東京大学史料編纂所

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細川家史料調査

A 昭和五十二年五月九日より十三日までの五日間、熊本大学附属図書館に寄託されている財団法人永青文庫所蔵の細川家史料を調査し、『大日本近世史料 細川家史料六』の編纂過程で生じた問題部分の確認調査を行ない、併せて関係史料の調査撮影、新たに借用する史料の撰択を行なった。撮影史料及び借用史料は次の通りである。

撮影史料
 日帳 寛永十五年正・二月                    一冊
 日帳 寛永十五年正・五・六・十一・十二月            一冊
 宇土系譜                            一冊
 細川与一郎忠隆略譜                       一冊
 熊本城普請関係文書                      十六通
借用史料
 諸御奉行附并御番衆之帳 寛永十六年               一冊
 奉書之写 寛永十・十一年                    一冊
 奉書 寛永十五年                        一冊
 奉書 寛永十五・十六年                     一冊
 奉書 寛永十五・十六年                     一冊
 江戸〓之状之控 寛永十四年                   一冊
 京都〓之状之控 寛永十四年                   一冊
 公儀御書案文 �永十二年                    一冊
 公儀御書案文 寛永十三年                    一冊
 公儀御書案文 寛永十四年                    二冊
 公儀御書案文 寛永十五年                    四冊
 日帳 寛永十四年                        一冊
 覚帳 �永十三年                        一冊
                  (村井益男・加藤秀幸・橋本政宣)
                  

B 昭和五十二年十二月五日より七日までの三日間、熊本大学附属図書館に出張し、財団法人永青文庫所蔵の細川家史料、とくに「先祖附」の調査と撮影を行なった。
 細川家家臣の由緒書上を編纂した「先祖附」には、二十六冊本と五四冊本があり、前者は元禄頃に書き上げ、以後正徳頃まで追加記載のあるもの、後者は宝暦頃の書上本に数度にわたって加筆し、明治三年に至るものである。これまで、『大日本近世史料 細川家史料』の編纂には主として前者を利用してきたのであるが、若干欠本があるので、それを補うため、後者の撮影も行なうこととなり、今回は二十二冊分を撮影した。                                (橋本政宣・高沢実)


『東京大学史料編纂所報』第13号p.124