東京大学史料編纂所

研究種目名 若手研究(B)
研究課題名 一九世紀前期水野忠成政権における江戸幕府政治権力構造(15K16820)
研究期間 2015年度 ~ 2017年度
研究代表者 荒木 裕行
研究目的 本研究は、水野忠成が老中として江戸幕府の政治を主導していた一八一七年から一八三四年の期間を対象に、幕府の政治権力構造を分析することを目的とする。この時期は西欧勢力の東アジアへの進出の本格化や国内の著しい経済成長など、近世日本にとって重要な時代であった。
研究実績の概要
  • 2015年度
【2015年度】
今年度は基礎的な史料収集とその分析を進めた。収集した史料は首都大学東京付属図書館所蔵水野家文書に含まれる老中日記である。具体的には松平輝延・酒井忠進・青山忠裕・牧野忠精・土井利厚・大久保忠真の日記を収集した。老中日記には具体的な政治過程が記されていることが少ないため、これまであまり利用されてこなかった。現段階ではまだ確実な成果は得られていないが、老中日記の分析で水野忠成政権の権力構造を解明できると考えている。
備考