東京大学史料編纂所

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東大寺図書館所蔵聖教并紙背文書調査

 鎌倉期の東大寺教学を担った尊玄・宗性・凝然等学僧の手になる聖教類よりの鎌倉期新史料の発掘を目的として、昨年度末(昭和五十三年三月二十二日より二十九日迄八日間)第一次の調査を実施した。今回は五月十日より十九日迄十日間、前回調査の継続として、宗性上人筆聖教并抄録本及び紙背文書の調査を行った。二度わたる採訪により、宗性上人筆史料の調査・撮影は概ね終了した。宗性筆聖教三百五十五点、宗顕筆聖教二点計三百五十七点(マイクロ・フィルム十五函)。
 尚実弘・聖守・宗顕筆聖教の調査を継続して行う予定であり、詳細は併せて報告する。
  (菊地勇次郎・皆川完一・黒川高明・田中博美・後藤紀彦・柿沼徹・針生邦男・中藤靖之・永村 真)


『東京大学史料編纂所報』第14号p.103