東京大学史料編纂所

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所報―刊行物紹介

花押かがみ 二 鎌倉時代一

 本冊には、死歿年月日順に文治元年より宝治二年までの人物の花押を収めた。
 編纂の体例は既刊第一冊と同様であるが、収載にあたっては、その人物の花押を代表する形のものを選び、花押の形に変化のある場合や、互に参照して運筆の順をうかがうことのできる場合は、必要に応じていくつかの花押を掲げた。花押の図版は原寸大とし、依拠する文書・典籍等の名を掲げ、各人の略伝も付記した。
 花押の配列を年代順としたのは、年代の判明する花押については、その付近の年代の花押を検索すればよいという利点を考えてのことである。特定の人物の花押を調べるためには索引にたよるのが便利であるが、鎌倉時代は全三冊を予定し、その最後に索引を付する計画である。
 本冊に花押が収載された著名人物を列挙すると、
 天皇・皇族

  後鳥羽天皇 守覚法親王 道法法親王 尊性法親王

 公家

  平頼盛 平信範 藤原成範 藤原家通 九条良通 源資賢 源定房 平時忠 藤原経宗 藤原宗家 源雅頼 徳大寺実定 藤原師長 藤原実家 花山院忠雅 中山忠親 日野資長 日野兼光 藤原親信 藤原能保 小槻隆職 平親宗 藤原経房 藤原光雅 花山院兼雅 藤原朝方 藤原光隆 高階泰経 小槻広房 源通親 藤原成頼 藤原宗頼 藤原俊成 藤原隆信 藤原宗隆 藤原範季 源通資 九条良経 九条兼実 源兼忠 藤原定能 藤原隆房 藤原泰通 藤原親経 藤原実宗 藤原範光 藤原長兼 藤原信清 平親範 藤原公定 藤原光親 藤原宗行 藤原忠信 目野資実 小槻国宗 藤原頼実 三条実房 藤原家行 徳大寺公継 藤原定輔 堀川通具 藤原実宣 藤原顕俊 花山院忠経 藤原基房 九条教実 平範輔 広橋頼資 日野家光 藤原仲経 藤原家隆 藤原範明 藤原定高 源通方 藤原教成 九条良平 藤原定家 中山兼宗 近衛家実 西園寺公経 小槻季継 藤原隆忠 土御門定通 久我通光

 武家

  土肥実平 宇佐公通 源義経 藤井俊長 中原光家 清原実成 源範頼 平盛時 武藤頼平 源頼朝 梶原景時 源頼家 熊谷直実 藤原親能 二階堂行政 中原仲業 北条時政 宇佐公房 惟宗孝実 中原師俊 源実朝 大江親広 二階堂行光 三善康信 河野通信 清原清定 大友能直 北条義時 大江広元 島津忠久 武藤資頼 北条時氏 大内惟信 宇佐公仲 二階堂行村 小山朝政 天野政景 三浦義村 北条時房 長沼宗政 菅野景盛 二階堂基行 佐々木信綱 北条泰時 藤原親実 北条朝時 北条経時 藤原定員

 釈家

  雅宝 恵範 観性 覚成 成清 弁暁 道清 延杲 重源 顕昭 阿観 源空 覚憲 貞慶 尊玄 定暁 祐清 雅縁 運慶 長海 信円 定範 慈円 覚寛 範信 成宝 長厳 道尊 成賢 範円 高弁 光恵 良遍 幸清 道禅 実尊 道教 親厳 宗清 弁長 定豪 真恵 退耕行勇 覚教 宝清 公性 頼円 定玄 仁恵 栄朝

(例言二頁、目次二頁、本文二八九頁)
担当者 皆川完一・吉田早苗


『東京大学史料編纂所報』第16号p.24