国際研究集会のご案内
東京大学史料編纂所は、ロシアを含む東アジア所在日本関係史料の系統的な調査研究に従事してきました。このほど中国第一歴史档案館の協力を得て、同館が所蔵する清代档案1000万件のうちから日本関係档案のデジタル画像による収集と研究に取り組む事になりました。
同館が所蔵する清代档案には、18世紀の日本人漂流民にかかわるものから、日本の幕末・明治期にあたる時代のものまで、多くの貴重な史料が含まれています。今回、12,000件といわれる日本関係档案の調査研究を開始するにあたり、中国第一歴史档案館邢永福館長ら同館の研究者をお招きして、下記の日程で国際研究集会を開催いたします。
ご興味をお持ちの方は是非ご参加ください。
日本関係清代档案をめぐる国際研究集会
日時:7月25日(火) 14:30~16:30
場所:史料編纂所大会議室(2F)
報告:
王 道瑞氏(中国第一歴史档案館、「歴史档案」副編集長)
「中国第一歴史档案館所蔵档案について」
あわせて、プロジェクト代表者保谷 徹(史料編纂所教授)より、
史料編纂所における清代档案プロジェクトについて、
この間の研究経過と今後の研究計画を報告いたします。
主催 東京大学史料編纂所
(連絡先:5841-8411、犬飼まで)
東アジアWG・前近代東アジアにおける日本関係史料の研究
画像史料解析センター「档案画像」プロジェクト
日本前近代史料の国際的利用環境構築の研究