醍醐寺文書のページ

『醍醐寺(だいごじ)文書』は、京都市伏見区の真言宗醍醐派総本山醍醐寺に残る史料群の総称です。三宝院をはじめとする醍醐寺内諸院の文書を集積したもので、現在史料群は木製の函に収納されていますが、その総数は800函を超え、現在も醍醐寺文化財研究所による整理作業が進行中です。史料集等でしばしば見かける『三宝院文書』とは、明治・大正期に東京大学史料編纂所がこの史料群の中から抜粋して作成した模写本(影写本)のタイトルで、原本は『醍醐寺文書』に含まれています。

 東京大学史料編纂所編『大日本古文書 家わけ第十九 醍醐寺文書』は、醍醐寺文書を第1函から順次、活字に直して注を付け、出版しています。東京大学出版会を発売元として、一般にも販売しております。

最新刊 醍醐寺文書之十七(20216月刊)は、25函1号から25函198号までを収録。主な内容は、高野山金剛峰寺検校職補任関係史料、等持寺武家八講の記録類、そのほか義演の筆による史料のの写しや覚書、などです。本体価格9500円。

醍醐寺文書の番号と目録 ここでは、醍醐寺文書の分類番号の原則と、それを調べるための目録について紹介します。

醍醐寺文書は呼んでいる!! このコーナーでは、醍醐寺文書を活用した研究を(少しだけ)紹介しています。

  醍醐寺について知りたい方は→醍醐寺のホームページ(Copyright醍醐寺)

 

『醍醐寺文書』写真帳

史料編纂所図書室には、醍醐寺の許可を得て本所が撮影した『醍醐寺文書』の写真が架蔵され、所定の手続きによって閲覧することができます。

現在、第1函〜第275函までが架蔵されています。

 

『大日本古文書 醍醐寺文書』既刊分のご案内

大日本古文書では、翻刻順に、冊を越えて文書の通し番号を付しています。書名の次に記す番号が、その冊に収録される文書の番号です。( )内は、その冊で翻刻した文書が、醍醐寺文書の原本の、どの函に相当しているかを示しています。

醍醐寺文書之一   1〜283号 (第1函〜第2函)

醍醐寺文書之二   284〜476号 (第3函〜第4函)

醍醐寺文書之三   477〜639号 (第4函〜第5函)

醍醐寺文書之四   640〜924号 (第6函〜第7函)

醍醐寺文書之五   925〜1034号(第7函〜第8函)

醍醐寺文書之六   1035〜1300号(第8函〜第10函)

醍醐寺文書之七   1301〜1696号(第10函〜第11函)

醍醐寺文書之八   1697〜1969号(第11函〜第13函)

醍醐寺文書之九   1970〜2166号(第13函〜第14函)

醍醐寺文書之十   2167〜2369号(第14函〜第15函)

醍醐寺文書之十一  2370〜2549号(第15函〜第16函)

醍醐寺文書之十二  2550〜2837号(第16函〜第18函)

醍醐寺文書之十三  2838〜3120号(第18函91号〜第19函69号)

醍醐寺文書之十四  3121〜3331号(第19函70号〜第21函60号)

醍醐寺文書之十五  3332〜3607号(第21函61号〜第23函63号)

醍醐寺文書之十六  3608〜3847号(第23函64号〜第24函169号)

醍醐寺文書之十七  3848〜4090号(第25函1号〜第25函198号)