意の原本についての観察(紙質・墨色・封式等)を主目的とし、原本観察結果を既撮影マイクロ写真コピー上にメモするとともに、高精細デジタルカメラを用いて、必要と思われる史料の撮影をおこなった。とくに立花文書は、製巻や裏打ちのないうぶなものが多く、作成された時の状態に近いものの観察が可能であった。

  (久留島典子・佐藤孝之・小宮木代良・鴨川達夫・山口和夫・井上 聡)


『東京大学史料編纂所報』第37号p.76