東京大学史料編纂所

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摺物史料調査

1 大阪市立中央図書館
 一九九七年一二月二四日から二六日にかけ、大阪市立中央図書館が所蔵している『浪花みやげ』二九冊を調査した。本史料は幕末期、さまざまな時期に一枚摺りで出された諸番附を番附集として、大阪において始めて冊子体で出されたものであり、その後の番附集の出発点となったものである。しかし、同一表題のもとに数多く出版されたため、一冊ごとの内容確定と刊行年の確定ないし推定をおこなわなければ、編年目録化が不可能なため、出張して検討することとしたものである。調査の結果所期の目的を達し、時間のゆとりをつくって関西大学図書館および大阪市立大学図書館所蔵の同一表題の番附集も調査することが出来た。
2 京都大学附属図書館谷村文庫
 右に記した『浪花みやげ』は谷村文庫にも所蔵されているので、九八年三月一六日、同館に赴き、所蔵されている五冊の内容と刊行年を確定することが出来た。
                                 (宮地正人)


『東京大学史料編纂所報』第33号p.103