東京大学史料編纂所

HOME > 編纂・研究・公開 > 所報 > 『東京大学史料編纂所報』第32号(1997年)

所報―刊行物紹介

大日本史料 第一編補遺(別冊二)


 大日本史料第一編は、宇多天皇仁和三年(八八五)八月より花山天皇寛和二年(九八六)六月までを二四冊に収載する(二十四は一九八八年三月刊行)。第一冊の刊行後、史料の脱漏、係年の誤り、綱文の誤りに気付いたところがあった。またその後、新発見史料、新蒐集史料から、既刊分に補うべき史料が多数見つかった。そこで、誤植等の軽微な誤りは正誤表で訂正し(一〜九冊)、あるいは製作中に気付いた補充史料を巻末に「補遺」として収載することにした(二・三・六冊)。一方、補遺用編年カードや補遺用切貼原稿も蓄積され、それらは数冊分に達した。そこで、第二十四で本編が終了した後も、大日本史料体例に基づき別冊の補遺を編纂することにした。その第一冊目が、一九九二年三月刊行の補遺(別冊一)である。別冊補遺の編纂の方針は、『東京大学史料編纂所報』二七号(一九九三年三月)に示した如く、史料を、儀式書・文書・記録・叙位除目史料・聖教・文学等の史料分野毎に、一〜二十四を通じて採録するものである。