前近代日本の史料遺産プロジェクト Japan Memory Project
第5回公開研究集会「前近代日本の史料遺産プロジェクト 成果と課題」
開催案内
2005年1月4日
東京大学 史料編纂所 教授 石上 英一
(前近代日本の史料遺産プロジェクト 研究リーダー)
文部科学省の中核的研究拠点形成プログラム(特別推進研究(COE))による「前近代日本の史料遺産プロジェクト」(Japan Memory Project: JMP)は、2000年度から2004年度まで、東京大学史料編纂所に研究拠点をおいて、日本前近代史料に関する歴史情報研究を推進してきました。
「前近代日本の史料遺産プロジェクト」では、史料編纂所が100年以上の活動で蓄積してきた日本前近代史(古代〜明治維新)に関する膨大な史料と史料集、そして史料研究・編纂の経験を、事件史・個人史・史料体史を基軸とした歴史情報データベースに変換し、インターネットより発信する「日本前近代の史料遺産データベース」(JMPDB)を構築・公開するための方法を研究してきました。
また、JMPでは、同時に、国際的に利用可能で有用な歴史情報をどのように発信するのかという課題についての双方向的な国際的共同研究の場(情報と研究者のネットワーク)の形成を推進してきました。
この度、その最終年度にあたり、研究の成果を報告し、学界の皆様のご意見をうかがい、日本前近代歴史情報の研究拠点形成についての今後の課題を明らかにするために、研究集会を開催致します。
日時 2005年2月4日(金) 13時〜17時30分
会場 東京大学史料編纂所 大会議室
年度末、ご多用の折とは存じますが、ご参会いただければ幸いです。
石上英一(ISHIGAMI,Eiichi)
東京大学史料編纂所 113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
Historiographical Institute, The University of Tokyo
7-3-1Hongo Bunkyo-ku Tokyo, 113-0033 Japan
Tel:03-3-5841-5940/8720(JMP)/5943(事務室) Fax.:03-3-5841-5956 Email:director@hi.u-tokyo.ac.jp
前近代日本の史料遺産プロジェクト
第5回公開研究集会「前近代日本の史料遺産プロジェクト 成果と課題」開催要領
日時:2005年2月4日(金) 13時〜17時30分
会場:東京大学 史料編纂所 大会議室
12:30 開場、受付
13:00 開会
(題名・報告者は1月4日版です)
1 前近代日本の史料遺産プロジェクト 石上 英一
2 統合データベース開発活動の概要 石上 英一
3 グロッサリーデータベースの構築 榊原 小葉子
4 大日本史料統合データベースの到達点と課題 近藤 成一
5 近世編年データベースの将来像 山本 博文
6 人物情報研究の成果 林 譲
7 史料情報研究の成果 久留島 典子
8 外国所在日本関係史料調査の成果 保谷 徹
18:00 交流会 史料編纂所 大会議室