国立文書館 Archives Nationales 〕

 貴族の旧館がならぶマレ地区の一角にあり、
後期ルイ十四世様式といわれるスービーズ宮がかつては閲覧室として用いられていました。
現在ここは歴史博物館となり、隣接する近代的なCARANの建物が研究者を受け入れています。

【スービーズ宮】

【書庫の巨大な壁】

【CARAN】

国立文書館受入れ研究センターCARAN; Centre d’Accueil et de Recherche des Archives Nationalesには三六〇席の閲覧室、さらに参考室やマイクロフィルム閲覧室があり、文書は基本的に予約制で、前日四時までにコンピュータ端末で予約すれば、翌朝から一〇日間確保できます。四時以降であると、午後からの閲覧です。予約は、文書なら同時に五冊まで、マイクロは八本、地図類は八点までという規則でした。この予約操作はミニテルと呼ばれる普及型のキャプション・システムで自宅から可能であり、CARAN各室の出入りも磁気式の閲覧証カードで行うなど、工夫されています。

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